751 名前: 風と木の名無しさん  投稿日: 02/04/03 05:14 ID:GEfdScbY
    このスレのSSがきっかけで、サイトを立ち上げていただける方が
    ちらほらいらっしゃるようでとてもうれしいです。
    感想はそれぞれの然るべきところで述べるべきだと思うので、ここでは
    多く書きませんが、サイトの管理人さん、いろいろ大変なこともあると思いますが
    頑張って下さい。(でも、ここにもたまには書き込みして下さいね~。)



752 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/03 12:20 ID:CLWFbPmw
    前スレ776さん、おつかれ~。楽しかったです。
    ティセラだけに、新田の桃色片思いにならないことを祈ります。
    サイト製作がむばってください。


753 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/03 13:49 ID:TCSZbMj9
    みなさん、本は出さないの??
    出したら買うのになぁー。


754 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/03 14:20 ID:JY+GH208
    >>748
    前スレ776さん、お疲れ様です!
    家政婦ヨロシク、柱の影から原作笑いを浮かべる佐野がステキ♪

    サイト制作は順調ですか~??楽しみにしてますね。

    私事で僭越ですが、先日皆さん恐らくよくご存知のC翼ウェブリングに
    自サイトを本登録して頂けました♪
    できたばかりで閑散としてますし、BBSやカウンタなどの交流ツールを
    置かない質素なサイトですが、お時間ある時にでもちょろっとお立ち寄り
    頂けると、喜びでむせび泣きます。

    登録サイト様数あれど、小次岬メインと銘打ってるのは恐らくウチだけの
    筈…(w
    宣伝ウザかったらスンマセン。


755 名前:    投稿日: 02/04/03 17:34 ID:oGQX+4jJ
    サイト開設おめでとうございます。
    その登録?サイトは知らんけれども、孤児岬は好きだから
    今から探してみます~


756 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/03 17:53 ID:mKoKu/k9
    肖書きさんのサイト拝見してきました。
    ……ブックマーク、ブックマーク。


757 名前:    投稿日: 02/04/03 17:59 ID:oGQX+4jJ
    >>754 よっよかったっす。萌え。
    凄い綺麗なサイトですね。


758 名前:    投稿日: 02/04/03 18:00 ID:oGQX+4jJ
    >>756 えっ 肖書きさんのサイトも!!
    今日は忙しいっぺよ


759 名前:  758    投稿日: 02/04/03 18:03 ID:oGQX+4jJ
    肖書き さんサイトも、WEEBWEBリンにありましたね
    トップからして、wara~。




760 名前:  758    投稿日: 02/04/03 18:08 ID:oGQX+4jJ
    続けて書き込みスミマセン
    肖書きさん、貴方様のサイト見てると笑いがとまらないんですが。


761 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/03 18:09 ID:M4uyX4eQ
    肖書きさんのサイト名ワラタです
    やっぱり貴方のセンスはすばらすぃ!


762 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/04 01:40 ID:n10blHnB
    だ、だめだ。肖書きさんのサイトのSS、全部読んだことがあるはずなのに
    読み返したら腹がよじれる。どうしよう。


763 名前: 肖書きっす 投稿日: 02/04/04 09:27 ID:ugb3IE6g
    うち、無事に本登録されたらしいですね。よかったー。
    リンクも掲示板もない(C翼関係の友達いないの)侘びしいサイトですが、
    よろしかったら、今後もご贔屓にしてください。

    SSは基本的に(祭が続く限りは)こちらでUPして転載、を予定していますが、
    ガイシュツカプや、どなたかが予告したカプがらみで書く時はこのスレ
    経由しないで直接サイトの方にUPしようかと。

