第10話

菊花賞
1 ダンスパートシー 武豊
2 アトシオン 藤田
3 ダイシュンブレイヴ NEWT
4 アーネストシー 佐藤哲
5 フィフスペトシ 三浦
6 ナリタトッシロード 淑之
7 ゲボノトップガン 福永
8 トッシインザニート 武幸
9 トゥシグローリー ウィリアムズ
10 トシームパスポート 松岡
11 キャプテントゥーシ 川田
12 オフサイドトシップ 蛯名
13 トシミラクル 四位
14 テレグトシス 勝浦


記者会見


NEWT「まあ、ダービー馬がいないということで、皐月賞馬としての示しをつけようかなと。ナリタトッシロードが当面のライバル。トライアルの内容は気にしてない」


小林「頑張ってくれ」


福永「トライアルでは完璧な内容。距離は伸びたほうがいいしここはチャンス。春のクラシックに間に合わなかった悔しさを晴らしたい」


小林「ふーん。がんばって」


三浦「セントライト記念では空き巣に成功。春は惜敗続きで悔しい思いをしたから最後の一冠は欲しい」


小林「無理だろ」


佐藤哲「まあ当たり前かなと思いますけど」


小林「何言ってんだ」


武豊「牝馬の菊花賞挑戦ということで世間から注目されています。しかしスタミナは牡馬にも負けませんので楽しみです」


小林「別に世間は注目してねーよ。勘違い乙」


ポンコツ「ナリタトッシロード陣営です。よろしくお願いします」


小林「前にも言いましたがこの記者会見は騎手が一人で受けるものです。何故助手がわざわざ参加するのでしょうか?」


ポンコツ「あの馬のことは自分が一番理解しています。よって、記者会見にも自分は参加する資格があると思っています」


小林「ろくに受け答えができないのに会見に出てこられても困る」


淑之「まあ俺が答えるから安心しろよ」


小林「意気込みは」


淑之「俺の騎乗はいつも完璧だが、馬がちゃんと走ってくれるかどうかで決まると思うんだがな」


小林「さっさとあの世へ逝け」




実況「いよいよやってまいりました。菊花賞。ダービー馬は秋華賞で超変則三冠を達成。牡馬はどうか、といったレースになってくるでしょう」


解説「この世代はレベルが低いんじゃないかとよく言われますからね。どの馬が勝ち上がるのか楽しみです」


実況「注目はやはりゲボノトップガンですか」


解説「いかにも上がり馬って感じでいいですよね。はじめての重賞挑戦となった前走で見事皐月賞馬とダービー2着を蹴散らしました。血統的にも距離延長は歓迎でしょう」


実況「その春の実績馬の2頭に参りましょう、まずはダイシュンブレイヴ」


解説「上々といった感じの仕上がりではないでしょうか。トライアルの負けはさほど気になりませんし、さらなる上積みが期待できますね」


実況「そしてナリタトッシロード、淑之はおっとゲボを吐いていますね」


淑之「うぉぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」


解説「なんども言いますが、神聖なターフの上でゲボを吐くとは、非常に腹立たしいですね。こういうジョッキーは騎乗しないで欲しいところです」


実況「レース中のゲボというのもよくあるんですが、この騎手は」


解説「あれはもってのほかですね。レース中にゲボを吐くような騎手は許せません」


実況「さあそろそろゲートインの時間。特に暴れている馬はいませんね」


淑之「うぉぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」


実況「ゲートのなかで淑之がゲボ!スタートが少し遅れるようです」


解説「ありえませんね。緊張の一瞬で、ゲボなんて」


実況「体制整って、今スタート!揃ったスタート、まずはアーネストシーが先手を奪う格好だがここにキャプテントゥーシも負けじと主張していく!さらにフィフスペトシ、ダイシュンブレイヴあたりが先行策。これをマークするようにゲボノトップガンがいます。ナリタトッシロードはいつもと同じやや後方。ダンスパートシーあたりがこれをマーク。そしてテレグトシスが一番後ろからという形」




実況「さあ向こう正面からコーナーにさしかかろうというところ、先頭はアーネストシーが2馬身のリード、キャプテントゥーシがここで仕掛けてくる!さらにダイシュンブレイヴの仕掛けどころはどうか!後続勢も一気にギアチェンジ!」


実況「直線をむいて先頭はここでダイシュンブレイヴに変わる!早めの仕掛けで一気に先頭に立つ!これを見てゲボノトップガンがトライアルの再現を狙う!この2頭で決まってしまうのか!ダンスパートシー武豊も必死のムチだがこれは届くのか!?うちを付いてフィフスペトシも3番手争いに加わろうかというところ!」


三浦「くそっ、なんだあの2頭は」


武豊「あの2頭は別格やな」


三浦「こうなったら3着は確保しないと…」


武豊「三浦くんには華がない。3着は俺が死守する」


実況「先頭はダイシュンブレイヴ!外からゲボノトップガンが追いすがるがどうか!!ゲボノトップガンやや苦しい!」


福永「トップガン!お前の力はそんなものか!」


NEWT「同じ相手に二度も負けられるかよ」


三浦「うおおおお!!」


淑之「うぉっぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」


武豊「!?」


三浦「…!?」


実況「残り200を切って先頭は…おーっとここで大外からナリタトッシロードがやってきた!!淑之がゲボを吐いている!」


淑之「うぉぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇげろげろ」


実況「一頭だけ別次元の足!一気に先頭に並びかける!」


福永「なっ…!?」


NEWT「来たか」


実況「ナリタトッシロードが一気に突き抜けた!残り100!先頭はナリタトッシロードがそのさをどんどん広げていく!」


淑之「げろげろ」


NEWT「なんだあの馬…」


福永「なんでや…」


実況「今5馬身の差を付けてナリタトッシロードが1着でゴールイン!強い!余りにも強い!2着はダイシュンブレイヴ!ゲボノトップガンは3着か!勝ったのはナリタトッシロード!!」


雹豪「まさか勝つとは」


吉田孝一「意外でしたね」


ポンコツ「あの馬はもともと実力を持っている。それを発揮しただけのことだろ」


どんどん「淑ええええええあああああああああ」


勝利ジョッキーインタビュー


アナウンサー「菊花賞を制したナリタトッシロードの淑之騎手です。おめでとうございます」


淑之「ありがとうございます」


アナウンサー「5馬身差の圧勝。感想は」


淑之「距離が伸びれば伸びるほど力を出せる馬だとわかっていた。ロングスパートをかけるような形で仕掛けた」


アナウンサー「春は無冠。最後のチャンスでついにクラシックです」


淑之「まあ早くこの馬にG1をと思っていた。騎乗がうますぎてやばいわ」


アナウンサー「この馬にとっても、淑之騎手にとってもはじめてのG1がこの菊花賞」


淑之「下ろされそうになったこともあったけど、ポンコツ以外の皆が自分に任せてくれて………ニート時代のこととか思い出して…ほんとにG1勝ててよかったです…」


アナウンサー「目に光るものがありますね」


淑之「うぅ………ニートやめれてよかった……ニート時代は肩身が狭くて毎日ネットゲーばかりしていて……」


アナウンサー「今後の展望は」


淑之「キムヨナにリベンジをしたい。秋は古馬路線で」


アナウンサー「ファンヘ一言」


淑之「G1の舞台で勝ててよかった。俺の騎乗は完璧だったと思う。これからも俺がいい騎乗ができるように応援よろしうぉぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」


アナウンサー「死ね」


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