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ドクターあすさん16 - 具合の悪い田中」(2010/05/19 (水) 03:00:29) の最新版変更点

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「あすさん!!」 フレンドリストであすさんの存在を確認するや否や、自分の目の前にいることに気づいた田中。 あすさん「(^ω^ ≡ ^ω^)おっおっおっ」 仁岡「(^ω^ ≡ ^ω^)おっおっおっ」 田中「あすさん!」 あすさん「(^o^)ノ < おやすみー」 田中「ちょ!!!!!!!!!」 あすさん「(´・ω・`)ん?」 田中「待って!」 あすさん「( ゚ω゚)ホゥ」 日付が変わるころには落ちてしまうあすさんを、田中は引き止めることに成功した。 あすさん「今夜はティルコで歓談をしていました」 仁岡「σ(゚∀゚ ∬オレは転生でウルラを選択して、今ここに戻ってきたところだ」 田中「それで、あすさん」 あすさん「( ゚ω゚)フム」 田中「あれ…」 あすさん「Σ(;´△`)エッ!?」 田中「……何を言おうとしてたんだっけ……」 あすさん「⊂( ・∀・)ワケ ( ・∀・)つワカ ⊂( ・∀・)つラン♪」 田中「ああ、そう言わずに……ちょっと待って…思い出す……」 あすさん「チン☆⌒ 凵\(\・∀・) まだぁ?」 仁岡「まだぁ?(・∀・ )っノシ凵 ⌒☆チンチン」 田中「(自分が何を言おうとしていたのか、思い出せない……)」 あすさん「ゥ─σ(・´ω・`*)─ン… じゃあ一晩じっくり考えてください。また明日うかがうことにしますよ」 田中「あ、明日もここで会えますか?」 あすさん「できれば、もう少し早い時間帯のほうが……」 田中「20時に来ます!」 あすさん「( ・∀・)b OK!」 田中「必ず来ます!」 あすさん「それでは永眠しますね」 仁岡「;y=ー(´_ゝ`)サヨウナラ・・・」 田中「おやすみなさい」 あすさん「(^o^)ノ < おやすみー」 仁岡「y=ー(´゚ω゚)・∵.ターン」 翌日、仁岡はバイトを探すために朝から町へ出ていた。 一方、一晩中ずっと思い出そうとしていた田中は体調を崩し、大学を休んだ。 田中「結局、何も思い出せなかった……。熱は出てきた……38.7℃……」 あすさんに聞きたいことがあったのか、あすさんに言いたいことがあったのかということすら思い出せず、 高熱を出してしまった田中は食欲もなく、ベッドで横になったままうなされていた。 夕方、少し体調のよくなった田中はベッドから起き上がり、パソコンの電源を入れた。 どんなに具合が悪くても、マビノギは欠かせないのである。 田中「ほう……どのチャンネルも混雑になっていないな。いいことだ…」 快適にログインした田中は、フレンドリストであすさんがいないことに気づく。 仁岡「ィョ━━━━━(=゚ω゚)ノ━━━━━ゥ」 田中「いよう」 仁岡「実は、さっき臨時メンテがあったんだよ」 田中「……またかよ」 仁岡「予定では1時間のはずだったんだが、30分で終わったのがよかったぜ」 田中「ああ…でも、早く終わっても喜んでいいものかどうか…」 仁岡「あすさんもいたんだが、たぶんあと30分は戻ってこないんじゃないかなあ」 田中「そうか………じゃあ30分、寝てくる」 仁岡「(^o^)ノ < おやすみー」 30分後 田中「ただいま」 仁岡「残念だな。あすさんまだ戻ってきてない」 田中「そうか……。仁岡は何をやっているんだ?」 仁岡「プレイヤースキルに磨きをかけようと思って、灰色オオカミで特訓中」 田中「今さら……」 仁岡「これ、なかなか難しいぞ」 田中「……どこが難しいんだ?」 仁岡「小細工を使わないで倒す」 田中「どういうこと? 見せてみろよ」 仁岡「アタックとディフェンスを使って倒すんだよ」 田中「灰色オオカミを、か?」 仁岡「(o´・ω・)´-ω-)ウン」 田中「なるほど…」 仁岡「田中もやってみろよ」 田中「いや、いい意味で無理だと思うぞ…」 仁岡「Σ(;´△`)エッ!?」 田中のアタックは、1打で灰色オオカミを倒してしまう。 これではデッドリで相手が生き残らない限り、スキルの組み合わせようがないのである。 仁岡「なんだよ、一発かよ」 田中「灰色オオカミじゃ弱すぎて練習にならない…」 仁岡「それじゃあプレイヤースキルが育たなくなる」 田中「いや、灰色オオカミが弱すぎる。もっと強い敵を相手にするべきだ。クマとか」 仁岡「クマとか…どんだけハイレベルなんだよ」 田中「なんだ……クマもろくに倒したことがないのか……」 仁岡「早くあのスキル、なんだっけ、二刀流の」 田中「ファイナルヒットか?」 仁岡「そうそう、それ。早くファイナルヒットを覚えて、クマに圧勝したいぜ…」 田中「たしかに圧勝できるスキルだが……それこそプレイヤースキルが育たなくなるぞ…」 仁岡「( ´_ゝ`)< いいあじゃん」 田中「……いいのか……それでいいのか……」 仁岡「( ´_ゝ`)< いいあじゃん」 田中「ただのクリックゲーだぞ……」 仁岡「じゃあ、どうすればいいか、あすさんが来たら聞いてみようぜ」 田中「そうだな」 デイアンから灰色オオカミを退治するパーティークエストを買ってきた仁岡は、 あすさんを待つ間、田中と二人で狩り続けることになった。 ----
