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「チチー!今、けえったぞー」
「ごっ、ごっ、悟空さっ・・・!」
ナメック星で消息を絶ってから、およそ一年半以上。ヤードラット星人にもらったという奇妙な服を着て、悟空はひょっこり帰ってきた。
言いたい事は山程あった。なぜ自分に黙って病院を抜け出しナメック星に行ったのか?なぜポルンガに地球への帰還を願ったとき却下したのか?一年半もどこで何をしていたのか?だが悟空の顔を見た途端、言葉はチチの口の中で毛糸玉のように絡まってしまった。
「よう!チチ。オラ、腹、減っちゃってさあ。メシにしてくれよ。」
「悟空さ!それしか他に言うことはねえだか?!」
長い間、留守にして悪かったなあ。寂しかったか?オラもおめえに会えなくて寂しかったぞ・・・そんなセリフを言うようなタマでないことは百も承知だが、せめて千分の一でもいいから、それを匂わすような事を言って欲しい。そうすれば今までのことは全て水に流すつもりでチチはいた。
「ほかにか?そうだなあ・・・あ!あと、風呂も沸かしてくんねえか?」
「バカ!!」

あのバカ亭主に甘い言葉を期待したおらが馬鹿だったと呟きながら、チチは力任せに薪を割り、ドラム缶風呂の焚き口にボンボン投げ込んだ。
「チチ・・・なあ、チチ!」
薪をくべるチチの頭上から悟空が呼びかけた。チチは手を止め、ドラム缶風呂に入る悟空を見上げた。悟空は赤い顔をしてチチを見下ろしている。
(そうか。さっきは悟飯ちゃんがいたから、悟空さ、何も言わなかっただな。)
チチはエプロンで手を拭きつつ立ち上がり、悟空と目を合わせた。久しぶりに見る夫の逞しい胸板に、チチの身体の中心がジュワッと疼いた。
「チチ・・・あのさあ・・・」
「な、何だべ?」
平静を装ってはいたが、心臓は破れるのではないかと思うくらい高鳴った。
「風呂、あっちいから、もう火ィ焚かなくてもいいぞ。オラ、茹だっちまうよ。」
「茹でダコさなっちまえ!!」
手元にあった薪を全て焚き口に放り込むと、チチは悟空に背中を向けて歩き出した。後ろから悟空の悲痛な叫び声が聞こえた。

その後、チチの怒りは頂点に達した。
悟空はこれまでの不沙汰を詫びるどころか、三年後の人造人間襲来に備え、悟飯を伴い修行を続けると宣言したのだ。
冗談じゃねえ!仕事は?!悟飯ちゃんの勉強はどうするだ?!チチは眉を吊り上げ、唾を飛ばして怒鳴りまくった。
「じゃあ、おめえは、地球の未来より、悟飯の勉強の方が大事だって・・・?」
「あったりめえだー!!」
地球の平和の為だあ?えっらそうに!悟空さ『そんな強い奴となら戦ってみてえ』って言ったそうでねか。ブルマさから聞いてネタはあがってんだべ!「地球の平和」なんて口実でねえのか?そんなことより家のことさ考えてけれよ。おらのことだって、もう少し・・・
「地球の平和」より「息子の勉強」に軍配を挙げる妻の真意は悟空には量りかねた。それどころか、きっとこれはチチ独特のジョークなのだろうと判断した。チチが幼い頃に「おらの心は水洗便所のようにキレイだべ」と言っていた類のものなのだろうと。
「ジョーダンばっかしー!」
お笑い番組のノリで悟空はチチに突っ込んだ。

