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インテンショナル・ドロー/Intentional Draw(ID)

対戦相手と合意の上でゲーム、あるいはマッチ引き分けにすること。合意の上での引き分けは、通常の引き分けと同じように扱う。

スイスドローにおいてマッチに勝つと3点のマッチ・ポイントが得られるが、引き分けでも1点のマッチ・ポイントが得られる。
負けてしまえばマッチ・ポイントは1点も得られない訳で、「あとマッチ・ポイント1点でベスト8確定だから引き分けで十分」である状況などは、負けるリスクを犯す必要がない。よって、こういう場合はIDを申し込む場合が多い。

対戦相手も同じ立場である場合はすんなりと承諾して貰えるだろうが、そうでない場合も多い。人数の都合でマッチ・ポイントが1段階下の相手と当たってしまった場合、相手は「勝たないとベスト8に残れない」状況だったりするので、そう言う場合はIDには応じてくれない。

これは「マッチの結果を意図的に操作すること」に該当しているかのように見えるかも知れないが、例外的にDCI汎用トーナメント・ルールにより明確に認められており、これは違反行為ではない。

  • ただし、合意はゲームあるいはマッチの結果を提出する前に行われなければならない。

しかしながら、相手にIDを認めさせる条件として賞金・賞品の分割やその他の「見返り」を持ち出した場合、それは「買収行為」となり最も重いペナルティが課される違反行為となる。
万が一対戦相手がそんな事を言い出したら、すぐにでもヘッド・ジャッジを呼ぼう。
「労せずして勝てるかも知れない」と言うよりも、不正行為は見逃さないと言う厳格な態度を示す事に意味がある。

  • 知的競技でIDのような制度が認められているゲームはほとんどない。マジック独特のルールといってよいだろう。
  • これ以外にも、シングル・エリミネーションの決勝戦に限り、意図的にマッチを行わないことにしてもよい。この場合、賞品の分割が一定条件で認められる。

参考

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