最終更新日時2012-07-06
■目次
■本文
『ザ・ゴール』で有名なゴールドラット博士による思考法。
海外の考え方なので、出てくる用語の日本語訳は、人によって少し違っている。
問題解決の3ステップ
TOC思考プロセスは、次の3つのステップで問題解決をはかります。
①何を変えるか? → ②何に変えるか? → ③どのように変えるか?
引用元:
GSC TOC-思考プロセス
ステップ1.何を変えるか
使うツール:現状分析ツリー(原文:Current Reality Tree、略称:CRT、別訳:問題分析ツリー)
目的
アウトプット
いくつかの根本原因(root cause)やただ1つの核心問題(core problem)を見つけ出す
引用元:『ゴールドラット博士の論理思考プロセス』p38
ステップ2.何に変えるか
対立解消図(雲)
目的
アウトプット
1つまたは両方の前提を置き換えるインジェクションを作る
引用元:『ゴールドラット博士の論理思考プロセス』p156
用語説明
「インジェクション」:
現在存在しない状態、環境、またはアクションで、現状に新たに「注入」しなければならないもの
引用元:『ゴールドラット博士の論理思考プロセス』p156
中間目標
対立する状況の主要な要素の関係を描きだし、その解決方法を示唆する
引用元:『ゴールドラット博士の論理思考プロセス』p142
隠れた仮定ーそれは現在正しいと受け入れられているが、実際には疑問なものーを表面化させる。
引用元:『ゴールドラット博士の論理思考プロセス』p142
未来実現ツリー(未来構造ツリー)
目的
検討したアイディアが効果的かどうかシミュレーションし、そのアイディアが「何に変えるか?」の答えであるかどうか検証
解決策によって生じうる副作用を洗い出し、それらに対する対策もここで検討
引用元:
GSC TOC-思考プロセス
アウトプット
手順
ステップ3.どのように変えるか
前提条件ツリー
目的:
アウトプット
解決策の実行計画
論理思考ツリー作成用ソフトウェア
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