数十分後――― 悟空はカリン塔にいた。
突然、自分の背後に現れ、「仙豆くれよ!」とまくしたてる闖入者に、さすがのカリン様も気を悪くした。
「滅多なことではやれん!」
「オラ、チチに怪我させちまったんだ!いいから、早く、くれよ!」
「おぬし、妻に手を上げたのか?見下げ果てた奴じゃ。」
「そんなつもりじゃなかったんだ。オラ、アイツの背中を軽く押しただけなのに・・・」
押し問答の末、悟空は仙豆をひったくるようにしてカリン塔を後にした。
チチが咄嗟に受け身の姿勢をとったお陰で、怪我はかすり傷と打撲程度のものだった。が、焦った悟空は家中の包帯を目くらめっぽうにチチの体に巻きつけると、「悟飯、母ちゃんのこと頼んだぞ」と言い残し、瞬間移動でカリン塔に向かった次第であった。
不器用ながらも傷の手当をしてくれ、自分の為に仙豆をもらいに行ってくれた悟空の気持ちが嬉しく、チチは喜んで仙豆を呑みこんだ。仙豆の霊験はたちどころに現れ、チチの体の傷跡や痛みはたちどころに消えてしまった。滅多に見られない夫の優しさに、つい気を良くしたチチは、向こう3年間の期限付きで、悟空と悟飯の修行を許してしまった。
「エーッ!ホントかあ、チチィ?うっひょー!サンキュー!!よーし、そうと決まれば、こうしちゃいられねえ。悟飯!早く着替えろ。ピッコロを連れて特訓開始だ!」
先程まで、青菜に塩でチチの顔色を伺っていた悟空は、快晴の空のような笑顔をたたえ、悟飯を連れて出て行ってしまった。
「あんな事、言うんでなかった・・・」
 一人あとに残されたチチは、ようやく事の重大さに気付き、その場に座り込んだ。仙豆も体の傷は治せても、心の傷までは治せないようである。

「お母さん、いってきましたー!」
夕方、西日を背負って泥だらけの悟飯が家に飛び込んできた。その後ろから顔を出すであろう夫に、嫌味の一つでも言ってやろうとチチは待ち構えた。しかし――
「ぎえええええええーっ!!」
チチは叫んだ。現れたのは、天に向かって逆立つ金色の髪と、エメラルドグリーンの冷ややかな瞳をした男だった。
「なんだ。チチ。でかい声を出すなよ。」
抑揚のない声だが、それはまさしく悟空の声だった。
「なんだって?!あんたが悟空さだって?どうしちまっただよ、その髪は?不良になっちまっただか?・・・って、働きもしねえで修行ばっかの、放蕩宿六の甲斐性なし!それ以上、不良になってどうするだ!」
「これが超サイヤ人のオレだ。」
悟空がナメック星で超サイヤ人になったことは、悟飯から聞いて知っていたが、実際、目にするのは初めてだ。
「超サイヤ人になって修行していたら元に戻らなくなっちまった。完璧にコントロールできるようになったと思ったんだがな・・・」
いまいましげに言う悟空を見て、チチはひどく嫌な気分になった。目の前の夫からは温かみというものが全く感じられない。せっかく帰ってきた夫はまたどこかに行ってしまったと、チチは肩を落とした。

その晩、チチはドラム缶風呂に浸かりながら、上がろうかどうしようか迷っていた。
昼間、熱湯地獄と化した風呂も、今はパオズ山の夜の冷気にさらされ、すっかり冷めてしまっている。先に悟空と悟飯が入ったので、湯の量もチチの胸元が隠れるほどもなく、身体を温めるという用をなしていない。
だからといって、悟空ではない悟空が待つ寝室に行くのもためらわれた。超化した悟空は近寄り難く、あれから一言も口を利いていない。
(とにかく、明日まで待ってみるべ。今夜は居間のソファで寝るだ。)
チチは心を決めた。明日になれば悟空は自由に変化する勘を取り戻すかもしれない。他の事はからきしダメだが、闘う事に関しては天賦の才を持つ夫を、チチは誰よりも信じていた。
ドラム缶の縁に片足をかけて身を乗り出そうとした時、チチの正面に、突如、金色の光が浮かび上がった。
「なんだ。あんまり遅いから、のぼせて、ぶっ倒れてるのかと思って見に来たんだぞ」
風呂の周りを煌々と照らして、ランニングシャツ姿の悟空が立っていた。
「ひえええええっ!!なんで、いきなり出てくるだ?!」
「瞬間移動だ。」
「そんな大袈裟なことしねえで、普通に来ればいいでねか!」
吼えるチチを見ても悟空は全く動じない。口の片端をわずかに上げて、冷たい目のままで風呂に一歩近づいた。
「・・・・・・!」
チチは初めて己の姿態に気がついた。ドラム缶の高い縁に片足をかけ、大事なトコロを晒して、悟空と真正面に向き合っている。

