ほのぼのレイプ
「レイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプレイ~~プ!」
一秒間に十一回ものレイプを浴びせるはデーモン小倉を思わせる風貌の男、卑劣な攻撃を寸前で回避するは外見のみでは性別判断をし難いほどの中性的な顔立ちの少年。
小倉…ではなく、クラウザーは水分補給用のペットボトルを少年、六条壬晴の尻の穴に捻り込まんと突き出す。
壬晴は珍しく表情を歪めながらもクラウザーからの猥褻行為をかわしていった。
小倉…ではなく、クラウザーは水分補給用のペットボトルを少年、六条壬晴の尻の穴に捻り込まんと突き出す。
壬晴は珍しく表情を歪めながらもクラウザーからの猥褻行為をかわしていった。
「小僧…避けても無駄だ、俺は本人さえも気付かぬ内にレイプしてしまうという程の力を持っている。貴様は既にレイプ済みだ!」
「……」
「チッ、32回しか掘れなかったか。なかなかすばしっこい奴だ」
(何コノ人気持チ悪イ)
「……」
「チッ、32回しか掘れなかったか。なかなかすばしっこい奴だ」
(何コノ人気持チ悪イ)
宵風に初めて出会った時や灰狼衆に追われた時以上の恐怖。
流石に今は無関心になれない、というか無関心という言葉など壬晴の頭から消え去っていた。
流石に今は無関心になれない、というか無関心という言葉など壬晴の頭から消え去っていた。
「ハハハハ小僧、観念するが良い!もう逃がしはせんぞ!100回逝かせて最後にはSATSUGAIしてやる、光栄に思え」
ペットボトルを股間に挟みくねくねさせながら距離を詰めてくる。
気付いた時には既に部屋の隅に追い込められていた。あとはレイプされるのみ。
気付いた時には既に部屋の隅に追い込められていた。あとはレイプされるのみ。
「く……!」
咄嗟に両指を絡ませ術を唱えようとする。
しかし術を発動させる間もなく相手に身体を引き寄せられた。
しかし術を発動させる間もなく相手に身体を引き寄せられた。
「…ひっ」
「逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ~!」
「逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ逝ケ~!」
顔面蒼白になりながら真横で前後に振るわれる腰から逃げようと身体を捻る。
「ハハハハハ貴様は敏感だな、もう33回も逝ったか。それでは本気を出して一気に67回……」
「止めんかー!」
「止めんかー!」
引力が無くなり、壬晴の身体が壁に叩きつけられる。
何事かと振り向いてみれば、金髪の少女がクラウザーの頭部を日本刀を納めていたらしき鞘で横薙ぎに殴りつけていた。
何事かと振り向いてみれば、金髪の少女がクラウザーの頭部を日本刀を納めていたらしき鞘で横薙ぎに殴りつけていた。
「大丈夫あなた?」
「え?」
「え?」
隣には青髪の少女。
少女はクラウザーたちのほうを一瞥すると壬晴を庇うようにして立った。
少女はクラウザーたちのほうを一瞥すると壬晴を庇うようにして立った。
「あいつ、さっきはあたしにセ、セクハラしようとして、あの子…いろはちゃんに助けてもらったの!なのにまた性懲りもなく…!」
一秒前までは穏やかで優しさを感じる表情をしていた少女だが、急に般若を思わせる面付きに変わる。
少女にとって相手からされた猥褻行為はトラウマなのだろう。当然だ、ここまでされて平気にしている者など居るはずない。
クラウザーさん!すげーよ!なんて慕う奴などが居れば、日本の将来が心配だ。
少女にとって相手からされた猥褻行為はトラウマなのだろう。当然だ、ここまでされて平気にしている者など居るはずない。
クラウザーさん!すげーよ!なんて慕う奴などが居れば、日本の将来が心配だ。
――それはそうと、どうやら金髪の方はいろはというらしい。壬晴は改めていろはの方に向き直る。
「貴様、次は無いと言っただろうが!」
「知るか!三人一緒にイかせてやるわ~!」
「だぁぁぁぁ!」
「知るか!三人一緒にイかせてやるわ~!」
「だぁぁぁぁ!」
クラウザーが突き出してきた股間を踏み台にし、相手の頭部目がけていろはが日本刀を振り上げた。
「はぁぁ!!」
その瞬間、クラウザーが丸出しにした股間から太陽にも勝るほど眩しい光が溢れた。
いろはは色々な意味で相手から目線を逸らす。当然振り切った刃には手ごたえは無い。
いろはは色々な意味で相手から目線を逸らす。当然振り切った刃には手ごたえは無い。
「くそ!」
「いかん、そろそろ魔界に戻って仲間を捕食せねばならない時間だ。貴様らが生きていたら次こそはレイプしてやる!」
「ま、待て!!」
「いかん、そろそろ魔界に戻って仲間を捕食せねばならない時間だ。貴様らが生きていたら次こそはレイプしてやる!」
「ま、待て!!」
クラウザーの大きな影が窓の外へと消えていった。ここは高級ホテルの十三回なのに、何の躊躇いも無く。
やはりただ者じゃない。光が晴れた後、いろはは窓に駆け寄り訝しげに空を仰ぐ。
やはりただ者じゃない。光が晴れた後、いろはは窓に駆け寄り訝しげに空を仰ぐ。
「ちっ。逃げられたか。亜美と……貴様、怪我はないか?」
「え?あ、うん」
「平気よ、ありがと。それにしてもあいつ、いったい何者?」
「悪魔とか言っていたな。主催者も色々な世界などと言っていたしありえるのかもしれん」
「その辺はもっと多くの人に会わなきゃわからないわよね。知り合いも居るかもしれないから、ちょっと探してみる?」
「そうだな。ただ、アイツのような危険人物がうろついているかもしれないから、気をつけろよ」
「え?あ、うん」
「平気よ、ありがと。それにしてもあいつ、いったい何者?」
「悪魔とか言っていたな。主催者も色々な世界などと言っていたしありえるのかもしれん」
「その辺はもっと多くの人に会わなきゃわからないわよね。知り合いも居るかもしれないから、ちょっと探してみる?」
「そうだな。ただ、アイツのような危険人物がうろついているかもしれないから、気をつけろよ」
(閃光弾を使って何とか逃げられたけど…。さっさとそこから離れてよ~!)
