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あらすじ

 土曜日の午後、まひると連れ立って図書館に試験勉強に出かけたかぐやは、勉強疲れでぐったりしているまひるを見ながら自宅でのお茶に誘った。最初はくたびれたので帰りたいと言っていたのだが、お取り寄せの高級ロールケーキがあると知って目を輝かす。「まひるは意地汚いレジ」というオレンジの声も無視してかぐやの家に行くことにした。
 師走の町はクリスマスと年末商戦に向けて一層華やかになっている。「日本の街もクリスマスは綺麗よね」とかぐや。「かぐやの居た外国はどうだったの?」「うーん、寄宿舎は郊外だったからそれほどでもなかったわ。割と地味よ」「へー」 マウンテンバイクに乗りながら話しているうちにかぐやの家の近くにまでやってきた。
 そこにいきなり光る稲妻。「!」 突然、風雨が二人を襲う。慌てて家に駆け込むが、二人ともぐっしょり濡れてしまっている。「風邪ひくといけないから、私の服を貸すわ」 バスタオルで拭きながら、かぐやはまひるに服を差し出す。それを受け取って素直に着替えるまひる。「嵐が治まるまで家にいればいいわ」 かぐやの申し出を素直に受けるまひる。「じゃあ、家でも試験勉強しましょうか?」「そんなぁ…」 まひるとかぐやがかぐやの部屋で勉強道具を広げていると、かぐやのお祖母さんが部屋にお茶とお菓子を持ってくる。
「まひるちゃん、いらっしゃい」「お邪魔してます」「ところで、まひるちゃん。台風が来てるそうよ。もし差し支えなかったら泊まっていったらどうかしら? それとも迎えに来てもらう?」「えー」 驚いたまひるとかぐやが居間のテレビを見ていると、画面には天気予報士の人が急に発生した季節外れの台風について解説していた。日本のすぐそばで急激に発生し、小型ながら強い勢力を保っているらしい。今夜には上陸し、光が丘のある方向に進むという。「まひるちゃん、お家に電話して泊まってもいいかききなさい」とかぐやのお祖父さん。
 まひるは電話を借りて家に電話をした。電話口に出たのはあさひ。あさひの言う事には、お母さんはクライアントからの電話連絡待ちで家に居り、お父さんは発電所に詰めていて帰ってきていないらしい。まひるが泊まるかも知れないことを伝えると「月宮さんの家なら安心だし、大丈夫だよ、お姉ちゃん」という声が聞こえた。お母さんにも伝えるよう連絡してまひるは電話を切る。「連絡して許可をもらったので、今日はお世話になります」 まひるの言葉に喜ぶかぐや。おばあさんもそんなかぐやの様子を見て嬉しそうだ。夕飯は、和食が出て美味しく頂く。お風呂に入った後、少し勉強して眠ることにした。外は相変わらずの風雨で騒がしい。二つ並べられた布団に入る。まひるはかぐやから寝巻き用の浴衣を借りて着た。
「こうして二人で寝るのって、最初にまひるの家にお泊りした以来かしら?」「合宿の時も寝たじゃん」「だってあれば二人っきりじゃなかったし」「そう言われればそうだね」
 何だか眠るのが惜しくなって色々と思い出話を語る二人だったが、いつの間にか眠り込んでしまっていた。
「二人とも起きるレジ、何だか闇の気配がするレジ」 翌朝、雨戸を叩く風の音ではなく、オレンジの声で目を覚ます二人。眠い目をこすりながら起きると、オレンジとパープル、そしてピンクがなにやら相談している。「この嵐はどうも怪しいピピ」
 二人とも只の台風だと思っているので、オレンジたちが何を恐がっているのか分からなかった。とりあえず居間に行ってみる二人。居間ではお祖母さんがテレビを見ている。上陸した小型台風は、光が丘上空で停滞し、何故か予想進路の通りに進まないらしい。気象予報士の人がいろいろと原因を説明したが、最終的には「こんなの俺が分かるわけねーだろ」と逆切れするありさま。とにかく異常事態なのは分かった。お祖父さんの姿は見えない。お祖母さんの話だと、町内会の呼び出しで町の寄り合い所に出向いているとか。テレビの中で中継がはじまり、駅前商店街の看板が吹き飛ぶ様子が映し出されている。ビルの外壁が落ち、最期にはカメラマンが持つカメラが飛び、中継車が横倒しになって電波が切れた。スタジオでアナウンサーが慌てている。
「ねえ、かぐや。あれ見た?」「見たって、あの隅にちょっと写ってた黒服の奴?」「あんな強風なのに帽子飛んでなかったよね」
 部屋に戻った二人は窓を開けてキュアパストを取り出す。サーチモードで探るとパストから出た光は一直線に上空の雲に向かっていく。「やっぱりクライナーの仕業だ」 まひるたちは裏口から飛び出したが、強風にあおられてまともに歩けない。「変身するパプ」 まひるたちはプリキュアに変身し、力強く地面を蹴った。

