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謎のナチス軍人の巻


「嫌……死にたくない……死にたくないよ……」

ゲームが開始して二時間程が経ったころ。
一人の制服姿の少女が、人気の無い路地を駆けていた。
未知の恐怖に怯え、必死に逃げる少女の名前は、小早川ゆたか。
体が他人と比べて少し弱いことを除けば、極々一般的な女子高生である。
このゲームに参加させられたゆたかは、状況が理解出来ないまま街をうろつき、それを見てしまった。

自分と同じ位の背丈の少女が、緑色のトカゲのような怪物に食される光景を。

「――――ッ!」

声にならない叫びを上げて。
小早川ゆたかは、逃げ出した。
生まれて初めて感じた、死の恐怖に怯えながら。

「助けて……誰か……誰か……」

逃げ惑いながらのゆたかの懇願に、応える者はいない。
元の世界でゆたかを守っていた二人の姉は、親友は、今はいないのだから。
その事実が、ゆたかにはただ恐ろしかった。

「どこか、安全な場所は……うわっ!」

余計な事を考えながら走っていたせいか、もつれる足。
バランスを崩して、華奢なゆたかの体が地面に叩きつけられようとする。
眼前に迫る地面のアスファルト。次の瞬間、自分を襲う衝撃に備え、ゆたかはぎゅっと眼を瞑った。

「…………?」

だが、予想していた衝撃はいつまで経っても訪れない。
不思議に思ったゆたかがゆっくりと眼を開けると、
そこにあったのは、倒れる自分の体を支える一人の男の姿。

「えっと……どなたですか?」
「大丈夫か日本人?うろたえるんじゃない……ドイツ軍人はうろたえない」


「ふぅむ……人を喰らう巨大トカゲ、そんなものまでいるのか。そんな怪物に我が同胞を食べさせるわけにはいかんな」

三十分後。
ようやく落ちついたゆたかに、男――ルドル・フォン・シュトロハイム大佐は、
ゆたかが目撃した緑色の怪物について尋ねていた。
大体の情報を聞き終えると、シュトロハイムは満足そうな笑みを浮かべる。

「説明ご苦労だった。では、すまんが怪物を目撃した場所まで案内してもらう。」
「あ、危ないよシュトロハイムさん」
「大丈夫だ小早川ゆたか。戦闘機に乗って大鷲を怖がるパイロットがおるか?いなァァァ~~い!」

何の根拠も無いのに、余りにも自信に溢れるシュトロハイム。
ゆたかは、その姿を不安そうに見つめる。
すると、そのゆたかの視線を感じとったのか、シュトロハイムはニヤリと笑うと、

「我がナチスドイツの科学力はァァァァァァアアア!」

近くのビルの壁に手を当て、

「世界一ィィィィィィイイイイイイイ!!」

機械に改造された、常人とは桁違いの腕力で、いとも容易く、コンクリート製の壁を貫通した。
目を見開いて驚愕しているゆたかに、シュトロハイムは笑いかける。

「オレの体は、我がゲルマン民族の最高知能の結晶であり誇りである!
 なに、そう脅えるな小早川ゆたか。大きかろうと所詮はトカゲ相手、貴様一人程度守ることは出来る。
 ……では、案内してもらうぞ」





【街/午前3時】

【ルドル・フォン・シュトロハイム@ジョジョの奇妙な冒険】
[状態]:健康
[道具]:基本支給品一覧
[標的]:特に無し、でっていう(討伐的な意味で)
[思考]:1.緑色の巨大トカゲ(でっていう)討伐。
    2.小早川ゆたかの保護
【小早川ゆたか@らき☆すた】
[状態]:健康
[道具]:基本支給品一覧
[標的]:特に無し
[思考]:1.シュトロハイムをでっていうを目撃した場所へ案内。
    2.少し変わってるけど、いい人だよね……?




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