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あらすじ

 ピンクをダークネスから奪還することができたのもつかの間、肝心のピンクの行方が分からなくなっていた。オレンジとパープルは暇な時に街中を探したりしていたが、行方はようとして掴めない。オレンジとパープルに疲労の色が浮かんでいた。
「ピンクはどこに行ったレジ?」「もうこの街にいなんじゃないパプ」 まひるの家の居間で煎餅を食べながらオレンジとパープルが相談していた。まひるたちは学校で、両親は仕事で出かけている。ゆったりとくつろいでいても問題は無い。
 オレンジが何気なくテレビをつけると、ワイドショーの時間だった。だらだらと見ていると急にオレンジとパープルの目が番組に釘付けになる。『光が丘に謎の生物か!』というタイトルでピンク色の未確認生物が目撃されたという情報だったのだ。発見者が興奮した様子で『ピンク色の生き物で30センチから50センチくらいの大きさでした』とインタヴューに答えている。
「パープル、もしかしてレジ?」「もしかするパプ」 オレンジとパープルは顔を見合わせて、お互いにうなずいた。

「明日から夏休みですが、アリオル学園の生徒として自覚ある行動をとってくださいね」 松谷先生の声が教室内に響く。明日から夏休みということもあって教室内にはウキウキとした空気が流れている。しかし、先生の次の一言で雰囲気ががらりと変わる。
「それでは通知表を返します」「えーっ!」というブーイングの声が起きるが、谷松先生は淡々と名前を読上げる。「ねぇねぇ、まひる。どうだった?」 則子がさっそく成績表をチェックしにくる。「生活科以外は全部3……」「さすが平均点の女」「そういう皆は?」「えーと……」 お互いの成績表をチラッと見せ合う。「うわーん、神様なんか嫌いだー。則子は仲間だと思ったのにー」 まひるの絶叫が教室にこだました。
 まひるたちが学校にいる時間、オレンジとパープルはワイドショーの情報から郊外にある山中にいた。結構道は険しく、絶壁の壁を登ったり、草やぶの中を進んだり大変である。崖から岩が落ちてきたり、一本橋から転落しそうになったりしながら、ピンクらしき生き物の姿を探す。「ファイト、レジ!」「おぅ、パブ」 山の中でお互いを励まし合う声が響いた。

 放課後、あさひは図書委員の仕事で学校内を本を抱えて廊下を歩いていた。今日が夏休み前最後の委員会活動になるので、本の整理や職員室に貸し出してあった本の回収など忙しい。そんなあさひがふと廊下の外を見ると、学校の制服ではない女の子がポツンと立っているのが見えた。それは、ピンクが人間化したさくらだった。瞳も宝石も光がさし、闇に囚われていた時のかげりはない。
「あのーどうしたんですか? もしかして見学の人?」 無視して行っても良かったのだが、何となく気になったあさひは女の子に声を掛ける。女の子は、あさひの呼びかけに答えなかった。しばらく待っても返事がないので諦めてあさひが立ち去ろうとすると、ようやく決心がついたのか女の子が口を開いた。
「あ、あの。まひるさんとかぐやさんって……知ってますか……」「え、まひるさん? かぐやさん?」 見知らぬ女の子から思わぬ名前を聞いて、あさひは思わず本を取り落としそうになる。
「ご存知ですか?」「ご存知も何も、それってうちのお姉ちゃんとお友達なんだけど」「え?」 意外な展開に双方とも顔を見合わせる。
 そんな時、向こうから騒がしい女の子の集団がやって来た。その中の一人があさひの顔を見つけると声を掛ける。「おーい、あさひー」 声を掛けてきたのはまひるだった。調度いいタイミングなので女の子のことを教えようとするが、その子が居ない。疑問に思いながら、あさひは委員会の仕事を続けるために二人と別れた。
「顔をちゃんと会わせて謝ることができないなんて、何て臆病者ピピ」 教会の裏でしゃがみこんで自分を責めるピンク。あの親切そうな女の子にもお礼をいうことすらできなかった。「やっぱり勇気がでないピピ。あんなに迷惑掛けて謝っただけでは済まないピピ」
 そんなピンクの上に影が差した。見上げるとクライナー幹部のクバートが立っている。「探しましたよ、ピンク。俺もそろそろ負債の返済と行きたいんでね。お前の持っているシャイミーを渡してもらおうか」「これは渡せないピピ!」
 クライナーを償還し、ピンクを捕まえようとする。ピンクは逃げようとさくらに変身しようとするが、力が足りず倒れこんでしまう。迫るクライナー、薄笑いのクバート。
「待ちなさい、クバート」 そこにプリキュアが現れた。学校から帰ろうとしていた時に急に友達が倒れたのだ。キュアパストで学校内に闇の空間があることを察知して間一髪で到着できた。
「ピンクに酷いことをしないで」 ナイトがクバートに飛び掛る。息詰まる攻防戦の末、必殺技を発射。クライナーはシャイミーに戻った。クバートは捨て台詞を残して消えた。
「大丈夫、ピンク?」 戦闘が終わって振り返るとピンクの姿は無かった。

