名前 | 大場 妖精(おおば・あやせ) |
危険度 | なし |
人間友好度 | 中くらい |
活動場所 | とある平行世界の日本国H県十王町 |
種族 | 人間 |
能力 | 自分の本当に欲しい物が近くにある程度の能力 |
二つ名 | だいちゃん(by千流乃) |
性格・特徴 | 引っ込み思案で大人しいが、年齢の割に大人びている所があり、モラリスト。 |
職業 | 小学生 |
所在 | とある平行世界の日本国H県十王町 |
年齢 | 小学校低学年~中学年程度 |
趣味 | なし |
登場作品、SS | なし |
特技 | 勉強と運動 |
身長 | 若干低い |
体重 | 軽い |
外見・服装 | 栗色の髪をサイドテールにしている。おっとりした可愛らしい顔付き。 身長は千流乃より若干低めで、体も細いが運動神経は良い。 緑系のワンピースを好んで着る。 |
関係人物 | 智華 千流乃(無二の親友) |
千流乃と同じく、とある平行世界の日本国H県十王町に住んでいた小学生の女の子。
元々、O都に住んでいたが、小学校低学年の時に両親の仕事の都合で十王町の小学校に転入し、すぐに千流乃と友達になった。
転校したばかりで周りに友達が一人もおらず、引っ込み思案なため、進んで周りと打ち解けられずにいた彼女に一番最初に話しかけたのは、他ならぬ千流乃だった。
それから彼女と千流乃は何年間も親友で居続け、千流乃が周りから孤立させられた時も、彼女は親友を守るために自分も孤立する羽目になる事も厭わなかった。
そして、最後まで親友を信じ続け、病気で短い生涯を終えた。
彼女は自分の一生を後悔していない。
なぜなら、彼女の一番望むものが近くにあったから。
元々両親に甘やかされ、欲しい物はどんなに入手困難なものであっても、どういうわけかすんなりと買ってもらい手に入っていたため、彼女は自分から進んで取りに行くという習性を身に付けておらず、受身な所があった。
それが引っ込み思案な性格に繋がったのだ。
さらに、それほど努力しなくても、天性の運動神経を持っていたため、小学校低学年で運動会のリレーの選手になり、上級生を追い抜いた事すらあった。
頭も良く、テストでは満点ばかり取っていたため、先生からは気に入られていた。
それでも妬まれなかったのは、彼女の普段からの優しさの賜物だろう。
しかし、何の努力もしないで常にいい結果を手に入れていた彼女に、努力しても報われない同級生の気持ちが分かるはずもなく、徐々に周囲との温度差が生まれ、彼女の周りから人が離れて行った。
そのため、転校するまで彼女は一人ぼっちだった。
彼女はその時、自分から離れないでいてくれる友達を一番欲しいと思ったのだ。
千流乃と出会ってから、彼女は初めてできた親友を離れさせまいと、一生懸命親友の事を理解するようになり、徐々にではあるが、受身な姿勢から積極的な姿勢に変わっていき、運動ができなくなっても、周囲から孤立しても、めげずに強くなろうとし続けた。
そして、親友が完全に孤立して窮地に追い込まれても、自分の体が病魔に侵されても、親友から決して離れようとはせず、最後の最後まで一緒に居続けたのだ。
さらに彼女の死後、期せずして、親友と永遠に一緒に居続ける事となる。