125 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/04(金) 15:19:38 ID:P0ZW03wk
少女向け本はちょーと十二国記以外はボーイズなんじゃあないかと思って、
少女向けコーナーには行けなかったけども、ここを見るとそうでないのもいっぱいあるようで安心した。
上記の理由で少女向け本はほとんど読んでいないが、
富士見の『武官弁護士エル・ウィン』(鏡貴也)シリーズはどうだろう?
主人公は女子(16)で一人称、元姫だが国がつぶれて他大陸に逃げ、
強盗をするがいきなりそんな彼女の目の前で、彼女を被告にした裁判が行われる。
訳も分からず答えてた主人公を、先ほど一人だけ脅されても金を出さなかった男が弁解し始める。
男は武官弁護士。武力でもって人を裁ける権利を認められた弁護士だったのだ。
と言う感じ。
だんだんと男に主人公は惹かれはじめるが、男は極度の鈍感で、告白まがいな事をする主人公の気持ちに気がつかない。という王道。
主人公の妄想が暴走したり、無自覚な男の発言にきゃーきゃー言うのが嫌な人には駄目かも?
しかし、10巻まで読み進めると、それでさえ切なくなる。下手すると泣く。
武官弁護士は竜にでも勝てるスーパーヒューマンだが、力には代償があり、ストーリーにも関係している。
男の鈍感の理由もストーリーにも関係しているが、恐らく誰も予想できない理由だろう。
ネタバレ多いかもしれない。逝ってきます。

126 名前:125[sage] 投稿日:2006/08/04(金) 15:43:05 ID:P0ZW03wk
書き忘れてたが、好き嫌いの激しい作品になるだろう。
特に一巻のみで判断すると、あまり面白くないかもしれない。
しかし、全体のストーリーはかなりいいと思う。
また、本編は10巻で止まっているが、今年中には続きを出すはずだ。
作者は神速のエンターティナー(だったか)と呼ばれているぐらい
出すのが早いので(他作品もあわせると約5年で29冊出している/二ヶ月に一冊のペースか)。
体を壊さないかが、ものすごく心配な点だw

127 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/04(金) 16:50:42 ID:9a7dg2kT
ちょーと十二国記以外はボーイズなんじゃあないか
もの凄い偏見だな、どんだけ視野狭窄なんだw

128 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/04(金) 18:33:37 ID:Ksd0HruC
125
弁護士物ということで興味はあったものの、あまりいい評判を聞かないので
スルーしてたけど設定は非常に好みだな。
図書館に入ってるからためしに読んでみる。

129 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/04(金) 22:50:01 ID:SbIHuS8L
鏡貴也は文体がスレイの劣化版みたいな印象しか受けられなかったんだよなぁ…
好きな人ごめん。けどあの効果音多用の一人称小説って苦手な人は相当苦手だと思うんで。

これだけだとあれなので一冊紹介。古いんですが
「12月のベロニカ」
ラノベには珍しい(? と解説にはあったが自分には良く分かりません)
叙述トリックを用いた純愛ファンタジー。

女神のよりしろとして一生を眠りの中に過ごす女性「ベロニカ」。
彼女に騎士として選ばれたものには仮初の不死と、最高の名誉が与えられる。
ある者は名誉を求め、ある者は約束を果たすため、多くの男たちが
「ベロニカ」の騎士を求めて集う…。

…と、世界観はこんな感じで。
話の主軸は「ベロニカ」の騎士を巡る男達の友情や確執なんだけど
独特で壮大な世界設定と、純愛に浸りたい人にもお勧め。
ラスト泣ける。

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最終更新:2008年11月23日 13:26