サーチャー纏め
■サーチャーの目的

 敵戦力やその動向、戦場に起こった異変などの情報を得て、
 コマンダーを初めとする他ポジションへ情報を伝達する

■ポジション効果
 イニシアチブを80増加します。また、運次第で同じ戦場にいる誰かと、感情活性の必要なくコンビネーションが発動します。


■共通


 ▼情報の更新
  ・非常事態に繋がりそうなもの以外はターン単位以上の時間でしか
   変わらないものを主に更新する。

 ▼あると役に立ちそうな道具
  ・照明…夜間、及び合図の方法の一つとして
  ・塗料…見えない壁の目印に。天然素材を使用した環境対応のものがあるのでそれを使用。
  ・双眼鏡、望遠鏡…偵察と合図の確認に
  ・手鏡…【13】聖杯の塔の内部における、曲がり角での不意打ち対策として曲がり角の先を覗き見るのに使用。
  ・救命胴衣、ライフジャケット、ウエットスーツ…戦争終了後、湖面が通常に戻ったときの対策
  ・ボディボードやサーフボード、浮き輪のアクセサリー…同上
  ・アナログ時計、方位磁針、筆記用具、定規、地図…簡易測量法で現在地を特定するために必要

 ▼移動関係
  ・概要より。「長城・万里(ながしろ・まり)の「透明城壁」によって作り出された、「静止した琵琶湖」への侵攻を開始します。
   湖面も完全に静止しており、その上を歩いて進軍することになります。」とのこと。
  ・進軍ルートに沿って見えない壁が囲んでいると思われる。

 ▼有効と思われる一般技能
 (技能に頼るのではなく、無いよりまし程度に考えること。)
  ・鋭敏感覚(偵察時や味方の合図の視認の為)
  ・探し物(偵察や罠の発見の時に)
  ・お願い(支援の要請の時に)
  ・フォロー体質(支援が必要な場所や役割を把握の際に)
  ・瞬間記憶(敵の配置と数の記憶の際に。メモとの併用で更に効果が期待)
  ・文学の才能(敵が残した資料の内容把握に)
  ・サバイバル(サーチャーに必要なアウトドア活動の知識が期待できる)

 ▼有効と思われる本業能力
  ・闇纏い(魔剣士)旅人の外套(シルフィード)
   能力者、ゴーストからは見えることを逆に利用して一般人の判別に使用
  ・王者の風(青龍拳士、白虎拳士)、ブロッケンの魔物(ブロッケン)除霊建築学(除霊建築士)
   生存者がいた場合、安全に避難させやすい
  ・白燐光(白燐蟲使い)光明呪言(呪言士)
   夜間照明の代用ができる
  ・コトダマヴォイス(フリッカースペード)
   伝令の補助として有効
  • ヘリオンサイン(ヘリオン)
   伝令の補助として。戦闘の余波、距離制限に留意
  ・エアライド(月のエアライダー)
   高所で索敵をする際の非常用脱出手段として、飛び降りても平気になる
  ・死人嗅ぎ(ゾンビハンター)ゴーストチェイス(ゴーストチェイサー)
   共に索敵に有効
  ・スーパーGPS
   現在地の確認手段が大きく簡略化できる

 ▼使用を推奨できない本業能力
  ・猫変身(魔弾術士)狼変身(クルースニク)狐変身(妖狐)
   狭いところの探索には向くので、偵察に有効かと思われたが、
   検討の結果、視覚・聴覚・嗅覚は人間の時と同じ=本物より劣り、
   移動能力がイグニッション時の方が高いと判断された。
  ・偽身符(符術士)
   囮として先行させるのに有効かと思われたが、
   検討の結果、戦争中は非日常の中にあるので、
   使用しても直立しているだけだろうと判断された。

 ▼コマンダー推奨ルート
  ◆その1:【2】【10】の敵戦力が毎ターンの終わりに全快する時のルートです。

  1T【1・3】逆侵攻阻止(5)
  2T【5・7】逆侵攻阻止(2) 逆侵攻誘導(4)
  3T【6・8】逆侵攻阻止(2) 逆侵攻誘導(4)
  4T【4・12】逆侵攻阻止(2) 進軍しない(11)
  5T【2・10】逆侵攻阻止(13) 進軍しない(11)
  6T【9・13】進軍しない(11)
  7T【11・13】
  8T【13】


