「RY8」(2010/04/14 (水) 14:29:00) の最新版変更点
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*RY8 お互いの策
「よし、このカードを出すよ!内憂外患!」
ザク美ちゃんは、そう言ってオペレーションカードを手札から出す。
内憂外患…赤のカウンターオペレーションだ!コントロール同士の戦いでは、先に出したほうがゲームを握れるとまで言われてる強力なカード!
「いや、そいつはだめだ!作戦の看破《1》!」
「あーあ。やられちゃった…」
悔しがりながらも、ザク美ちゃんはギャンを出撃させた。
「毎回手札に戻るギャンも厄介だな…このカードで!」
武志はギャンを指し、手札のカードを握った。
「彼方からの来訪者!」
「あー。やっぱり?本国の上にギャンを移してしてターン終了よ」
ザク美ちゃんは、今度は別段悔しそうではない感じ。
ギャン以外のユニット…たぶんフィニッシャーがまだいる?
「俺のターン、ドロー。何もないから攻撃ステップいっていい?」
「いいわよ」
武志はヴァーチェを宇宙に出撃させた。
ザク美ちゃんは何もないようで、本国の上のカードを5枚捨て山に送った。
序盤のギャンの攻撃分もあって本国は五分くらい。コントロール同士の戦いはここからが面白いところ!
「ターン終了」
「私のターン!ドロー!配備フェイズ、密約をプレイするわ。対象は私で」
「オッケー」
ザク美ちゃんは手札から6枚目になるGを出した。
これで6国。来る?
「よし、6G揃ったからこのカード、グロムリンを配備するよ!」
「グロムリン…?あれか、場のユニット以外の枚数分だけX/X/Xの!」
「そういうこと♪」
6枚のGと一日の長でグロムリンのサイズは7/7/7…!!
でかい…ヴァーチェもこのままじゃ一方的に破壊されるサイズ!
「ターン終了♪」
武志はターンを開始する。
「配備フェイズ…グロムリンがロールのうちに攻撃させてもらうぜ!ヴァーチェを攻撃に出撃だ!」
「…通しよ」
ザク美ちゃんは今度も本国に5ダメージを受ける。
このまま殴り合いする気??
「ドロー…うーん。ターン終了」
ザク美ちゃんはあっさりターンを終了した。
何?武志がグロムリン無視して攻撃してきたから、手札に何かあると思っての配備エリア待機??
あたしはあれはただの特攻だと思うんだけどなぁ…。
「ドロー!配備フェイス、ガンダムエクシア(ゼブンソード)をプレイ!戦闘配備だからこのまま攻撃に出撃できるぜ!」
そう言って武志は宇宙にセブンソード、地球にヴァーチェを出撃させた。
あ…あるんだ、バウンス。さすがにリロール状態のグロムリンを無視してのこの攻撃はバウンスがあるといっているようなものだ。
「うーん。はい、信号弾」
「うげ!」
ハンガーに移るヴァーチェとセブンソード。
武志は狼狽しながらもまだ余裕な感じ…。ザク美ちゃんも別にしてやったりって感じじゃない。
なんだこの雰囲気。二人ともなに考えてるの?
「ターン終了」
「あたしのターン!ドロー!配備フェイズ、Gを出して撃墜王出撃をプレイするよ!」
ザク美ちゃんはオペレーションを出す。
あれは確か、単騎出撃のユニットの射撃力を格闘力に足すオペ。これを待ってたの??
あたし的には期待はずれ。もっとズドーン!って感じの奴かと思った。
「宇宙にグロムリンを出撃させるよ!」
「っ…了解。防御ステップいい?」
「いいわよ♪」
武志は手札を握る。
「俺が用意した対策と、君が用意した対策…どっちが上かここで決めよう、ぜ!」
武志は手札から2枚目の来訪者を出した!
「作戦の看破《1》!これでカウンターよ!6国あるからプリベント(3)も無駄無駄♪」
「やっぱりな…!この攻撃にかけてたわけか。でも、それはこっちも同じ…脅迫!このカードで作戦の看破をカウンターだぜ!」
武志はしてやったりといった顔だ。
「いいえ、一日の長が破壊されなかった時点でドローの質は私のほうが上!つまり、カウンターの質もまた、よ!宇宙を統べる者!」
「まだあんのかよ~」
武志が折れた。
カウンター合戦はザク美ちゃんの勝ち。つまり、グロムリンの攻撃は通る!
