「Old Fogey」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「Old Fogey」(2007/10/02 (火) 14:02:52) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
*《Old Fogey》(頑固じいさん) [#r5f0bc0a]
#whisper(card,"Old Fogey");
[[フェイジング]]、[[累加アップキープ]]、[[エコー]]、[[消散]]、[[他の恐竜とのバンド>他の〜とのバンド]]、[[プロテクション]]([[ホマリッド]])、[[雪かぶり]][[平地]][[渡り]]、[[側面攻撃]]、[[ランページ]]と、妙に古い[[キーワード能力]]が並んでいる。~
さらに、[[クリーチャー・タイプ]]の[[恐竜]]もこれ以前には[[随分昔>アイスエイジ]]に[[一体いた>Pygmy Allosaurus]]のみだったマイナー種族である。
[[Blast from the Past]]と対をなす「旧世代」のカードで、枠が[[スカージ]]以前までの物だったり([[タイプ]]欄などが太字なので、正確には[[ポータル]]などに類する)、タイプ欄が「恐竜の[[召喚]]」(Summon Dinosaur)だったり、更には[[イラストレーターの誤植>Douglas Shuler]]までそのまま。もちろん[[プレミアム・カード]]には流星マークまでついている。
2マナで7/7と[[マナレシオ]]が非常に大きい。~
しかし[[フェイジング]]と[[エコー]]と[[消散]]と[[累加アップキープ]]があるため序盤に出しても制約が大きい。~
それに、これらの[[能力]]が同じカードにあるため処理も面倒である。~
[[回避能力]]はあるものの、雪かぶり平地渡りとプロテクション(ホマリッド)なのでそこまで期待できない。~
ただ[[コールドスナップ]]の影響で渡りは強化されたと言えるし、側面攻撃とランページを持つためクリーチャー同士の戦闘ではほぼ無敵である。
[[永劫の中軸/Eon Hub]]で[[アップキープ]]を飛ばすのが最も有効だろう。~
また、[[ブラストダーム/Blastoderm]]同様[[速攻]]をつけるのもよい。~
最後は[[手綱取り/Grab the Reins]]か何かで[[投げ>投げる]]よう。
以下は[[Mark Rosewater]]によるFAQ(TIWDAWCC)から参考にした、簡単なガイド。
|''第1ターン''|Old Fogeyを[[プレイ]]する|
|''第2ターン''|アンタップ・ステップの開始時に、これが[[フェイズ・アウト]]する|
|''第3ターン''|[[フェイズ・イン]]する。アップキープに[[累加アップキープ]]と[[エコー]]で計(1)(緑)(緑)を支払う。[[消散]]カウンターは残り2|
|''第4ターン''|[[フェイズ・アウト]]する|
|''第5ターン''|[[フェイズ・イン]]する。[[累加アップキープ]]と[[エコー]]で計(2)(緑)(緑)を支払う。[[消散]]カウンターは残り1|
|''第6ターン''|[[フェイズ・アウト]]する|
|''第7ターン''|[[フェイズ・イン]]する。[[累加アップキープ]]と[[エコー]]で計(3)(緑)(緑)を支払う。[[消散]]カウンターは無くなる|
|''第8ターン''|[[フェイズ・アウト]]する|
|''第9ターン''|[[フェイズ・イン]]する。[[累加アップキープ]]や[[エコー]]を支払うまでもなく(それぞれ支払いは可能)、[[消散]]のために生け贄に捧げられる|
-この手順を冷静に見てみると、これが実は普通に強いクリーチャーであることがわかる。~
2[[ターン]]目にプレイできれば、4ターン目には7/7+αで殴りかかれる。~
維持のために[[マナ]]こそ喰うが、[[マナ加速]]手段の豊富な[[緑]]にとってはたいした負担でもないだろう。
//-[[エコー]]・コストが書かれていないが、「[[エコー]](緑)(緑)」と解釈できる。
//-「雪かぶり平地渡り」は現在では「[[氷雪]]平地渡り」と読み替えて使用するのが妥当。
-現在の[[ルーリング]]に合わせた表記へ書き換えるとすれば、次のようになる。
Old Fogey (緑)(緑)
クリーチャー ― 恐竜(Dinosaur)
フェイジング、累加アップキープ(1)、エコー(緑)(緑)、消散3、他の恐竜(Dinosaur)とのバンド、
プロテクション(ホマリッド)、氷雪平地渡り、側面攻撃、ランページ2
7/7
[[エコー]]にはエコー・コストの表記が加わり、[[雪かぶり]]は[[氷雪]]に置き換えられた。
-[[他の〜とのバンド]]を元から持っている唯一のカード。他にもプロテクション(ホマリッド)、雪かぶり平地渡りを持つのはこのカードのみ。~
-[[マジック]]で最多の9個キーワード能力(のみ)を持つクリーチャー。~
次点は[[怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath]]の7個。
-当時としては「過去の遺物」であったキーワード能力ばかりなのだが、その後の[[コールドスナップ]]で累加アップキープが復活、氷雪土地渡りを持つ新しいクリーチャーも現れた。~
さらに、まさに過去の遺物がテーマの一端である[[時のらせんブロック]]では、側面攻撃と、[[タイムシフト]]限定ながらランページが再登場、エコーの概念は拡張されてエコー・コストが加わり、消散は[[消失]]となって帰ってきた。~
フェイジングはさすがに登場しなかったが、[[フェイズ・アウト]]領域を利用していたクリーチャーである[[熱狂のイフリート/Frenetic Efreet]]が、フェイズ・アウト領域を利用しない[[熱狂スリヴァー/Frenetic Sliver]]としてリメイクされた。ホマリッドにも新種が出現した。~
Old Fogeyが持つキーワード能力のうち、これらの[[エキスパンション]]でかすりもしなかったのは[[バンド]]関連くらいである。~
ただ、恐竜の新登場はならなかった。
-このおじいさんが[[フレイバー・テキスト]]で語っているマジック論は素晴らしい。
>
'''最近のガキときたらやれコレクター番号だ目新しいタップシンボルだ。ブラック・ロータス20枚と疫病ネズミ20枚。これこそが本当のマジックじゃ。'''~
<
ちなみに[[コレクター番号]]がつけられたのは7年近く前の話であるし、[[タップ・シンボル]]の歴史も古い。
-[[こんなの>画像:Old Fogey]]が雪かぶりの平地を歩いていたらすぐにばれそうなものだが、氷河期の恐竜で[[Pygmy Allosaurus]]がいるため、おそらくこの辺をいじったものだと思われる。
--[[マジック]][[プレイヤー]]であらせられるようなので、もしかしたら"Plain's Walker"と言う[[洒落>プレインズウォーカー]]なのかもしれない。
-[[イラスト>画像:Old Fogey]]の背後で[[Time Machine]]が墜落している。
-「頑固じいさん」と名前だけ聞くと、恐竜とはすぐに分からない。
**参考 [#a940c574]
-[[カード個別評価:Unglued系]]