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危ない人たち


公園にある時計の前で一人の青年が佇んでいた。
服装からしてまだ学生のようだが、何をすることもなくただ空を見上げて立っているだけだ。
「ご主人サマは此処にはいないみたいだが、さて、どうしたものか……」
彼の名は七夜志貴。恐怖を具現化する吸血鬼「タタリ」によって生み出された存在である。
命がけの殺し合いであれば彼も嬉々として参加したことだろうが如何せん、今ここで
行われているのは恋愛バトルロワイアルだ。彼にとってはさほど面白くはない。
「ガチムチは嫌だしな……まあいい、俺はやりたいようにやるだけだ」
バッグの中にあったサバイバルナイフを手で弄りながら彼はひとり呟く。

そこから離れること30メートル。その様子を木陰から隠れて見つめる者がいた。
正面から見ればいたって普通の少女に見えるが、背中には漆黒の羽を携えている。
何を隠そう、彼女は射名丸 文。幻想郷に住む烏天狗である。
彼女にとってこの状況は自らの新聞の記事になってメシウマ状態には違いないが、それでも
この孤島から脱出できねば意味がない。故にいつでも脱出できるようにさっそくパートナーを
探していたのだが……
「あやや……あれじゃあ期待できそうにありませんね」
最初に見つけたのがナイフを弄ってる危なそうな人ではいささか足が止まるというものである。
彼女は決して弱くない。いや、むしろ普通の人間など相手にならないくらい強いがそれでも不審者に
声をかけるのは気が引けるのだろう。

「仕方ありませんね、他を―――」
「木陰から覗き見とは感心しませんな。全く、近頃の女性は好奇心旺盛で困る」
「なっ!?」
突然の声に文は驚く。それもそのはず、先ほどまで彼女の傍には誰もいなかったのだから。
しかし今、彼女の後ろには何事もないかのように男が立っているのだ。
黄緑色の軍服を着た男は口髭をさすりながらさらに文に話しかけた。
「何かお困りかな?」
「いえ、何も」
文は即答する。
「ふむ、もしやあの青年に話しかけたいのかね?ならば私が手伝ってあげよう」
「必要ありません」
「まあそう恥ずかしがらずともいいだろう。……ところでお嬢さん、私と付き合う気はないかね?」
「お断りします」
「そうか……―――――待ちたまえ、今のはカウントされるのではないだろうな?」

両者の間に気まずい空気が漂う。
「悪いのは貴方ですよ?」
「君が承諾すればよかったのではないかね?」
「知りません!」
「それは困る、是非とも撤回していただきたいのだが……」
林の中で激しい喧騒が起こる。当然声は辺りに響いているわけで
「おい、誰だお前ら」
彼―――七夜志貴に気づかれないはずがなかった。


【D-2 公園の時計前辺り/1日目/午前0時半】

【七夜志貴@MELTY BLOOD Re.act】
 [状態]:正常
 [道具]:基本支給品一式、未確認のランダム支給品、サバイバルナイフ
 [標的]:まだなし
 [思考]:1:目の前の二人に話しかける
     2:とりあえず脱出しよう
     3:面倒くさい

【射命丸文@東方project】
 [状態]:正常
 [道具]:基本支給品一式、未確認のランダム支給品
 [標的]:無難な人
 [思考]:1:げ。
     2:ウザいオッサンをなんとかしたい
      3 :ほどほどに新聞のネタ集め

【ジェネラル@カイザーナックル】
 [状態]:正常
 [道具]:基本支給品一式、未確認のランダム支給品
 [標的]:不細工でなければいい
 [思考]:1;今の状況を打開する
     2; さっきの告白をノーカンにしてほしい




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