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「デッサンに適した鉛筆とは」(2009/06/23 (火) 23:08:22) の最新版変更点
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**よい道具を使ったからといってすぐに上達するわけではないが、
**それによって気持ちを引き締め、モチベーションを高めることができる。
あなたは普段どのような道具で絵を描いているだろうか。
-シャープペンシル
-ボールペン
-鉛筆
-マウス
-ペンタブレット
もっとも普及しており、誰にでも利用されているのがシャープペンシルであろう。
これで絵を描いている人も多いと思われる。
ここではシャープペンシルではなく、鉛筆について少し考えてみたい。
鉛筆には種類があるということをご存知だろうか。
芯の硬度(濃さ)によって分けられている。
しかし2Hや4Bといった硬度以外にも種類があるということは、あまり知られていないのだ。
それは鉛筆そのものの種類、品質による違いである。
+キャラクターものの鉛筆
+事務用、一般筆記用の鉛筆
+製図、絵画用の鉛筆
このように種類を分ければ、3番がデッサンに適しているということは直感でわかるだろう。
その通りである。
では品質がどのように違うのか、私の体験から説明しよう。
***価格:1本40円前後 品質:★
軸にアニメやゲームのキャラクターなどが印刷された、子供向き・コレクション向きの鉛筆がある。
これでも間違いなく「鉛筆」としての機能は果たせるのだが、一般に品質は劣っている。
***価格:1本50~60円 品質:★★★
シンプルな軸をしており、なんとなく「堅苦しい」印象を受ける事務用の鉛筆がある。
芯の反対側に消しゴムがついている便利なものも多いようだ。
贈与や贈答品として利用されることもあり、名前や会社のロゴを彫刻されているものもある。
小学校などの入学祝に、名前を彫刻された鉛筆を1ダースもらった人もいるのではないだろうか。
一般的に国産の鉛筆であれば品質はかなり高いといえる。
***価格:1本90~140円 品質:★★★★★
事務用の鉛筆に似ているが、より「書き味」を重視した製図用の鉛筆がある。
テール部分にキャップ状のものが施されていたり、精細なラベルが巻かれていたりと、
見た目にも若干の高級感を漂わせているものがあるように思う。
この鉛筆の芯は高度に精練されており、硬度によらず滑らかに描画できるのが特徴だ。
軸の材質は木だが、よりよい部分の木をよく乾燥させて作られているようで、
カッターナイフなどで削ったときにその違いがよくわかる。
当然だが、鉛筆の品質は値段に直結してしまう。
1ダース500円ほどで買える鉛筆があるかと思えば、1500円以上するものもある。
100円ショップで安価な鉛筆が大量に買える一方、画材屋や大型デパートでなければ扱っていないものもある。
「高い鉛筆」とはいっても、やはり「鉛筆」であるため、さほど「高い」わけではない。
ちょっと削っただけで捨ててしまうような使い方をするのでない限り、鉛筆1本でもかなり長持ちするから、
もし真剣にデッサンを目指す人がいるなら、製図用の鉛筆を使ってみることをお勧めしたい。
近所の文具店に行ってみよう。文房具専門の店なら置いているはずである。
筆記用具の並んでいるコーナーを探せば見つかるだろう。
たとえば「トンボ鉛筆」の「MONO」ブランドには「MONO100」という高級鉛筆がある。
「三菱鉛筆」には「uni」ブランドに「Hi-uni」という高級鉛筆がある。
どちらの鉛筆も私の近所の文具店では1本140円で売られている。
私の感覚では、MONO100は芯が硬い感じで、硬いのに滑らかな印象である。
濃くはっきりした、シャープな線を引くのに使いやすい。
Hi-uniは芯が柔らかい感じで、軸の塗装がMONO100よりしっかりしている気がする。
手に持った感触がよくて、鉛筆を寝かせて一気に塗りつぶすのに使いやすい。
「ぺんてる」に「BLACK POLYMER 999 α」という1本200円もする鉛筆があるのだが、
近所の文具店では「もう入荷していません」と言われ、在庫限りしか手に入らなかった。
ちなみに現行品?の「BLACK POLYMER 999」はデザインがやや異なり、値段も1本105円である。