    んじゃ、サイト話はこのへんで~。


764 名前: 肖×カラーテ 1 投稿日: 02/04/04 09:32 ID:ugb3IE6g
    「タァァァァァァァァッ!!」
    気合い一閃。若島津の渾身の蹴りを受け、巨木がへし折れた。
    ・・・果たして、この山籠もりがサッカーの役に立つものなのか?
    周囲は勿論、若島津本人にもよくわかっていない。
    ただ、迷った時には空手だ。そういうDNAを背負って、若島津は生きてきた。
    「ジレット山籠もりリポート。さあ、その無精ひげを剃ってください」
    「いやあ、伸ばし放題だから、うまく剃れるかな?」
    じーじーじー・・・
    「ほら、こんなに剃れました」
    「おおう。剃り残しなし!肌触り滑らか・・・っておい!お前誰だ!」
    長いノリツッコミの後、若島津は身構えた。
    電気カミソリを手にした束髪の男が、朗らかに笑う。
    「俺の名前は肖俊光。お前の怪我を治しにきた。中国青年蹴球団に
     所属して全日本ユースとも対戦したが、覚えてないのか?」
    そういえば他人様のシュートを蹴り返して幻覚(龍とか)を見る、タチの悪い
    暴れん坊がいたようないないようなやはりいたような記憶が、若島津にはあった。


765 名前: 肖×カラーテ 2 投稿日: 02/04/04 09:33 ID:ugb3IE6g
    「と、とにかく、俺は怪我などしていない!」
    「古傷が疼くだろう。こことこことこことこことここ」
    肩関節、手首などをはじめとして、過去、怪我した部分全てに、極細の鍼が突きたっていた。
    「こんな・・・ハリネズミみたいにしやがって」
    「それだけ陽一に愛されているという事だな。はははは」
    「陽一って誰だ!」
    肖は笑って答えず、若島津の頬にそっと触れた。チクリ。微かな痛み。
    「剃り残しだ」
    武人、若島津健は殺気に対して反射的に攻撃開始する教育を受けてきていた。
    しかし、この肖という男、気配が読めない。
    不意に唇を吸われた時も、瞬時に対応できず、ただそれを受けていた。


766 名前: 肖×カラーテ 3 投稿日: 02/04/04 09:35 ID:ugb3IE6g
    「なっ、なにをする」
    若島津は慌てて肖を突き飛ばした。
    が、肖はごろり、と仰向けに倒れるなり、その反動で跳ね起きて
    若島津の眉間を指先でつついた。
    「若堂流、そこまでだ」
    肖を突き飛ばした姿勢のまま、若島津はぴくりとも動けなくなっていた。
    --筋肉が、硬直している。
    生まれて初めて、自分の身体が自由にならない感覚を味わい、若島津は恐怖した。
    「ではこのまま治療に入るか。まあ、そんなに固くならないで」
    「貴様がしたんだろうが!」
    顔と声帯は無事である事に、若島津は気付いた。
    が、それはこの状況を打破するにはあまり役に立たない。
    助けを呼ぼうにも、ここは人里離れた山奥のまた奥であるのだから--


767 名前: 肖×カラーテ 4 投稿日: 02/04/04 09:37 ID:ugb3IE6g
    道着をはだけられ、顎から喉元へ、肖の唇がなぞるように降りていく。
    --筋肉が動かないのに、皮膚の感覚はそのまま?
    ますます恐怖する若島津は、ただ、肖の淫らがましい愛撫を受けるよりない。
    「ふっ・・・うぅ」
    「逞しい身体だが、ここは敏感なのだな」
    淡々と分析をしながら、肖は若島津の乳首をつんつんと舌先でつつく。
    「やめろ・・・お前、自分が何を・・・してるか、わかっているのか」
    「治療だ」
    隆起した胸筋、腹筋をなぞった後、肖の手は若島津の道着の腰紐を解き始めた。


768 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/04 15:44 ID:kSWMERUh
    肖キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
    ハァハァ


769 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/04 17:40 ID:mJk6jA2e
    小次岬さんのサイト見ましたぜー!奇麗!
    コジミサってあんまりないから嬉しいー!
    これからも頑張ってくらさい~☆




770 名前: ラテン某 投稿日: 02/04/04 22:37 ID:NDw6YwRd
    肖×カラーテ面白すぎ~~~!!死ム――――!