天へと消えたはずのクラウザー――もとい、根岸宗一郎は、階下の窓枠に震える爪先を乗せて壁に張りついて隠れていた。
(僕だって本当はあんなことしたいわけじゃないんだ!最初、あの青髪の子が居たから優しく話しかけたら、化け物を見るような目で見てきたものだから、つい)
「下手に歩くより、目的地を決めて歩いたほうが効率良いと思うんだけど」
「この広場なんてどうだ?ここなら沢山人が居そうだと思うゾ」
「う~ん、あたしは中央の方に行った方が良いと思うけど。あなたはどう思う?」
「……少し遠回りになるけど、広場を通って中央に抜ければ良いんじゃない?」
「なるほど。となると…」
「この広場なんてどうだ?ここなら沢山人が居そうだと思うゾ」
「う~ん、あたしは中央の方に行った方が良いと思うけど。あなたはどう思う?」
「……少し遠回りになるけど、広場を通って中央に抜ければ良いんじゃない?」
「なるほど。となると…」
(良いから早くどっか行って~!そんなことここで話さなくても良いじゃないか~!)
この三人は方針を決めた後で、『因達羅陀影幻魔流、巳屋本一族当主、巳屋本いろはだ』だの、『あたしは川嶋亜美。ちょっと恥ずかしいんだけどぉ、一応モデルやってるんだぁ。やだ、そんなに見ないでぇ、亜美ちゃん恥ずかしい』だの、
『六条壬晴…』だのとくだらない自己紹介を始め、結局去ったのは一時間程あと。
『六条壬晴…』だのとくだらない自己紹介を始め、結局去ったのは一時間程あと。
(やっと行ってくれたよ。ふぅ)
しかし、足場は不安定だしどうやって昇ろうか。根岸の苦難はまだまだ続くのであった。
【高級ホテル/1日目 午前2時】
【根岸宗一郎@デトロイト・メタル・シティ(漫画)】
[状態]:健康
[道具]:支給品一式・閃光弾×1
[標的]:相川由利
[思考]:
1:とにかく中に入りたいけどどうやって入ろうか
【根岸宗一郎@デトロイト・メタル・シティ(漫画)】
[状態]:健康
[道具]:支給品一式・閃光弾×1
[標的]:相川由利
[思考]:
1:とにかく中に入りたいけどどうやって入ろうか
【移動中につき不明/1日目 午前2時】
【巳屋本いろは@すもももももも ~地上最強のヨメ~】
[状態]:健康
[道具]:支給品一式・日本刀
[標的]:犬塚孝士、お兄ちゃん系
[思考]:
1:情報収集
【川嶋亜美@とらドラ!】
[状態]:健康
[道具]:支給品一式・アイテム不明
[標的]:高須竜児(?)
[思考]:
1:情報収集
【六条壬晴@隠の王】
[状態]:健康
[道具]:支給品一式・アイテム不明
[標的]:無し
[思考]:
1:いろはたちについていく?
【巳屋本いろは@すもももももも ~地上最強のヨメ~】
[状態]:健康
[道具]:支給品一式・日本刀
[標的]:犬塚孝士、お兄ちゃん系
[思考]:
1:情報収集
【川嶋亜美@とらドラ!】
[状態]:健康
[道具]:支給品一式・アイテム不明
[標的]:高須竜児(?)
[思考]:
1:情報収集
【六条壬晴@隠の王】
[状態]:健康
[道具]:支給品一式・アイテム不明
[標的]:無し
[思考]:
1:いろはたちについていく?