9/9/9に撃墜王出撃の効果が解決され、グロムリンの格闘は18!案外ズドーンって感じかも…!
「お…おぉ!?」
武志は本国のカードを上から数えながら情けない声を出した。
あー。終わった?
「18ダメージを受けて俺の残り本国は2!」
「ターン終了」
武志はドローし、手札からGをだす。
今度は武志が6国…まさか?
「惹かれあう魂!グロムリンがもたもたしてる間に、手札に回ってきたぜ!そして…」
ハンガーからヴァーチェを出す武志。
この攻撃で、今度はザク美ちゃんの本国が危ないはずだ!
「サラサ再臨で5枚見て…バウンスオペレーション、加速する狂気!これでグロムリンは、攻撃に出撃しても次の攻撃まで2ターンのロス」
藤野はヴァーチェを攻撃に出撃させる。
「…5点、受けるわ」
「よし!ターン終了!」
「私のターン!ドロー!配備フェイズ、G出して内憂外患をプレイしたいけど?」
「オッケー。でも残念、加速する狂気は出た後!これで!」
グロムリンは手札に戻る…。
そして攻撃に出なくても、次のターンにハンガーからセブンソードが帰ってきて両面5点アタック…。
「本国確認いい?」
武志が口を開く。ザク美ちゃんは薄くなった本国をすぐに数えて「…5」と言った。
終わった。グロムリンの攻撃が22で一撃で武志の本国を削れる値だとしても、内憂外患が優れたカウンターだったとしても。
…加速する狂気が刺さったわね。
「ダメージ判定ステップいい?」
ザク美ちゃんが不意に口を開いた。
「いいぜ?」
「あなたはもう死んでるわ!このカードでね!」
ザク美ちゃんは高らかに言い放ち手札からカードを出した!!
「ちょ!まじかよ!」
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*RY8 お互いの策
「よし、このカードを出すよ!内憂外患!」
ザク美ちゃんは、そう言ってオペレーションカードを手札から出す。
内憂外患…赤のカウンターオペレーションだ!コントロール同士の戦いでは、先に出したほうがゲームを握れるとまで言われてる強力なカード!
「いや、そいつはだめだ!作戦の看破《1》!」
「あーあ。やられちゃった…」
悔しがりながらも、ザク美ちゃんはギャンを出撃させた。
「毎回手札に戻るギャンも厄介だな…このカードで!」
武志はギャンを指し、手札のカードを握った。
「彼方からの来訪者!」
「あー。やっぱり?本国の上にギャンを移してしてターン終了よ」
ザク美ちゃんは、今度は別段悔しそうではない感じ。
ギャン以外のユニット…たぶんフィニッシャーがまだいる?
「俺のターン、ドロー。何もないから攻撃ステップいっていい?」
「いいわよ」
武志はヴァーチェを宇宙に出撃させた。
ザク美ちゃんは何もないようで、本国の上のカードを5枚捨て山に送った。
序盤のギャンの攻撃分もあって本国は五分くらい。コントロール同士の戦いはここからが面白いところ!
「ターン終了」
「私のターン!ドロー!配備フェイズ、密約をプレイするわ。対象は私で」
「オッケー」
ザク美ちゃんは手札から6枚目になるGを出した。
これで6国。来る?
「よし、6G揃ったからこのカード、グロムリンを配備するよ!」
「グロムリン…?あれか、場のユニット以外の枚数分だけX/X/Xの!」
「そういうこと♪」
6枚のGと一日の長でグロムリンのサイズは7/7/7…!!
でかい…ヴァーチェもこのままじゃ一方的に破壊されるサイズ!
「ターン終了♪」
武志はターンを開始する。
「配備フェイズ…グロムリンがロールのうちに攻撃させてもらうぜ!ヴァーチェを攻撃に出撃だ!」
「…通しよ」
ザク美ちゃんは今度も本国に5ダメージを受ける。
このまま殴り合いする気??
