黎明期に存在したコントロールデッキの1つ。
青と緑で構成された、一種のクロック・パーミッションである。
極楽鳥/Birds of Paradiseやラノワールのエルフ/Llanowar Elvesでブーストし、各種ファッティに高速で繋げる。
折を見て冬の宝珠/Winter Orbでソフトロックを掛けるか、魔力消沈/Power Sink等のカウンターで場を守り勝利する。
冬の宝珠/Winter Orbはマナ・クリーチャーとシナジーを持ち、フィニッシャーを引かない場合の時間を稼ぐことも出来る、非常に相性の良いカードだった。
基本的に使用されていたファッティはSerendib Efreet、アーナム・ジン/Erhnam Djinnであり、残りのスロットは10枚を超える豊富な打ち消しと、Braingeyser、Amnesiaといったアドバンテージに割かれていた。
デッキのポテンシャル自体はかなり高いものの、有利なデッキタイプであるパーミッションやコンボデッキがあまり活躍しなかった時期であり、必然的に目立った成果は上げられなかった。