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あらすじ

「「「ランタンよ、シャイミーの名のもとに。ボウケン星へ道を開くレジ!」プル!」ピピ!」
 オレンジたちがランタンに手をやりながら一斉に叫ぶ。その声を合図にまひるたちのいる空間が激しく輝きはじめ、ランタンを中心にして光の球となって宙に浮かぶ。最初はゆっくりと浮かんでいたが、やがて速度をあげながら、どんどん上昇する。強い光が治まって、まひるたちが目を開けた時には、地球ははるか遠くに浮かんでいた。以前、ランタンが暴走した時とは違い光の球のまま宇宙空間を飛んでいっている。そして、星々が一瞬光の線になり、次の瞬間には闇色の光を失った空間へと突入していた。
「前は良く分からなかったけど、これがボウケン星?」「というより、ボウケン星のあった星域レジ」「ボウケン星を中心にした宇宙空間そのものが闇の力に覆われているパプ」「ダークネスが力を蓄えれば宇宙全体が闇の力に覆われてしまうピピ」 まひるの疑問にオレンジたちが答える。その暗く冷たく寂しい姿にまひるとかぐやは想いを一層強くするのだった。光の球は、灰色の冷たい星の上空に達した。月のように生きているものが何もないとしか思えない荒れ果てた惑星。それがボウケン星だ。ゆっくりとまひるたちは降下していき、街外れと思われる場所に降り立つ。光の球が消えてランタンが残さる。「ここが……ボウケン星」「前に来た時も思ったけど、酷いところね」 まひるとかぐやが周囲を見回す。「ダークネスの居るところは、どこかしら?」 キュアパストを使って周囲を探ると、ある方向へまっすぐ光の筋が伸びていった。「やっぱり光の神殿のある方角レジ」 オレンジが間違いないという風に断言する。かぐやとまひるは、そのパストの指し示す方向へ歩いていくことにした。
 街があったであろう廃墟の中を進んでいく。かつてはオレンジたちのようなボウケン星の住人であったであろう石像があちらこちらに立っている。オレンジたちの表情は暗い。まひるたちも押しつぶされそうな気持ちに耐えている。「この街はもう駄目なの?」 まひるのふとした質問にピンクが答えた。「ランタンに入っているシャイミーの力を使えば、闇の力は浄化できると思うピピ」「やってみる価値はありそうね」
 その時だった。恐ろしげな声が周囲から響く。「よくここまで来たな」 慌てて周囲を見回すまひるたち。みれば建物跡の上にガトールとアンコチョウチョウの姿が見える。「ここから先は行かせんよ」「ここがあんたたちの墓場だわいな」 ガトールとアンコチョウチョウが両手を前に突き出し、闇のオーラを発射する。そのオーラは、合わさって何か怪しげな形を作り始める。そして、それらは、クバート、ウォルケン、スゥの姿になる。「!」 倒したはずの3幹部の復活に驚くまひるとかぐや。彼等の目には表情はなく、ただただ闇の色が宿っているだけだ。「変身よ」 キュアパストでプリキュアに変身する二人。オレンジたちはランタンを抱えて建物の影に隠れる。
「われらの恨み、今こそ晴らすべき~」 3幹部がプリキュアに飛び掛る。クバートは素早さを発揮して二人にダメージを与え、ウォルケンに掴まるとその怪力で投げ飛ばされた。スゥは鞭のような武器を使い二人を寄せ付けない。3対2という圧倒的な不利な条件だが、サンディとナイトは何とか立て直してコンビネーションプレイで反撃に討って出る。投げ飛ばされた力を利用してクバートを吹き飛ばし、スゥの武器を掴んで逆に投げ飛ばす。そして3幹部を一箇所にまとめたところで、必殺技を発射した。3幹部は必殺技を喰らいそのまま消える。
「再生幹部では、やはり駄目か」「まあ木偶の棒たちでありんしたからね、時間稼ぎ程度でありんすよ」 今度は、ガトールとアンコチョウチョウがそれぞれプリキュアに挑み掛かってくる。サンディにはアンコチョウチョウが、ナイトにはガトールがそれぞれ襲い掛かって来て、二人は分断される。アンコチョウチョウが扇子を取り出し、大きく広げて扇ぐ。猛烈な風が吹いてサンディが吹き飛ばされた。その後を追うアンコチョウチョウ。一方、ナイトへはガトールの容赦ない攻撃が襲い掛かっていた。「手加減はせぬぞ…生き残るのは俺かお前か…勝負!」 拳法の組み手のような正統派の攻撃だが、ナイトは防戦一方である。気を抜いたわけではないが、一方の攻撃を受けている間に別の場所への攻撃が襲い掛かって来て、ナイトは受身を取れずに吹き飛ばされる。地面に倒れこむと容赦ないパンチとキックの攻撃が待っている。地面をゴロゴロと転がりながら逃げるのが精一杯だ。
 閉じた扇子の先から液体が噴射する。「ほれ、水芸でありんすよ」 液体の掛かった所が煙を上げて溶けていく。何か強力な溶解液のようなものらしい。いくらサンディでも直撃を受けたらひとたまりもない。液体を避けるのが精一杯で、攻撃の一手すら打てないのがもどかしい。
