eukaryotes、真菌
特徴
・性状:菌糸(酵母は単細胞形)
・真核で染色体有り
・細胞膜:エルゴステロール
・細胞壁:β-グルカン、キチンなど
抗真菌薬
・グリセオフルビン:経口投与。微小管阻害
・ポリエン系(アムホテリシンB)
共役二重結合を持つ、大環状ラン
細胞膜エルゴステロールと複合体を形成し、細胞膜構造と機能を障害
・アゾール系(イミダゾール系、トリアゾール系など)
エルゴステロール合成阻害薬
細胞膜と機能に障害。
アムホテリシンBより安全で、静菌的
・キャンディン系(ミカファンギン)
β-グルカン合成阻害
・5-FU(経口)
核酸合成阻害
原虫
真核生物でもっとも下等な単細胞原生生物で寄生性を有する
感染症
抗原虫薬(抗マラリア薬)
・経口キニーネ(キナの樹皮)
無性生殖体には効くが、有性生殖体には効果なし
副:低血糖
・スルファドキシン(サルファ剤)
&ピリメタミン合剤(SP合剤)
ピリメタミンは、葉酸合成阻害によりDNA合成阻害
・メフロキン(メファキン)
クロロキンより毒性減
禁:ジゴトキシン、カルシウム拮抗薬、βブロッカーなどを併用
国外では使用可----
・クロロキン(経口)
副:眼障害
・プリマキン
生殖母体と肝内休眠型に作用
最終更新:2008年01月19日 22:06