慌てて風呂に沈もうとしたチチより早く、悟空はチチの両脇の下に手を差し込むと、ふわりと宙に差さえ上げた。
「何するだ?!離してけろ!!」
チチは腕を突っ張り、足をバタつかせた。蹴ったのは風呂の内側だった。
「離してけれ!離し・・・」
わめくチチの口は悟空の口でふさがれた。強引に進入してきた舌は、口内で逃げ惑うチチの舌を絡めとった。悟空の舌は苦くて虫唾が走った。チチが目を開けると、緑色の目を見開いたまま、自分に口づける悟空と目があった。
「・・・っつう!!」
悟空がチチから唇を離した。チチが舌に噛み付いたのだ。
「何するんだ?!」
「離せ!おめえなんか、悟空さでねえ!!」
悟空は月の無い空を仰ぎ、ふー、と息をついた。
「オレはオレだ・・・どうすりゃ、分かってくれるんだ?」
全く感情のない平坦な声で悟空は言うと、チチを風呂から出して地面に下ろした。チチはその場に胸を押さえて立ち尽くした。硬直したままのチチを悟空は胸元に引き寄せた。
「こうすれば、オレだって分かってくれるか?」
湯に濡れた薄い恥毛を掻き分け、悟空の右手がチチの中心部の裂け目を撫で上げた。
「はんっ・・・」
チチはビクッと身体を震わせた。
「怒ってんのか?オレが長いこと留守にしたから・・・だったら許してくれよ。この通り、謝るからさ。」
悟空は指の腹で溝の内側をゆっくりと撫で、反対側からゆっくりと戻した。

「あ、ああん、んん・・・」
久しぶりに受ける悟空の愛撫に、チチは下半身から力が抜けた。悟空の腕につかまり、その厚い胸に頭をもたせかけないと立っていられない。
その胸板に顔を埋めると懐かしい悟空の匂いがした。ああ、悟空さの匂いだ。チチは目を閉じた。超化した悟空は身体全体が一回り大きいが、体臭や、頭の上にかかる熱い吐息は、黒髪の悟空と何ら変わりがない。自分を愛でる指の動きも変わらない。チチの中で、黒髪の悟空と金髪の悟空が少しずつ合致していった。
悟空の唇がチチの白い首筋をなぞり鎖骨へと降りた。チチは自分でも驚くほどの素直さで、悟空の邪魔にならないように顎をのけぞらせた。悟空は乳首を唇にはさむと、先端を舌先でチロチロと舐めた。
「はあー・・・」
チチの口から艶かしい吐息が洩れた。
口で乳首を弄びながら、悟空の指はそそり立つ肉芽をさすった。
「っやあ。はああん」
チチは感電したように悟空の腕の中で飛び跳ねた。悟空はその真珠を親指と人差し指でつまむと、磨くようにこねくり回した。
「あ、あっ、んん、ああ、はあ、イイ、やん・・・」
悟空が指を動かすたびにチチの身体は震え、か細く、時には甲高く声を上げる。悟空が指を動かすたびに、ぬちゅ、くちゅ、と音がする。突然、真珠を磨いていた指が、珠をつまんで引っ張り上げた。
「あ、あっ、ああ!!」
乳首と秘所、二つの弱点を同時に攻められ、チチはつま先をつっぱり、悟空の腕を抱えるように体を折り曲げて達してしまった。

悟空はぐったりとしなだれかかるチチをドラム缶風呂にもたせかけた。そして、チチと両の手の平同士を合わせると、左右に大きく開げた。悟空のオーラに照らされて、十字架に磔にされたようなチチの白い裸身が浮かび上がった。
「やんだ、そんなに見ねぇでけれ・・・」
顔を伏せたままチチが小さく囁いた。
「見てえんだ・・・チチは綺麗だからさ。」
悟空はその翡翠色の目を細めて妻の肢体を眺めた。再びチチに身を寄せると、鎖骨から、S字のカーブを描く脇腹に沿って舌を這わせながら、悟空は徐々に体を下にずらしていった。チチの足元に膝をつくと、チチの片脚をグイッと肩に載せた。悟空の眼前に、彼女の秘所が惜しげもなく晒される形になった。
「やっ、悟空さ・・・」
思わず前を隠したチチの手を、悟空は邪険にどかした。
「見てえんだ。」
両方の親指を割れ目に添えて左右に目一杯広げた。金色の光の中、無遠慮な緑色の瞳に凝視されていると思っただけで、チチは体の中心が火照った。湯に入ったばかりなのに、チチの身体からは、すえた女の匂いが悟空の鼻を打った。
悟空は押し広げたクレパスの中心を、下から上に、ぞぞぞ、と舐め上げた。
「ひゃ、ああああああん!」
敏感になりすぎている箇所を、悟空のざらついた舌が容赦なく嘗め回す。舐め上げ、蕾を口に含み、吸い上げ、また離して、突起を舌で突く。