  敵戦力が傭兵で増強されてる上に、【2】【10】は無限に逆侵攻戦力を生み出します。
  この状態で【8】の「重傷率3倍」を受けると被害が大きく、【9】で復活すると重傷者が倍に。
  それを防ぐ為、巡礼士救出を最短で行いつつ、敵戦力を削ぐルート設計になっています。


  ◆その2:【2】【10】の敵戦力が毎ターンの終わりに全快しない時のルートです。

  1T【1・3】逆侵攻阻止(5)
  2T【5・7】逆侵攻阻止(2)(4)
  3T【4・8】逆侵攻阻止(2)(6)
  4T【12】 逆侵攻阻止(2)(6)(10)
  5T【2・10】逆侵攻阻止(6)(13)
  6T【6・9】逆侵攻阻止(13)
  7【11・13】
  8T【13】


  【2】【10】は無限の逆侵攻戦力ではないので、個々の戦場でしっかり阻止を行い
  攻める戦場を確実に攻略するルートです。



■偵察

 ▼基本事項
  ・基本は目視、双眼鏡、望遠鏡
  ・生命賛歌前の敵陣偵察などの活動は危険を伴うため好ましくない。

 ▼戦闘中の情報収集
  ・敵戦力の詳細(種類と割合・戦力数など)

 ▼透明城壁 
  ・視界は良くても、どこで壁にぶつかるかがわからず、移動や戦闘がやりづらくなるかもしれないので、目印をつける。
   ├戦闘後(長城・万里を倒したあと)は水に戻るので、環境に配慮したものを使用。
   └一定の間隔で目印をつけていく。
    ├時間が無ければ移動可能範囲の両端や安全なエリアだけでも明示できれば良い。
    └可能であれば矢印で撤退方向を明示する。
  ・「見えない壁」は光に影響を及ぼすのか現地で確認。屈折、反射等がある場合は壁の確認に利用。
  ・敵の退路の把握:有力敵を撃破出来ずに制圧した場合や、揺籠の君が復活後に撤退する懸念あり。

 ▼敵戦力の偵察
  ・視界は通るので、敵の発見は容易だが相手からも見つかりやすい。
敵には能力者を感知できるリリスが多くいると予測される上に聖杯の塔という高所を得ているので、索敵では敵のほうが有利。
└何かしらの方法で高台を確保できないか。
   ├琵琶湖周辺の樹木を利用して沿岸部からの偵察。
   ├琵琶湖に点在する島が透明城塞内にある場合は水面よりは高い位置から偵察可能。
   ├脚立、一部使役ゴーストの上に乗って代用。
   └見えない壁をよじ上れる場合は利用する(エアライダーのみ推奨)
  ・透明な壁を通して未接敵の敵の陣計などを双眼鏡などで確認。

 ▼敵関連
  ・敵全体の動向や有力敵の所在を観察
   ├揺篭の君撤退の進路、タイミングを調査
   ├傭兵ナイトメアビースト等の浮動戦力の動きを観察
   ├敵戦力の詳細を把握
   └バビロンの獣、幹部やボスクラスのリリス等の早期発見で撃破に貢献
    └百目鬼・戦闘力とジャック・マキシマムは著名人なので、事前に顔写真当を入手できれば偵察の参考になる。ただし変身で容貌が変わっている可能性もあり。
  ・第三戦力の介入を早期に発見
   └戦場外からの介入が可能性が高いため、外輪部を警戒

 ▼その他、不確定の要素
  ・世界結界崩壊は吸血鬼にも利点があるので介入の可能性あり。
   └第三勢力として吸血鬼を勘案しておく。
    └発見した場合はサーチャー単独での戦闘はさけ、各部隊に速やかに伝令する。

  ・戦場【7】リアルヴィーナス地区にいる謎の豚が能力によって変化させられた能力者や一般人である可能性がある。
   ├一般人だった場合は保護し、メディックへと護送。
   └能力者だった場合は
    ├友好的な相手は「安全のために拘束」して保護する。
    └敵対行動をとる相手は拘束して捕虜として扱う。
   いずれにせよ何らかの情報を持っている可能性があるので、簡単な聴取を行う。