「脆い、脆すぎますな。この導きの星の生き物たちは……」 嵐の中で一人平然と佇む黒服の男。良く見れば人間でないことは一目瞭然なのだが、周囲に人はいない。風雨の中で次々に崩れていく建物や吹き飛ばされる車を見ながら、モークライはほくそえんでいる。飛ばされてきたトラックが、彼の眼前に迫る。次の瞬間、右手の爪が一瞬でトラックを切り裂き、モークライの後ろで炎をあげて爆発する。
「脆い……脆すぎますな」
「待ちなさい!」「あなた、何やってんの」 風音に負けない声が響く。ビルの上にプリキュアの二人が立っていた。「まず、あなた方を倒さねばなりませんな」 モークライの言葉の後で闇の空間が急速に広がる。雲の中から巨大な目が現れる。ギョッとする二人。目だけだったクライナーが実体化し、竜巻のような形になって地上に降りてきた。これまでも巨大なクライナーを幾つかみたが、それにも劣らない巨大さだ。強風や横殴りの雨、そして雷や雹などで攻撃してくるクライナー。プリキュアもキックやパンチで攻撃しようとするが、相手が雲なのでいくら殴ったり蹴ったりしても効果がないように見える。雷の直撃を受け、ダメージを受けて地面に倒れる二人。
「プリキュアがやられてるレジ」「今すぐ助けるピピ」 雨風を避けながら遅れてたどり着いたオレンジ達がプリキュアのピンチを目の前にしてブレスを召還した。ブレスが装着され起き上がるプリキュア。「サンディ、飛ぶわよ」 ナイトの声にビルの壁面を駆け上る二人。屋上まで一気に駆け上がると一斉に高く空へ舞い上がる。巨大なクライナーの頭上に達すると、そこにはぽっかりと空いた穴があった。「プリキュアクロスライジングデイーズ!」 穴に落下しながら必殺技を放つ。クライナーの中に突入し渦に巻かれるまま回転しながら発射された必殺技がクライナーをズタズタに引き裂き、クライナーはシャイミーを残して消えた。
「ほうほう、なるほど。良いデータが取れましたよ、では」 モークライは、そう言って姿を消した。
 クライナーが消え闇の空間が消えると、今までの嵐が嘘のように晴れ上がった。嵐で破壊されていた街が綺麗に直っている。まひるとかぐやがかぐやの家に帰り、テレビを見ていると何事もなかったかのように普通の番組だった。
「さあささ、かぐやさん。朝ごはんができましたよ」
 お祖母さんの作ってくれた朝食を食べる二人。「まひる、ごはん食べたらもうちょっと勉強するからね」「えー」 思わず、二人とも笑った。

ストーリー設定メモ

(作品内にこんなシーンが欲しいという設定やイラストを記載します)
09.07.29設定
  • ストーリー構成案の際に出されたアイデア
 かぐやの家に泊まりに行く。両方ともお布団。浴衣にお着替えするのが、初詣への布石

09.10.08設定
  • ストーリーの流れについて
  1. まひるとかぐやがお出掛け→帰り道にかぐやの家に寄る事に
  2. 急に天気が悪くなる→なぜか突然暴風雨に。TVをつけると石原○純風のお天気お兄さんが突如台風が発生したと伝える
  3. 歩いて帰るのは危険だから、とおじいさんたちに諭され、かぐやの家に泊まることにしたまひる
  4. 夕ごはんを食べたり、お布団を並べて思い出をかたりあったり
  5. そのまま眠ってしまう二人。しかし、オレンジたちに起こされる
  6. 外を見ると街が風で吹き飛んでいる(台風が動かなくて天気予報で台風の進路が出せないとか)→お祖父さんは町内会の見回りに出ていて居ない
  7. TVで光が丘地域に大被害が発生していることが分かる
  8. この嵐は尋常じゃない、怪しい気配がするレジ
  9. 嵐に目玉が! これはクライナーね、変身
  10. 超自然の力に苦戦するも何とか撃退
  11. モークライさん「いいデータが取れました」
  12. 嵐で壊れた街が復活→一体なんだったのかしら?
  • モークライさんの目的をもっと明確にしないか?
 モークライさんは地球侵攻後のクライナーを調整してるとかね。ついでにプリキュアの弱点も研究してる


次回予告

まひる「えいっ、えいっ」
かぐや「まひる、大会近いから張り切ってるわね」
まひる「やぁ、やぁ」
かぐや「結構、激しいダンスみたいじゃない」
まひる「とぅ、とぅ」
かぐや「すごい、話し掛けても気がつかないくらい集中してるわ」
ま&か「冒険! プリキュアデイズ、『輝けチア三人娘! って、闇の新たなる挑戦!?』」
まひる「ピカピカ輝き見つかるかも!」
まひる「よっし、イメージトレーニングは終わりだわ、これから練習しようっと」
かぐや「声だけだったのかい!」


第42話のタイトル候補
  • 「嵐のお泊り 台風には気をつけろ!」
  • 「お泊りハリケーン 狙われた光が丘!?」
  • 「嵐のお泊り 台風クライナー大接近!」
から話し合いで「嵐のお泊り 台風クライナー大接近!」が選ばれました。

第42話の話合いの際に出された全体の設定メモ

添付ファイル