名前 | 尾張 告(おわり つげる) |
種族 | 蛍 |
能力 | 終わりを告げる程度の能力 |
二つ名 | 終告虫 |
性格・特徴 | 何事も終わる事を前提に考える終末論者 |
職業 | 終わりを告げる者 |
年齢 | ? |
身長 | ? |
体重 | ? |
外見・特徴 | 彼女の姿を見た者は、彼女が孵化する瞬間から、羽化して成虫になり、死ぬ瞬間までを必ず全て見届ける事になる。 そのため、彼女のはっきりした姿を記憶に留める者は少なく、伝えられる姿形も多種多様である。 共通する特徴は、青髪で青白く光る瞳と、漆黒の鞘翅と透明の後翅を持ち、臀部が発光する。 |
あらゆるものに終わりを告げる妖怪蛍。
彼女が終わりを告げたものは必ず終わるため、予告なのか、強制的に終わらせるのか、誰にも区別が付かず、人間の中には不吉をもたらすと考える者もいる。
彼女が姿を見せる時は、必ず卵の状態から始まり、誕生から死亡までの全ての過程を辿るため、姿を現す度に死んでいると言える。
しかし、彼女は何度でも現れるため、不死身ではないかと考えられている。
なぜ同じ彼女だと分かるのかと言うと、現れる彼女と思しき者は必ず同じ名前を名乗り、同じように終末を告げるためである。
本当のところは同じ個体であるという証拠は無い。
もしかしたら、彼女は一個体ではなく、一つの種として同じ生態を辿っているだけなのかも知れない。
彼女が終わりを告げるものの多くは、物事の決着であったり、行事の終了や、季節の終わり、果ては店の営業時間の終わりまで、大小様々である。
全ての終わりを告げるわけではなく、いつ終わりを告げるために現れるのか分からず、大国の終焉を告げた後、実際に大国が滅亡した事もあれば、彼女が現れないまま、滅亡した国もある。
(もしかしたら目撃談が語られなかっただけかも知れないが。)
このように、彼女がどんな時に終わりを告げるのかに明確なパターンが無いため、会おうと思っても会えるわけでは無く、終わりを告げる時以外に彼女が目撃された事は皆無であるため、終わりを告げる時以外はいないのではないかと考えられている。