■伝令

 ▼基本事項
  ・見通しは良いので、光や煙による連絡手段を採用する。
  ・伝令に走る者は、一目でそうと分かるよう、ゼッケンを付ける。
   伝令内容によってゼッケンやタスキの色分け。
   必要に応じて、腕章(色付きの布)、鉢巻、帽子なども併用。
  ・非常時の連絡方法:笛を利用(花火は詠唱銃等の発砲音に紛れやすい為、避ける)
  ・情報集積点:可能ならば各戦場で情報集積点を決めておく。
  ・伝達経路:サーチャーの情報集積点⇒本拠地【D】⇒他ポジション
  ・コマンダーからの伝達を他ポジションへ伝達

 ▼現在位置の把握
  ・マップ制作に琵琶湖上空写真に碁盤目を載せたものを利用。
  ・簡易的な三角測量により、現在位置を把握。必要品は防水パックに一括して収納。
   └必要品:方位磁針(or 時計)、周辺地図、定規、筆記具(鉛筆と消しゴムを推奨)
  ・可能であればスーパーGPSを使用

 ▼制圧連絡
  ・制圧直後はヘリオンサイン、音のみの打ち上げ花火、狼煙、あれば空砲で合図。
  ・近距離なら、フリッカースペードの歌、ファンガス共生者のヒーリングファンガス
   (マインドトーク)を使用。
  ・点けたまま通路の隅に放置できる回転灯も併用。

 ▼照明弾等
  ・ヘリオンサインをうまく使えば、距離のある後方での伝令には使える。
   戦闘が起きると消えてしまうけれど、制圧後なら使える。
  ・各戦場に必ずヘリオンを配置しておく必要がある。
  ・戦場の距離がある場合、ヘリオンサインよりも視認距離が広い狼煙を優先。
  ・本来は陸上での使用が法で禁じられている。なるべく法令遵守。

 ▼特殊な情報の伝達
  ・敵援軍、巡礼士援軍、その他第三勢力が出現した場合、専用の照明弾で伝達する。
   (高価でも遠距離からの視認性がよいものを、各方面に一本ずつ)


■地域別情報
 簡易マップ
  【A】→【1】→【2】→【9】 →☆→【13】
  【B】→【3】→【4】→【10】→☆→【13】
  【C】→【5】→【6】→【11】→☆→【13】
  【D】→【7】→【8】→【12】→☆→【13】

  【A】~【D】銀誓館学園の侵攻開始ポイントです(制圧済)。
 ▼地形
  【1~11】琵琶湖の上、透明城壁に囲まれている
  【12】巡礼士たちの拠点、現在包囲攻撃に晒されている
  【13】聖杯の塔、詳細不明、要内部探索

 ▼【A】 →【1】→【2】→【9】→【13】
  ・【1】「ワンチャンス」
   特殊偵察事項:バビロンの獣の発見
   敵:「百目鬼・戦闘力」、ナイトメアビースト達とゴースト軍団(増援の傭兵ナイトメアビースト達は、ここに近づきません)

  ・【2】「ふたりでひとりA」
   特殊偵察事項:バビロンの獣の発見、回復する戦場なので他の戦場以上に詳細な戦力の確認
   敵:「雪降・ここあ」、ナイトメアビースト達とゴースト軍団

  ・【9】「クラヴィアス大聖者」
   特殊偵察事項:バビロンの獣の発見、非実在の扉による封鎖時点の確認
   敵:「華鵬院・朱雀」、ナイトメアビースト達とゴースト軍団


 ▼【B】→【3】→【4】→【10】→【13】
  ・【3】「クラスタライザー」
   特殊偵察事項:バビロンの獣の発見、ここにだけ登場するディスティニーサーガのモンスター達の強さ
   敵:「ハリー・ターレット」、ナイトメアビースト達とディスティニーサーガのモンスター達(主にジェリー)
   注意点:使役ケルベロス使いは敵のケルベロスと混同しないように注意した行動が必要