「ドロー…うーん。ターン終了」
ザク美ちゃんはあっさりターンを終了した。
何?武志がグロムリン無視して攻撃してきたから、手札に何かあると思っての配備エリア待機??
あたしはあれはただの特攻だと思うんだけどなぁ…。
「ドロー!配備フェイス、ガンダムエクシア(ゼブンソード)をプレイ!戦闘配備だからこのまま攻撃に出撃できるぜ!」
そう言って武志は宇宙にセブンソード、地球にヴァーチェを出撃させた。
あ…あるんだ、バウンス。さすがにリロール状態のグロムリンを無視してのこの攻撃はバウンスがあるといっているようなものだ。
「うーん。はい、信号弾」
「うげ!」
ハンガーに移るヴァーチェとセブンソード。
武志は狼狽しながらもまだ余裕な感じ…。ザク美ちゃんも別にしてやったりって感じじゃない。
なんだこの雰囲気。二人ともなに考えてるの?
「ターン終了」
「あたしのターン!ドロー!配備フェイズ、Gを出して撃墜王出撃をプレイするよ!」
ザク美ちゃんはオペレーションを出す。
あれは確か、単騎出撃のユニットの射撃力を格闘力に足すオペ。これを待ってたの??
あたし的には期待はずれ。もっとズドーン!って感じの奴かと思った。
「宇宙にグロムリンを出撃させるよ!」
「っ…了解。防御ステップいい?」
「いいわよ♪」
武志は手札を握る。
「俺が用意した対策と、君が用意した対策…どっちが上かここで決めよう、ぜ!」
武志は手札から2枚目の来訪者を出した!
「作戦の看破《1》!これでカウンターよ!6国あるからプリベント(3)も無駄無駄♪」
「やっぱりな…!この攻撃にかけてたわけか。でも、それはこっちも同じ…脅迫!このカードで作戦の看破をカウンターだぜ!」
武志はしてやったりといった顔だ。
「いいえ、一日の長が破壊されなかった時点でドローの質は私のほうが上!つまり、カウンターの質もまた、よ!宇宙を統べる者!」
「まだあんのかよ~」
武志が折れた。
カウンター合戦はザク美ちゃんの勝ち。つまり、グロムリンの攻撃は通る!
9/9/9に撃墜王出撃の効果が解決され、グロムリンの格闘は18!案外ズドーンって感じかも…!
「お…おぉ!?」
武志は本国のカードを上から数えながら情けない声を出した。
あー。終わった?
「18ダメージを受けて俺の残り本国は2!」
「ターン終了」
武志はドローし、手札からGをだす。
今度は武志が6国…まさか?
「惹かれあう魂!グロムリンがもたもたしてる間に、手札に回ってきたぜ!そして…」
ハンガーからヴァーチェを出す武志。
この攻撃で、今度はザク美ちゃんの本国が危ないはずだ!
「サラサ再臨で5枚見て…バウンスオペレーション、加速する狂気!これでグロムリンは、攻撃に出撃しても次の攻撃まで2ターンのロス」
藤野はヴァーチェを攻撃に出撃させる。
「…5点、受けるわ」
「よし!ターン終了!」
「私のターン!ドロー!配備フェイズ、G出して内憂外患をプレイしたいけど?」
「オッケー。でも残念、加速する狂気は出た後!これで!」
グロムリンは手札に戻る…。
そして攻撃に出なくても、次のターンにハンガーからセブンソードが帰ってきて両面5点アタック…。
「本国確認いい?」
武志が口を開く。ザク美ちゃんは薄くなった本国をすぐに数えて「…5」と言った。
終わった。グロムリンの攻撃が22で一撃で武志の本国を削れる値だとしても、内憂外患が優れたカウンターだったとしても。
…加速する狂気が刺さったわね。
「ダメージ判定ステップいい?」
ザク美ちゃんが不意に口を開いた。
「いいぜ?」
「あなたはもう死んでるわ!このカードでね!」
ザク美ちゃんは高らかに言い放ち手札からカードを出した!!
「ちょ!まじかよ!」
つづく
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txt:Y256
初出:あたしのガンダムウォー
掲載日:08.08.13
更新日:10.04.14
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