 まひるが家に帰ると、ボロボロになったオレンジとパープルがボロボロになって帰って来た。ベッドに倒れこむオレンジとパープル。「どうしたの?」とまひる。
「ピンクらしい生き物が山に居たってテレビで見たレジ」「それで探しに行ったプル。ハード過ぎたプル」「え? ピンクなら学校で会ったよ。またすぐに居なくなっちゃったけど」「「えーレジ(プル)!」
 夜のニュースで未確認生物の正体がわかったという放送があった。見ると欧州産の羽豚で、誰かのペットが逃げ出したのだろうという話だった。
 ニュースを見ながらがっかりするオレンジを見て、まひるはピンクは意外と近くに居るんじゃないかな?、と思った。ピンクが朝日奈家の屋根に居ることも知らずに。

ストーリー設定メモ

(作品内にこんなシーンが欲しいという設定やイラストを記載します)
09.05.23設定
ストーリーの展開について(文字掲示板に投稿されたものを転載)
 アイデアと前に話がでた「パープルとオレンジがピンクを探しに行く冒険で1話作りたい」という話をミックスして以下の話の流れを考えました。
 さすがにオレパーで1話は難しいし、さくらとあさひの出会いもやりたいという意見があったので、それもプラス。

  • 01.オレパーがテレビで謎の生き物の情報を見る→それがピンクだと思い探しに行くことにする。朝こっそり家を抜け出すオレンジとパープル
  • 02.終業式で通知表が渡される2年山桜組→まひるは生活科以外オール3でショック(他の面々は結構いい点をとっている)
  • 03.街中を通り、山中に分け入るオレンジとパープル!(冒険!冒険!)
  • 04.図書委員の仕事をしているあさひ、廊下を通っている時に見知らぬ女の子(さくら)を発見
 →ピンクが助けてくれた二人にお礼と逃げてしまったお詫びをしたくて学校を訪れる
  • 05.あさひが女の子に話掛ける
 あさひ「見学の方ですか?」
 さくら「……」
 あさひ『返事しないし、変な子?』
 さくら「あの……」
 あさひ「はい?」
 さくら「……まひる……かぐや……」
 あさひ「まひる? うちのお姉ちゃんの事?」
  • 06.そこにまひるたちが出かける相談をしながら通りかかる
 あさひ「あ、おねーちゃーん! この子が…」
 まひる「この子って、誰?」
 振り返るとさくらの姿がない。あさひは「さっきまで居たんだけどおっかしーなー」と言いながら仕事に戻る
 まひる「あさひー、一緒に帰らない?」 あさひ「委員会の仕事があるから先帰ってて」
  • 07.さくらはピンクの姿になって教会の裏手に隠れている
 ピンク「やっぱり勇気がでないピピ。あんなに迷惑掛けて謝っただけでは済まないピピ」
  • 08.そんなピンクに襲い掛かる敵の姿が!
 幹部「エクリプス様が言ってた。お前の持っているシャイミーの力がプリキュアに渡ると困るんだよ」
 ピンク「助けてピピー!」
  • 09.急激に闇の空間が学校を包みさっきまで話していた左右たちが急に倒れる。
 まひる「もしかして、ダークネス?」
 かぐや「変身よ!」
  • 10.キュアパストでサーチして駆けつける二人
 サンディ「あ、あの子ピンクじゃないの?」
 ナイト「助けなくっちゃ」
 で、戦闘開始。ドカバキで必殺技! クライナー殲滅、シャイミーゲット
  • 11.戦闘が終わるとピンクの姿がない。どこいったんだろう? と顔を見合わせる二人。街の片隅を放浪するピンク 「また迷惑を掛けてしまったピピ」
  • 12.決死の大冒険の後でボロボロになって家に帰ってくるオレンジとパープル
 まひる「どうしたの?」
 オレンジ「山の中にピンクらしい生き物が居るってテレビでみたレジ」
 パープル「だから探しにいったプル。でも居なかったプル」
 まひる「ピンクなら学校で会ったよ。でもまた居なくなっちゃったけど」
 オレパブ「な、なんだってーレジ(プル)」
  • 13.終劇(ジャーン)


次回予告

まひる「夏休みだし、冒険したいなぁ」
かぐや「どこに?」
まひる「そうだ、皆で遠出しようよ。電車に乗ってさ」
かぐや「いいわよ。光が丘の他は行ったことないし」
まひる「じゃあ、私が案内してあげる」
かぐや「期待してるわね」
まひる「ああっ、私のキュアパストがなーい。どこやっちゃったんだろう?」
かぐや「大変、急いで探さなくっちゃ」
ま&か「冒険! プリキュアデイズ、『ショッピングでショッキング!? 紛失キュアパスト!』」
まひる「ピカピカ輝き見つかるかも!」
まひる「そうだ、かぐやのキュアパストで呼び出せないかな?」
かぐや「携帯電話じゃないんだから、もうっ」


第25話のタイトル候補
  • 「ピンクを探せ オレンジ達の大冒険」
  • 「ピンクは一体どこいった!?あさひと謎の少女!」
  • 「嗚呼ピンクよどこへ行く故郷無き放浪者よ」
  • 「邂逅あさひ満ち溢れるピンクのほほ」
から話し合いで「ピンクを探せ オレンジたちの大冒険」が選ばれました。
※「オレンジ達」を「オレンジたち」にした方が柔らかくていい、という意見がありました。女児向けなので採用しました。

第25話の話合いの際に出された全体の設定メモ

添付ファイル