  ・【4】「錠前屋」
   特殊偵察事項:バビロンの獣の発見
   敵:「高倉・飛男」、ナイトメアビースト達とゴースト軍団

  ・【10】「ふたりでひとりB」
   特殊偵察事項:バビロンの獣の発見、回復する戦場なので他の戦場以上に詳細な戦力の確認、非実在の扉による封鎖時点の確認
   敵:「魔槌・しなもん」、ナイトメアビースト達とゴースト軍団


 ▼【C】→【5】→【6】→【11】→【13】
  ・【5】「ハレムキング」
   特殊偵察事項:バビロンの獣の発見
   敵:「黒沙樹・神雄」、ナイトメアビースト達(女性)とゴースト軍団(女性型)

  ・【6】「魔法のボストンバッグ」
   特殊偵察事項:バビロンの獣の発見、攻略成功時に撤退する傭兵の移動経路
   敵:「熾木・凍配下」、ナイトメアビースト達とゴースト軍団

  ・【11】「イレブンハート」
   特殊偵察事項:バビロンの獣の発見、非実在の扉による封鎖時点の確認
   敵:「ジャック・マキシマム(強力なナイトメアビースト)」、ナイトメアビースト達とゴースト軍団(能力によって数が増加)


 ▼【D】→【7】→【8】→【12】→【13】
  ・【7】「リアルヴィーナス」
  特殊偵察事項:バビロンの獣の発見、謎の豚の正体
  敵:「囁木・沙々耶」、ゴースト軍団と謎の豚達(豚は戦闘に参加しません)。

  ・【8】「ペイン」
  特殊偵察事項:バビロンの獣の発見
  敵:「ペイン」、ナイトメアビースト達とゴースト軍団(その数はあまり多くありません)

  ・【12】アプサラス
  特殊偵察事項:強敵のアプサラスの発見、巡礼士や王子の安否、非実在の扉による封鎖時点の確認
  敵:リリス「アプサラス」、リリスの大軍勢


 ▼【13】聖杯の塔(最終目的地点)
  特殊偵察事項:バビロンの獣の発見、揺籠の君の発見、曲がり角等からの不意打ちを警戒
  敵:バビロンの獣「長城・万里」、首魁「揺籠の君」(その他の出現敵不明)



■敵
 ●ナイトメアビースト【1】~【6】【8】~【11】(傭兵【2】~【13】)
 ・上位の特殊能力は別として、ナイトメア適合者のアビと同等のものを使用、サイコフィールドを使用するなら回復されて厄介、逆にEBSアビが有効ともいえる
 ・これまでの報告書(リプレイ)等から、凌駕はするが、凌駕に失敗し戦闘不能に成った場合は、そのまま死亡してしまうと考えられる。

 ●ディスティニーサーガのモンスター(主にジェリー)【3】
 ・現実化したときの依頼の経験から、ジェリーは神秘型で回復を持ってるが、質より量という感じ

 ●リリス【12】
 神秘系統が多い(気魄・術式も種類は少ないが存在)

 ●ゴースト軍団【1】【2】【4】~【11】
 妖獣。地縛霊は気魄・術式が中心

■BOSSクラス
 ●バビロンの獣【1~11】【13】
 ・上位のナイトメアビースト(強敵と予想)
 ・特殊能力が厄介であるために確実な撃破が必要

 ●アプサラス【12】
 ・今治市解放戦後のリリス討伐依頼に登場した時は、「強打&マヒ、自己回復(中)なぎ払い(近接範囲)」を使ってくる強大な存在だった。
 ・弱点は術式だが、それでも術式特化能力者よりは高めで遠距離攻撃はない。
 ・身の丈5mなので、戦場にいれば嫌でも目に入ると思われる。
  関連依頼⇒『巨大目標を殲滅せよ!』
  ⇒報告書(リプレイ)を読むと気魄がものすごい高い印象がある。気魄系で防御しつつ、術式・神秘の射撃で攻めるのが良いかもしれない。
 ・関連依頼より【NGワード『デカイ』関連を言われると怒って全体範囲攻撃を仕掛けます】とあるので全員に周知が必要

 ●揺籠の君【13】
 ・20m直線(神秘)による超魅了は幸運度回避もなさそうなので非常に危険
 ・今治の時にはLv70だったが大幅なパワーアップの可能性あり

最終更新:2010年03月27日 18:36