「ああ、ご、悟空さ・・んん、ああ。はっ、はっ、はんっ!」
もたれかかった背中のドラム缶風呂が冷たく感じるほど、チチの体温は上がっていた。夫ではない男に犯されているような感覚がチチの中の女を高める。
(もっと・・・もっとしてけろ・・・)
悟空の舌が届き易いように、無意識にチチは悟空に向かって腰を突き出した。
前方の蕾を愛撫していた舌が、奥のクレパスまで届いた。何かを待ち焦がれるように口を開くその部分に、悟空は尖らせた舌を差し入れた。
「はあ、んん、やんだ・・・」
「嫌なのか?相変わらずチチは上の口と下の口で言うことが違うな。ほら・・・」
入り口の縁に沿って舌を動かし、溢れ出る愛液をすくいとるように貪った。
「ああ・・・あああああ」
悟空の身体から発するオーラが頭に入り込んだような錯覚を覚えた。チチは身体を硬直させ、悟空の金色の髪を両手で掴みながら再び昇天した。

「どうだ?よかったか?」
悟空は立ち上がり、片手で果実の重さを確かめるように乳房を持ち上げると、優しく揉みしだき始めた。指と舌だけで二度もイかされ、乳首は悟空の手の平を突くほどの存在感を示している。悟空はチチの首筋にかかる数条の黒髪をどかし、耳たぶを甘噛みした。
「チチ、好きだぞ・・・好きだ、好きだ、好きだ、好きだ・・・」
耳元で囁かれる言葉に翻弄され、チチの頭は何も考えられなかった。
悟空が唇を重ねてきた。チチはもう抵抗しなかった。ゆっくりと、恥じらいながら悟空の舌を受け入れた。お互いの舌の区別が分からなくなるほど舌を絡ませあう。舌を絡ませながら、悟空はズボンの紐を解きトランクスを下げた。出番を待ちきれないように男根が飛び出す。その悟空の熱く硬いモノがチチの触れたとき、氷水を浴びせかけられたように夢から覚めた。この一線を越えたら夫を、黒髪の悟空を裏切ることになる。チチは手を突っ張り、悟空を遠ざけようとした。
「どうしてだ?どうしてそんなにオレを避けるんだ?」
悟空はチチを抱き寄せると、腕の中に閉じ込め、その小さな頭に顎をのせた。
「お前とこうするの久しぶりだな。悪かったな。寂しい思いさせちまって。でもな、お前のことをすっかり忘れていた訳じゃねえんだぞ。宇宙船やメディカルマシーンの中、ヤードラットで、チチのことを考えていた。怒ってんだろうなあって・・・」
低く、ゆっくりと語りかける声を、チチは悟空の胸に頬を寄せて、じっと聴いた。
「だから、そんなにオレを避けるなよ・・超サイヤ人のまま元に戻らなかったら、嫌か?」

チチはハッと顔を上げた。悟空の外見に惹かれたのではない。もし天下一武道会で再会した時、悟空が小さい頃のままであったとしても、約束通り結婚していたと断言できる。ならば、今、自分を抱きしめている超化した悟空も、愛しい「孫悟空」に変わりはない。
「嫌でねえ・・・どっちも大好き・・・悟空さでも、カカロットさでも。」
まっすぐに自分を見上げる円らな瞳に射抜かれて、愛おしさと同時に、戦う本能が悟空の中に沸き起こる。チチの片膝の裏に左手をかけグイッと持ち上げると、赤い受け口に狙いを定めた。隆々と勃起したもので蜜壺の口を2,3度なぞり、蜜をたっぷりと塗りつけた。
「入れるぞ。」
悟空は下から突き刺した。
「ひぃっ!」
チチは小さな悲鳴をあげた。秘所は濡れそぼっていたが、超化した悟空のモノは通常の悟空より大きく、チチは苦痛と快感に眉を寄せた。だが、悟空は徐々にその巨根をチチの内奥に沈めていった。ぎりぎりまで押し込むと、今度はゆっくりと引き抜いた。
「はあぁー・・・」
張り出したエラで、身体の内側を掴み出すように引き抜かれる快感に、チチは白い喉をのけぞらせた。
「イイか?チチ?」
「んん、んふっ・・・」
「どうだ、チチ、イイだろう?・・・ほら、もっと声、出せよ。」
「あっ、あん・・・だ、だども、悟飯ちゃんに・・はあっ、聞こえたら・・・」
「悟飯なら、昼間、散々しごいてやったから、雷が落ちたって起きやしねえさ。」

