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RY4 あたし対ギラ助


「ギラ助なめると、痛い目見るわよ♪」

指を振って自慢気に言うザク美ちゃん。自分のことのように誇らしげだ。
二人がどういう関係か知らないけど、戦うからには常に最善を尽くすべきね!

「そうね…本気でいくわよ!ギラ助!」

あたしはギラ助を指差してターンを終了した。

「面白い!受けて立つぜ!」

ギラ助のターンが始まる。
さぁ、どう出る??

「特殊Gヘリオポリス避難民を出して、攻撃ステップ」

ギラ助は宣言した。
追加のユニットはなし…かな?
信号弾でこっちのユニットは2枚ともハンガーだけど、フォースインパルスにはクイックがある。サイズでギラ助のユニット2枚を依然凌駕してるわ。

「レコード・ブレイカーをプレイ!攻撃に出撃するぜ。宇宙にノーティラス、地球にレーコード・ブレイカー!!」

クイックで高機動ユニットの追加か…そして宇宙には除去能力持ちのノーティラス…。
ノーティラスの能力は連発できるけど、その分本国の上のカードは消費される。
内部調査は寝てる…賭けてみる価値はあるわ!

「防御ステップ、フォースインパルスをプレイ!宇宙のノーティラスを防御するわ!さ、運試ししてみる?」

あたしはニッと笑ってノーティラスを指差す。
失敗するたびに本国は減り、成功しても5国のカードを失うわ!

「運?なら俺は、運を運命に変えるこのカードを使わせてもらうぜ!密約(20)!」
「…っ!」

3枚カードをドローして、1枚を本国の上か下に移すドローカード!
これがあるから、ノーティラス単騎で出撃してきたんだ!

「そしてノーティラスの効果を使用!本国の上は…司令部の移送。5以下の合計国力を持つインパルスを破壊だぜ」

ギラ助は本国の上のカードを表にしながら言った。
司令部をここで?何枚デッキに入ってるか知らないけど、もったいなくないのかなぁ…。

「了解。じゃ、レコードブレイカーの4点だけ通しで」
「あぁ。ターン終了だ」

このまま場をコントロールしてこうってことね…。
そうわさせないわ、まずはこのカード。

「中東国の支援をプレイするわ」
「通しだぜ」

あたしはカードを2枚ドローする。
そうか…このカードなら!

「レコード・ブレイカーに…白が用意できる対抗策はこのカード!!」

あたしはGを出した後に、手札からユニットを場に出した。
インフィニットジャスティス!毎ターン、高機動と格闘4を持ったリフターコインを出すことができるこのユニットは、ある意味レコード・ブレイカーに対する回答よ!

「これで俺のレコード・ブレイカーは、迂闊に出撃さえできない…か」

さっきはバウンスカードがあったから、カウンターをまだ手札に温存してるのかと思ったけど、インフィニットジャスティスをカウンターしないってことは本当にないのかな??
…いや、油断はしない。まだ、コントロールカードを持ってる可能性は否定できないわ。

「そうみたいね♪リフターを出して地球に出撃するわ」
「通しだ」

ギラ助は本国のカードを捨て山に移す。
勝負はここからだ。リフターだけで勝てるなら苦労はしない。

「ターン終了よ。さ、見せてもらおうかしら?逆転を♪」

あたしは意地悪い口調で言った。
確かにジャスティスのおかげで有利だけど、今のは少し悪い奴過ぎたかも…。

「フッ…俺のターン、ドロー!赤基本Gを配備…ターン終了」

あっけなくターン終了したわね…手札はある。

「ドロー…よし!フィニッシャーが来たわ!配備フェイズ!」

あたしは引いたカードを見て大きくガッツポーズをとる。
ギラ助は静かにあたしのほうを見た。

「移動でのコントロールが全ての赤に終焉を告げる男!レイ・ザ・バレル(18)!」
「なら、終焉を告げられないようにカウンターするまでだぜ、作戦の看破!」

あ、レイはプリベント持ってないし…。
”赤に終焉を告げる”とか大口叩いといて、ギラ助に冷静にカウンターされ、あたしは急に恥ずかしくなる。
ギラ助は勢いのある台詞とは逆に、少し悔しそうだ。
カウンターせずにはいられないカードの連発に防戦一方だからしょうがないわね。

「は、ハンガーからハイマットモードをプレイ!」
「それは通しだぜ」

場に再びハイマットが出る。レイがカウンターされた後じゃ、なんか頼りなく見えるのは仕方がない。
さっきの信号弾もそうだったけど、やっぱりここは出撃するしかないんだ。そうよ、攻撃こそがあたしの戦い方!
あたしはギラ助のプレッシャーを跳ね除けるかのように、首を振る。

「何があるか知らないけど、地球にハイマット、宇宙にリフターを出撃させるわ!!」
「じゃあ…」

ギラ助は手札を1枚掴む。やっぱコントロール!?

「大胆な計画を配備エリアのジャスティスを対象にプレイ!こっちの配備エリアに移ってもらうぜ!」

ヴァリアブルのくせになんてカードパワーなの!?
ジャスティスはリフターを出した後だから5/2/5…!

「そして射撃にギラドーガをつければ、ハイマットとジャスティスは相打ち!」

レイ1枚をカウンターしただけなのに、ここまで場を動かせるなんて…やっぱこの人、強い!
…でもね、ギラ助。あんたもあたしをなめてもらっちゃ困るのよ!!

「それはそのカードが”通ったら”の話よね?見せてあげる、白の汎用性!返答のカードよ!」
「カンター!?」

あたしは軽くウインクしてコマンドを出した。
ギラ助は初めて驚いた顔を見せる。
何もないようで、ギラ助は大胆な計画を本国の上に移す。

「さ、防御ステップどうぞ?」
「ギラドーガを地球に出撃させる」

すぐに元通りの冷静なプレイングをするギラ助。
でも、今のは確実に効いたはず!…よね?

「大胆な計画とレコード・ブレイカーじゃ、やっぱレコード・ブレイカーのほうが大事なんだ?」

あたしはレコード・ブレイカーを指差す。
レコード・ブレイカーでリフターを防御すれば、返答の効果で本国の上に戻った大胆な計画はまた手札に戻せたのに。

「次のターン、大胆な計画を引く気は無いぜ。相手に知れた手札ほど弱いものはないからな」

ふーん、そんなもんかね?

「じゃあ、リフターの4点は通しね?あたしは4点回復するよ?」
「あぁ、いいぜ!」

あたしは満足げにターンを終了する。

「俺のターン、ドロー!」


つづく




txt:Y256

初出:あたしのガンダムウォー
掲載日:08.07.18
更新日:10.04.14