「あすさん!!」 フレンドリストであすさんの存在を確認するや否や、自分の目の前にいることに気づいた田中。 あすさん「(^ω^ ≡ ^ω^)おっおっおっ」 仁岡「(^ω^ ≡ ^ω^)おっおっおっ」 田中「あすさん!」 あすさん「(^o^)ノ < おやすみー」 田中「ちょ!!!!!!!!!」 あすさん「(´・ω・`)ん?」 田中「待って!」 あすさん「( ゚ω゚)ホゥ」 日付が変わるころには落ちてしまうあすさんを、田中は引き止めることに成功した。 あすさん「今夜はティルコで歓談をしていました」 仁岡「σ(゚∀゚ ∬オレは転生でウルラを選択して、今ここに戻ってきたところだ」 田中「それで、あすさん」 あすさん「( ゚ω゚)フム」 田中「あれ…」 あすさん「Σ(;´△`)エッ!?」 田中「……何を言おうとしてたんだっけ……」 あすさん「⊂( ・∀・)ワケ ( ・∀・)つワカ ⊂( ・∀・)つラン♪」 田中「ああ、そう言わずに……ちょっと待って…思い出す……」 あすさん「チン☆⌒ 凵\(\・∀・) まだぁ?」 仁岡「まだぁ?(・∀・ )っノシ凵 ⌒☆チンチン」 田中「(自分が何を言おうとしていたのか、思い出せない……)」 あすさん「ゥ─σ(・´ω・`*)─ン… じゃあ一晩じっくり考えてください。また明日うかがうことにしますよ」 田中「あ、明日もここで会えますか?」 あすさん「できれば、もう少し早い時間帯のほうが……」 田中「20時に来ます!」 あすさん「( ・∀・)b OK!」 田中「必ず来ます!」 あすさん「それでは永眠しますね」 仁岡「;y=ー(´_ゝ`)サヨウナラ・・・」 田中「おやすみなさい」 あすさん「(^o^)ノ < おやすみー」 仁岡「y=ー(´゚ω゚)・∵.ターン」 翌日、仁岡はバイトを探すために朝から町へ出ていた。 一方、一晩中ずっと思い出そうとしていた田中は体調を崩し、大学を休んだ。 田中「結局、何も思い出せなかった……。熱は出てきたけど……38.7℃……」 あすさんに聞きたいことがあったのか、あすさんに言いたいことがあったのかということすら思い出せず、 高熱を出してしまった田中は食欲もなく、ベッドで横になったままうなされていた。 夕方、少し体調のよくなった田中はベッドから起き上がり、パソコンの電源を入れた。 どんなに具合が悪くても、マビノギは欠かせないのである。 田中「ほう……どのチャンネルも混雑になっていないな。いいことだ…」 快適にログインした田中はフレンドリストを見て、あすさんがいないことに気づく。 仁岡「ィョ━━━━━(=゚ω゚)ノ━━━━━ゥ」 田中「いよう」 仁岡「実は、さっき臨時メンテがあったんだよ」 田中「……またかよ」 仁岡「予定では1時間のはずだったんだが、30分で終わったのがよかったぜ」 田中「ああ…でも、早く終わっても喜んでいいものかどうか…」 仁岡「あすさんもいたんだが、たぶんあと30分は戻ってこないんじゃないかなあ」 田中「そうか………じゃあ30分、寝てくる」 仁岡「(^o^)ノ < おやすみー」 30分後 田中「ただいま」 仁岡「残念だな。あすさんまだ戻ってきてない」 田中「そうか……。仁岡は何をやっているんだ?」 仁岡「プレイヤースキルに磨きをかけようと思って、灰色オオカミで特訓中」 田中「今さら……」 仁岡「これ、なかなか難しいぞ」 田中「……どこが難しいんだ?」 仁岡「小細工を使わないで倒す」 田中「どういうこと? 見せてみろよ」 仁岡「アタックとディフェンスを使って倒すんだよ」 田中「灰色オオカミを、か?」 仁岡「(o´・ω・)´-ω-)ウン」 田中「なるほど…」 仁岡「田中もやってみろよ」 田中「いや、いい意味で無理だと思うぞ…」 仁岡「Σ(;´△`)エッ!?」 田中のアタックは、1打で灰色オオカミを倒してしまう。 これではデッドリで相手が生き残らない限り、スキルの組み合わせようがないのである。 仁岡「なんだよ、一発かよ」 田中「灰色オオカミじゃ弱すぎて練習にならない…」 仁岡「それじゃあプレイヤースキルが育たなくなる」 田中「いや、灰色オオカミが弱すぎる。もっと強い敵を相手にするべきだ。クマとか」 仁岡「クマとか…どんだけハイレベルなんだよ」 田中「なんだ……クマもろくに倒したことがないのか……」 仁岡「早くあのスキル、なんだっけ、二刀流の」 田中「ファイナルヒットか?」 仁岡「そうそう、それ。早くファイナルヒットを覚えて、クマに圧勝したいぜ…」 田中「たしかに圧勝できるスキルだが……それこそプレイヤースキルが育たなくなるぞ…」 仁岡「( ´_ゝ`)< いいあじゃん」 田中「……いいのか……それでいいのか……」 仁岡「( ´_ゝ`)< いいあじゃん」 田中「ただのクリックゲーだぞ……」 仁岡「じゃあ、どうすればいいか、あすさんが来たら聞いてみようぜ」 田中「そうだな」 デイアンから灰色オオカミを退治するパーティークエストを買ってきた仁岡は、 あすさんを待つ間、田中と二人で狩り続けることになった。 ----

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