悟空の動きが早くなる。一直線に突き上げたかと思うと、チチの片脚を抱え直し、ねじりを加えながら横の壁をこする。チチの中で常識と羞恥心が崩れていく。
「ご、ごく・・うさ・・・やんっ!いい!いいだよぉ・・もっと、もっと・・・」
チチは頬を上気させて、自ら腰をグラインドしはじめた。普段は決して見せない妻の痴態に、悟空は少し驚いたが、すぐにニヤリと笑って、からかうように言った。
「どうした、チチ?今日はやけに激しいな。仙豆のせいか?」
肩を貫通されても、首をへし折られても、命ある限り一瞬で完治させる仙豆の威力である。たかだか、かすり傷と打撲を治癒するだけには仙豆の力は強すぎる。チチの身体の中で、媚薬と強壮剤の役目を果たしているのかもしれなかった。
超化した悟空の責めにも負けず、チチの襞は悟空の肉棒を噛み付くように締め付ける。まるで、どうして一年以上もおらを放っておいたのか、と責めるように。
「チ、チチッ・・・そんなに締め付けるな。」
限界に堪えながら、悟空は大きく気を膨らました。
「はあああああ・・・」
髪が逆立ち、金色のオーラは更に光を増す。悟空の身体が一回り大きくなると共に、チチの中で肉棒も容積と固さを増した。
「やあん!!ああ!!んふっ、ふん、ああ!」
チチは叫びながらのけぞった。悟空はチチのもう片方の脚を抱えると自分の腰に回した。チチは夢中で悟空の首しがみつき、悟空の腰に両脚を巻きつけた。悟空の頑強なイチモツが支柱となり、チチの身体は完全に宙に浮いた。悟空は狂ったように下から突き上げた。

悟空自身に、チチは子宮口から脳天まで貫かれたような気がした。頭の中が白くなるというより、金色の光に包まれているようだった。それでも、潮が引くように薄れていく意識とは別に、チチの内奥は違う動きをする。悟空の精を全て絞りとるかのように吸い付き、入り口はまだ果てることを許さぬかのように、悟空の根元をキリキリと締め上げる。
「はあっ!チチ!やっぱお前の中は・・いいな。普通のオレなら、とっくにイってるな・・」
超化した悟空が息を切らしながら囁いた。悟空の熱い吐息に、チチは子宮の奥がキューンと甘く疼いた。
「チチ。目ぇ開けてみろよ。オレの顔を見ろ。」
恍惚の只中で、チチはそっと目を開けた。翡翠色の瞳はもう冷めていなかった。その熱い眼差しは、チチの中で、悟空ではない悟空に抱かれているという罪悪感の最後のひとかけらを完全に壊した。
「ああ、ご、悟空、さぁ・・お、おら、もう・・・」
「いいぞ、イッちまえよ、チチ!」
オレが先にイッちまう前に!お前を先にイかせてやる!!早くイッちまえ!!!
ビクビクと痙攣しながら締め付けてくる壁を押し分け、悟空は渾身の力を込めて彼女を突いた。
「ふぁ、あ、あ、ああああん!」
チチが悟空の背中に爪をたてた。チチの恍惚とした表情を見ながら、悟空は肉棒を震わせて白濁した液を放った。
悟空の腰に両脚を回し、繋がったままのチチを悟空はゆっくりと地面に下ろした。チチは足裏にひんやりとした草の感触を覚えた。お互いの腰に手を回し身を寄せ合う。
「チチ・・・」
名前を呼ばれてチチは悟空を見上げた。そのエメラルドグリーンの瞳を、初めて綺麗だと思った。