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**よい道具を使ったからといってすぐに上達するわけではないが、
**それによって気持ちを引き締め、モチベーションを高めることができる。
あなたは普段どのような道具で絵を描いているだろうか。
-シャープペンシル
-ボールペン
-鉛筆
-マウス
-ペンタブレット
もっとも普及しており、誰にでも利用されているのがシャープペンシルであろう。
これで絵を描いている人も多いと思われる。
ここではシャープペンシルではなく、鉛筆について少し考えてみたい。
鉛筆には種類があるということをご存知だろうか。
芯の硬度(濃さ)によって分けられている。
しかし2Hや4Bといった硬度以外にも種類があるということは、あまり知られていないのだ。
それは鉛筆そのものの種類、品質による違いである。
+キャラクターものの鉛筆
+事務用、一般筆記用の鉛筆
+製図、絵画用の鉛筆
このように種類を分ければ、3番がデッサンに適しているということは直感でわかるだろう。
その通りである。
では品質がどのように違うのか、私の体験から説明しよう。
***価格:1本40円前後 品質:★
軸にアニメやゲームのキャラクターなどが印刷された、子供向き・コレクション向きの鉛筆がある。
これでも間違いなく「鉛筆」としての機能は果たせるのだが、一般に品質は劣っている。
***価格:1本50~60円 品質:★★★
シンプルな軸をしており、なんとなく「堅苦しい」印象を受ける事務用の鉛筆がある。
芯の反対側に消しゴムがついている便利なものも多いようだ。
贈与や贈答品として利用されることもあり、名前や会社のロゴを彫刻されているものもある。
小学校などの入学祝に、名前を彫刻された鉛筆を1ダースもらった人もいるのではないだろうか。
一般的に国産の鉛筆であれば品質はかなり高いといえる。
***価格:1本90~140円 品質:★★★★★
事務用の鉛筆に似ているが、より「書き味」を重視した製図用の鉛筆がある。
テール部分にキャップ状のものが施されていたり、精細なラベルが巻かれていたりと、
見た目にも若干の高級感を漂わせているものがあるように思う。
この鉛筆の芯は高度に精練されており、硬度によらず滑らかに描画できるのが特徴だ。
軸の材質は木だが、よりよい部分の木をよく乾燥させて作られているようで、
カッターナイフなどで削ったときにその違いがよくわかる。
当然だが、鉛筆の品質は値段に直結してしまう。
1ダース500円ほどで買える鉛筆があるかと思えば、1500円以上するものもある。
100円ショップで安価な鉛筆が大量に買える一方、画材屋や大型デパートでなければ扱っていないものもある。
「高い鉛筆」とはいっても、やはり「鉛筆」であるため、さほど「高い」わけではない。
ちょっと削っただけで捨ててしまうような使い方をするのでない限り、鉛筆1本でもかなり長持ちするから、
もし真剣にデッサンを目指す人がいるなら、製図用の鉛筆を使ってみることをお勧めしたい。
近所の文具店に行ってみよう。文房具専門の店なら置いているはずである。
筆記用具の並んでいるコーナーを探せば見つかるだろう。
たとえば「トンボ鉛筆」の「MONO」ブランドには「MONO100」という高級鉛筆がある。
「三菱鉛筆」には「uni」ブランドに「Hi-uni」という高級鉛筆がある。
どちらの鉛筆も私の近所の文具店では1本140円で売られている。
私の感覚では、MONO100は芯が硬い感じで、硬いのに滑らかな印象である。
濃くはっきりした、シャープな線を引くのに使いやすい。
Hi-uniは芯が柔らかい感じで、軸の塗装がMONO100よりしっかりしている気がする。
手に持った感触がよくて、鉛筆を寝かせて一気に塗りつぶすのに使いやすい。
「ぺんてる」の「BLACK POLYMER 999 α」という1本200円もする鉛筆があるのだが、
近所の文具店では「もう入荷していません」と言われ、在庫限りしか手に入らなかった。
ちなみに現行品?の「BLACK POLYMER 999」はデザインがやや異なり、値段も1本105円である。
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