ファークリン独り言(2スレ136氏)


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2008/12/01(月) 05:14:44 ID:XufljrDl

ふと、懐かしい“あの頃”を思い出すことがたまにあるんだ。

まだボクとアミちゃんだけじゃなくて皆がいたころ、
ボクはずっとアミちゃんと一緒にいたいって思ってた。

…いいや、今だってそう思ってるし、
現にボクのすぐ隣にアミちゃんはいる。

紛れもなくボクは幸せなんだ、
毎日そう実感することができるのもアミちゃんのおかげだよ。

…でも、変わちゃったね、ボク達。

もうジオフォートの皆と別れて二人だけで旅を始めて五年も経ったんだね。
五年も、ね。

身長はアミちゃんに抜かれちゃって、
本当に“チビ”って言葉の通りになっちゃったよ。
ボクだって五年でだいぶ成長したけど、
アミちゃんには敵わなかった。

色んな意味でアミちゃんは女の子らしくなったね。
心も、身体も、“何もかも”歳相応の女の子になったんだね。

今日で三回目かな。

初めては確か先月だったよね。

先月、泊まった宿のベッドの上でアミちゃんはボクを押し倒した。

最初はなんだか解らなくてびっくりしたけど、
アミちゃんの顔を見てなんとなくだけど理解した。

アミちゃんの顔は真っ赤だった。
“思春期なんだな”って、アミちゃんがボクの服を脱がそうとした時に納得したよ。

そしてお互いに裸になって、
アミちゃんがボクに覆いかぶさって、ボクはそれを受け入れた。

『好き』

アミちゃんのその一言がすごく嬉しくて、僕が笑うとアミちゃんも笑ってくれた。

その時、確かにボクは幸せだった。

アミちゃんに選んでもらえて、
アミちゃんと一つになって、本当に良かった。

でも、本当は少し寂しかったな。

今のアミちゃんと五年前のアミちゃん、
同じアミちゃんでもボクを見る瞳は変わっちゃった。
アミちゃんの内で、
ボクはただの付き添いから男性になったんだ。

それはそれで嬉しいんだけど、
もう昔のアミちゃんとボクには戻れなくなった、それが少し惜しかったんだ。

…解ってる、成長すれば変わってしまうのが普通で、
むしろボクも変わらないといけないんだって。

アミちゃんがどんどん大人になっていくのに、
僕が子供のままじゃダメなんだって。

だから、名残を惜しむのはもう止めよう。

昔のことは思い出としてそっと仕舞っておこう。
もう今までのアミちゃんとボクじゃないから。

これからのボクは、
これからのアミちゃんが満たしてくれるから。

そして、ボクがこれからのアミちゃんを満たしてあげなきゃ。

アミちゃんがボクにくれた『好き』って言葉に応えなくちゃ。

今はまだダメなボクだけど、
必ずボクはアミちゃんに相応しいボクになるから…

だから、見ててねアミちゃん。

大好きだよ。




〈了〉
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