二人を包み込んだ金色の光が消え、辺りは漆黒の闇に包まれた。そのとき。
「あっら~?オラ、こんな所で何してんだあ?」
星明りの下、黒髪の悟空が黒い目を丸くさせて、素っ頓狂な声を上げた。
「なんだ、チチィ?おめえ、スッポンポンじゃねーか。ん?何でオラもフルチンなんだ?毛もベタベタしてるし・・・てことは、オラ達、ヤッてたんかあ?そーいや、なーんか、スッキリしたような気がすっなあ。」
チチはふーっと気が遠くなった。
「ご、悟空さ、何にも覚えてねえだか?」
「んー、超サイヤ人になってる時の事は、あんまし、よく覚えてねえんだ。あ、わりい。話なら後にしてくんねえか?やっと元に戻れたんだ。このコントロールできるコツを忘れたくねぇんだ。」
そう言うと、悟空は気を入れ再び超化し、気を抜いて元の黒髪に戻った。闇に消え、また光輝く姿で現れる悟空を見ていたら、チチの視界の中で悟空の姿がだんだん滲んできた。
「いやっほう!出来た、出来た!すげー苦労してコントロール出来るようになったのに、出来なくなったときは焦ったぞ。なあ、チチ!オラ、また出来るように・・・お、おい、何、泣いてんだよ?」
見るとチチはうずくまり、顔を両手で覆って、ヒックヒックとしゃくりあげている。
「な、なあ、チチ・・・」
悟空はチチの傍らに片膝をつくと、おずおずと手を差し伸べ震える細い肩を掴んだ。
「だって、悟空さ、おらの気持ちなんか、ちっとも、わかってくれねえんだもの・・おらを抱いたことも覚えてねえって言うし、抱いた後だってのにすぐ修行始めるし・・・」
鼻をグズグズ鳴らしながら、チチは話した。

「チチ・・・」
悟空はチチの肩を引き寄せると、その額に自分の額をくっつけた。
「しゃべらなくていい。さぐらせてくれ。」
目を閉じ、この1年間のチチの想いを全て吸い取るように、すうっと息を吸った。
「・・・いろいろ嫌な思いさせて悪かったな。でもなあ、チチィ。これだけは分かってくれよ。オラ、おめえの事は分かってるつもりだ。たけどさ、おめえの気持ちを分かっていても、やらなきゃいけねぇ時とか、どうしようもねえ時とかあんだろ?」
これから先も、戦わないでくれと言われても、好むと好まざるに関わらず戦いに巻き込まれていくだろう。最悪の場合、死なないでくれと言われたのに・・・・
「それでも、オラがおめえの事を分かってるっていうことだけは、解ってくれよな・・・なあ、家に入ろうぜ。いつまでもこんな所にいたら体が冷えちまう。」
そう言って悟空はひょいとチチを抱き上げた。チチは悟空の話を聞いて少し胸が暖かくなっていた。本当は少しも寒くなかったが、「んだ。」と頷き、悟空の首に手を回した。

寝室に入ると、そのままベッドに倒れこんだ。
「また、する気だか?さっきしたばっかでねえか。もう勘弁してけれよ。」
覆いかぶさった悟空にチチは頼んだ。
「だから言ったろ。超サイヤ人の時は自分が分からなくなっちまうんだ。自然に超サイヤ人の状態でいられるようになりてえんだけどな。とにかく、おめえを抱いたことを憶えていねえなんて、オラ、やだぞ。」
口をとがらせながら言う夫に、チチは静かに目を閉じた。それが了承の合図だった。
黒髪の悟空の愛し方は、金髪の悟空ほど荒々しくもなく、「綺麗だ」とか「好きだ」といった気の利いた言葉を囁くわけでもない。ただ、唇と無骨な手でチチの身体中を確かめるようにまさぐった。でも、この上なく馴染んだ体の温かさに、チチは快感と同時に安らぎを感じていた。
超化した悟空は、自分のことを好きだと言ってくれた。この二人が同一人物なら、黒髪の悟空もそう思っていてくれるのだろうか?夫の荒い息づかいの中にその言葉を探そうと、チチは耳をすませた。

「あっ、そうそう。」
全てを終えて、甘い疲労にチチが眠りかけたとき、悟空が思い出したように言った。
「さっきヤッたこと憶えてねえって言ったけど、一つ、思い出したぞ。」
「何をだべ?」
「おめえがさあ、オラが超サイヤ人でも、そうでなくても好きだって言ったことさ。あれは嬉しかったぞ・・・ちょっとだけな。」
柄にもなく、照れくさそうに言う夫を、チチは「ちょっとだけかあ?」と上目遣いに睨んだ。
「うーん、まあ・・・ちょっと、ほんのちょっとだけ嬉しかったぞ。」
本当は「すごく」と言いたかったが、その言葉は飲み込んだ。
「ふーん・・・まあ、いいだ。」
チチは不満げに言ってみせたが、内心ではこう思っていた。
―― 悟空さがおらのことわかってるように、おらも悟空さのことはわかってんだべ。


(終)