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さあ、クソ重いけど張り切ってパンタイ沼地へ行こう! まだハードモードダンジョンや影ミッションのなかった時代である。 比較的倒しやすく、なおかつ経験値が高く、金貨やアイテムのドロップのよいモンスターを求めて aspirinはさまざまな「狩場」を研究していた。 センマイ平原のヒグマ、 ガイレフのウィスプ、 パンタイ沼の巨大トンボやワニなど、 初心者には決して簡単ではないが、生息数や経験値の優秀なモンスターを探した。 パーティーを作り、フィニッシュルールを全員に設定し、 aspirinが倒したモンスターの、フィニッシュを取らせるのである。 aspirin「あとどのくらいでレヴェル上がる?」 鈴仙紅朔「待ってください。ちょっと計算します」 aspirin「(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チン」 鈴仙紅朔「黒ヒグマ50匹分」 aspirin「((((´・ω・)ノゴーゴー」 フィールドで敵を倒す場合は、キャンプペナルティに気をつけなければならなかった。 俗にテントと呼ばれるキャンプキットに入ることでペナルティは軽減できるが、 イリアでは設置できないため、初めはウルラで狩りを行っていた。 そのうち、十分に移動すればペナルティを回避できることがわかったため、 狩場はイリアへ変更されていった。 しかしそこは、処理の重さとラグとの戦いであった。 最初は鈴仙紅朔だけだったが、やがてダウトリアも狩りに加わった。 これは、ダウトリアの名言の生まれた素晴らしい狩りである。 aspirin「今日もワニやカバを倒そう」 鈴仙紅朔「でも悪い気もします…」 aspirin「武器の熟練はたまるし、参加経験値もあるから気にしない」 鈴仙紅朔「^^;」 ダウトリア「みんなどこー?」 aspirin「トンボの模様」 パンタイ沼地でaspirinが木刀を両手に持って、敵にひたすらアタックをする。 虫の鳴き声以外は、木刀のボコボコいう音だけが響き渡る沼地。 そしてaspirinのあとをついてくる鈴仙紅朔とダウトリア。 シュールな光景である。 aspirin「アイスボルトを準備して、FINISHの出た敵に片っ端から当てていって」 鈴仙紅朔「kk」 ダウトリア「ここ重い…」 鈴仙紅朔もダウトリアもときどきモンスターを攻撃したが、 倒すのに時間がかかったり、返り討ちに遭ったりするなど、 思いのほか効率は悪く、ただFINISHだけを取り続けるほうがよかった。 aspirin「ダウもどんどんFINISH取っていっていいよ」 鈴仙紅朔「プギャ-」 ダウトリア「えー」 aspirin「タイトルつきの敵は経験値いいよ~」 鈴仙紅朔「wwwwwwwwwww」 ダウトリア「また…」 aspirin「そこでIBだ!」 鈴仙紅朔「レベルうp!」 ダウトリア「…」 フィニッシュはことごとく鈴仙紅朔のものになった。 ダウトリア「おーい、ウサギ」 鈴仙紅朔「?」 ダウトリア「ウサギ」 鈴仙紅朔「ちょwww自分のこと?w」 ダウトリア「うん。耳が生えてる」 鈴仙紅朔「なにwwwww」 ダウトリア「なんて呼べばいいの?」 鈴仙紅朔「自分の名前、読めないの?」 ダウトリア「読めない」 鈴仙紅朔「プギャ-」 aspirin「鈴仙・優曇華院・イナヴァ」 ダウトリア「…」 aspirin「うどんげさんでよくない?」 ダウトリア「ふーん」 ダウトリアには、まず、鈴仙紅朔の名前から紹介する必要があった。 aspirin「そろそろ目標レヴェルに到達するかね?」 鈴仙紅朔「もう少しですね」 ボコッボコッ ボコッボコッ ボコッボコッ ボコッボコッ 木刀の8打でほとんどのモンスターは倒せる。 ビシッ どぅん フィニッシュと地面に倒れる音が響く。 一向にフィニッシュを取れないダウトリアは一言、こうつぶやいた。 &bold(){うどんげさんばっかずるい} ----

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