 連続攻撃を避けるのに精一杯だったナイトだが、それでも反撃の一手を狙ってガトールに果敢に挑んでいた。攻撃を受け流し、相手の力を使って投げ飛ばす。ガトールの動きも大分見えるようになってきた。それでも相手は星々を滅ぼして来た強大な力を持っている。攻撃を防御するつもりで受けてそのまま吹き飛ばされるのも度々だ。
 建物跡の壁に吹き飛ばされるナイト。その中にはオレンジたちが隠れていて、彼らの姿がまるみえになってしまう。そこにはランタンが……。「その中にシャイミーがあるのだな。それさえ貰ってしまえば、我等に恐れるものはない」 ガトールが手を伸ばす。ランタンを取り囲み守ろうとするオレンジ、パープル、ピンク。「ランタンに触るなレジ」 オレンジが飛び掛ったが、簡単に払いのけられてしまう。同様にパープルたちもあっさりと投げ飛ばされる。ナイトは、思った以上にダメージがあったのか、起き上がることができない。ランタンにガトールの手が伸び、そして取っ手を掴む。
「シャイミーは全て我が手に落ちた。これで、プリキュアも終わりだ」 ガトールの高笑いが響く。ナイトが起き上がり、投げ飛ばされて気を失っているオレンジたちを抱えてガトールに向き合っていた。
「!」 ガトールの顔色が次の瞬間青ざめるのが分かった。ランタンが強く光り始めている。そして明るく輝いてガトールの姿を包み込む。ガトールの口から絶叫が上がる。「何、何だ……闇の力で包まれていないシャイミーは、こんなに危険なものだったのかあ」 光の中でガトールの姿が白くなっていき、砂で作った像のように崩れ始める。そして跡形も無く消えてしまった。
「ランタンの力に助けられたわ」 ホッとするナイト。オレンジたちの意識が回復したのを確認するとランタンを預けてサンディの方へ向かう。ランタンの光を浴びたせいか、ガトールから受けたダメージは回復している。
 溶解液の水芸と扇子の暴風に阻まれて、なかなか攻撃できないサンディは、自らの瞬発力を使って後ろへ回り込んだりなど反撃の機会を捉えようと一生懸命だった。「サンディ」 ナイトの声が聞こえてそれに気を取られたアンコチョウチョウに隙ができる。その隙に乗じて下から蹴り上げて扇子を吹き飛ばす。何が起きたか分からずあっけに取られるアンコチョウチョウ。「ナイト、ナイス」 プリキュアが二人に増えたことでガトールに何があったか、すぐにアンコチョウチョウは悟ったようだった。扇子はないが、単独でも充分に強い。二人掛りで前後左右から攻撃を加える。「ちょこまかと、小賢しい小娘だねえ」 怒りで真っ赤になったアンコチョウチョウの猛攻。吹き飛ばされるサンディとナイト。そこへようやくオレンジたちが追いつく。「ブレスを装着するパプ」 アドベンタルキーを呼び出して、ランタンからブレスの力を解放する。ブレスを装着した二人は、その力を使って反撃に移る。そして、アンコチョウチョウに向かって必殺技を発射する。アンコチョウチョウはブレスの力を加えた必殺技の前に消えて行った。
「ようやく、ダークネスの幹部を倒したのね」 二人はちょっと肩の荷が降りたような気がしてその場に座り込んだ。オレンジたちが駆け寄ってくる。「やったレジ」「よくやったパプ」「邪魔が居なくなったから浄化をやってみるピピ」 ピンクを中心にしてランタンを操作する。ランタンが明るく輝きだし、ゆっくりと点滅し始める。「シャイミーの力よ、我が星全てを清めるピピ」 ピンクの言葉に従うように、ランタンから同心円状の光の輪が解き放たれる。一度、二度、三度と光の輪が発射される度に荒れ果てた周囲の姿が輝きを取り戻し、生き物や街の姿が再生していく。
「す、すごい」「これがシャイミーの力なのね」 まひるとかぐやはその変化の様子を驚きの表情で見つめている。そして、光が徐々に治まり、ランタンが元に戻った時には美しいボウケン星の姿が取り戻されていた。
「や……やったレジ」「ボウケン星が浄化されたパプ」「うれしいピピ」 オレンジたちは思わず涙ぐみながら復活したボウケン星の姿を見つめている。緑豊かで、少し面白い形の建物が並び、オレンジたちと似た様な住人が住んでいる星、それがボウケン星だった。ここまで来たことの素晴らしさにまひるとかぐやも感動して少し泣きそうになる。「よかったね、オレンジ」「レジ」
 しかし、その感動は長くは続かなかった。黒雲が急に広がり雷鳴が轟く。そして、闇の波動が頭上を駆け抜けていく。「闇の力を感じるレジ」 オレンジが叫ぶと同時により強い波動が街を包み込み、美しい色彩がみるみる灰色の世界へと戻っていく。突然のことに、呆然とするまひるとかぐや。ガックリとするオレンジたち。
「やっぱり、ダークネスを完全にやっつけないと駄目みたいね」 波動の来た方向を見つめるまひるとかぐや。ショックから立ち直ったオレンジたちがうなずく。「光の神殿に行くレジ」「そこでエクリプスを倒すパプ」「プリンセスも助けるピピ」
 まひるたちは再び、神殿のある方角へ向かって歩き始めた。この先続く激しい戦いを予感しながら。

