ゲームが始まって1ターン目に相手を倒すこと。
遊戯王などにおいて、ゲーム開始のターンに限らず、1つのターンのうちに相手に致死量の一撃を与えることが1ターンキルとされていたが、これは誤りの可能性が高い。
この場合は1ショットキルと呼ばれる。(大艦巨砲主義、と揶揄される事も。→再供給ファイア、プロスブルーム)
マジック黎明期においてはチャネルボールが有名。
当時、4枚制限ルールすらなかったため、チャネル/Channel・火の玉/Fireball・Black Lotusをそれぞれ20枚ずつ入れたデッキを使って、1ターンキルが出来なかった方が負け、という勝負もあったらしい。
冥界の影/Nether Shadow+暗黒の儀式/Dark Ritual×3+憎悪/Hatred+黒マナが出る土地(ヘイトレッド)とか、
セラのアバター/Serra Avatar+水蓮の花びら/Lotus Petal×2+魔力の櫃/Mana Vault+騙し討ち/Sneak Attack+土地(スニークアタック)とか、
6枚がかりの無理やりなモノもあったが、それだけ1ターンキルは不可能に近いものだった。
しかし、MoMaやメグリムジャーの登場で、突如現実味を帯び始める。
これらは十分な安定性とデッキパワーを持ち、その上でかなり高い確率で1ターンキルができるデッキであったため、これを使うプレイヤーも少なく無かった。
カードゲームの大会が事実上ジャンケン大会やコイン投げ大会に変わってしまう、という非常に危険な環境であったため、現在はDCIにより、その辺りのコンボパーツは軒並み禁止カードになっている。