ストーリー設定メモ

(作品内にこんなシーンが欲しいという設定やイラストを記載します)
09.07.29設定
  • ストーリー構成案の際に出されたアイデア
 最終決戦序盤

09.10.30設定
  • ストーリーの流れについて
  1. 前話の引きを再現(ランタンピカー!)
  2. ボウケン星に到着→キュアパストで探索→神殿の方角に闇が・・・
  3. 神殿に向かって、昔の街の跡を進む
  4. 目の前にガトールとアンコが登場「これ以上先には進ませぬぞ」「ここがあんたらの墓場さね」
  5. お前達の相手はこれで充分だ!、3幹部再生で登場→襲い掛かる3幹部たち「恨みはらさず~!」
  6. 戦闘の末、通常の必殺技でやっつける→「やはり再生幹部は脆いな」→2幹部戦闘
  7. サンディはアンコとナイトはガトールと戦闘、かなり苦戦
  8. ガトールがランタンに気付く「これさえあれば、我等は無敵だ!」→手を伸ばす→ランタンから光が
  9. ランタンの光に包まれるガトール「くそっ、闇化されていないシャイミーはこんなにも危険なものなのかぁぁっ!」→絶叫とともに消滅
  10. ナイト、サンディの応援へ。苦戦しているサンディだったが、二人掛かり+ブレス装着→必殺技でアンコ撃破
  11. ランタンの力で、街が浄化され、元の姿に戻る→皆喜ぶ→オレパブピンク感動で本気泣き
  12. が、雷雲が現れ、ある方向から闇の衝撃波が来て一瞬のうちに荒れ果てた姿に→呆然とするまひがく
  13. やっぱりダークネスを倒さないと駄目ね→神殿へいくレジ!
  14. 全員が神殿に向かう姿で止め絵(第48話へ続く)

09.11.02設定
  • ガトールの死に様について
 ガトールの消滅するときが、もっと憮然としていたらカッコイイかな。グワァーとかじゃなくて、強い奴と戦えてある意味悔いなし、みたいな→結果、あらすじを一部修正


次回予告

まひる「やっと幹部二人も撃破できて、あと一息」
かぐや「プリンセスパールを助けなくっちゃ」
まひる「え、プリンセス? 誰だっけ?」
かぐや「ほら、アドベンタルデイズキーをくれた人よ」
まひる「思い出した、石像だった人ね」
かぐや「シャイミーの力があれば負けないわよ」
ま&か「冒険! プリキュアデイズ、『よみがえる光と影 プリキュア絶体絶命!!』」
まひる「ピカピカ輝き見つかるかも!」
かぐや「気をつけて、まだ敵が居るわよ」
まひる「暗闇でサングラスって、ちゃんと見えるのかなぁ?」


第47話のタイトル候補
  • 「最後の決戦、ボウケン星を取り戻せ」
  • 「最後の決戦! ボウケン星を取り戻せ」(修正版)
から話し合いで「最後の決戦! ボウケン星を取り戻せ」が選ばれました。

第47話の話合いの際に出された全体の設定メモ

添付ファイル