    肖書きさん>
    ファンです・・・・・毎度そのあまりに漢義あふれるキャラ選択に、
    心中密かに”兄貴”として奉ってました。本気です。あわあわあわわ!
    ・・・てか、肖はマイナーでないと思ってました(爆)すでにここでヤバイ?。
      俺的マイナー>ボッシくん、ロブソンくん・・・etc オイ


    さーてこの後は・・・いろんな人に怒られそうな怪作です。許して。
    はじめに言っとくぜ!!
    「ごめんなさい」


771 名前: ラテン某 投稿日: 02/04/04 22:39 ID:NDw6YwRd
    世界名作劇場『鋼鉄のシンデレラ』

    昔々の中世っぽいヨーロッパの今で云うドイツらしきところの金持ちくさい家。
    そこでは毎日美しい(?)少女(!?)が働かされていました。
    継母「シンデレラ!早く掃除しろ!」
    姉1「シンデレラ!洗濯はしたのか?」
    姉2「シンデレラ~!ご飯まだー?」
    「うっせーぇ!この馬鹿どもがっ!!そんなにいっぺんにできるかぁあ!」
    憐れな薄幸の美少女(!??)シンデレラことミューラーは、毎日継母のSGGK若林源三と、その連れ子の姉其の壱シェスターと、姉其の弐マーガスに、これでもかとこきつかわれています。
    可哀想なミューラーは毎日お屋敷の裏手で、岩を素手で砕いてストレスを発散していました。
    「ちっくしょーー!若林・・・もとい、お義母さま!いつか殺す!!」
    今夜もミューラーは月に向かって勇ましく吠えるのでした。
    その様子は”灰かぶり姫”と云うよりも”月を見て興奮する狼男”のようでした。
    「しぇすー・・・ミューラーがうるさくて眠れないよー・・・」
    「・・・我慢しろ。寝坊すると母様が怖いぞ・・・」


772 名前: ラテン某 投稿日: 02/04/04 22:40 ID:NDw6YwRd
    そんなある日、お城で皇帝の花嫁を決める舞踏会をひらくと云う御触れが国中に出されました。
    そのパーティには、若く美しい乙女なら国中の誰でも行けると云うのです。
    あっというまに国中その話題で持ちきりになりました。
    なにしろ、この西ドイツ帝国(仮)の若き皇帝カール・ハインツ・シュナイダーは、性格にやや難があるものの、顔と実力はヨーロッパで一番。
    当然、継母につれられていじわるな姉達もパーティーに行くのです。
    そしてパーティー当日。
    姉達の身支度を手伝いながらミューラーは云いました。
    「俺もつれて行けェェエ!」
    なんと身のほど知らずにも、ミューラーは西ドイツ帝国(仮)の若き皇帝カール・ハインツ・シュナイダーにゾッコン☆LOVEだったようです。
    継母SGGK若林源三と、シェスターとマーガスはその瞬間、確かに凍りつきました。


773 名前: ラテン某 投稿日: 02/04/04 22:43 ID:NDw6YwRd
    「鏡を見てから、云え」
    「なっ、なにィ!!」
    ミューラーはいともたやすく抜きさられたザコDFのような声を出しました。
    「貴様ら・・・・・・まさか、俺に立派なドレスがないからって!?」
    そうじゃねぇだろっ!??と云うツッコミを必死で飲み込み、ミューラーに掃除を言いつけると、3人は馬車に乗って疾風のように去ってゆきました。
    「まてぇ――ぇ!若林ー――!!俺も連れてゆけぇー――!」
    「我が家の恥だからくるなー――ぁ!」
    フルスピードで走る馬車には流石のミューラーといえど追いつけません。
    ドップラー効果で三人の叫び声はだんだん遠くなっていきました。
    「太陽のバカ野郎――――っ!」
    見当違いなセリフをはくミューラーでした。

    ごめんなさい!ついにやっちゃった!!!
    あーあーあーあーあーあー!
    ごめんなさい!!
    ・・・・・・総スカンされなかったら・・・後編書きます。


774 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/04 23:04 ID:jnaX+O6l
    みゅ、みゅうらあ・・・(悶笑)
    801がどうとか萌えがどうとかではなく、続き読みたいです。
    すげえ舞踏会(武闘会)なんだろうなー。早いこと、この荒ぶる魂を鎮めてください。


775 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/04 23:38 ID:zb5EjN4A
    総スカンなんてされるわけ無いじゃないですか!
    ミューラーがなんか可愛いぞ。王子様の出番も楽しみ。
    後編熱烈キボンヌ!!


776 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/05 00:02 ID:MArVAtwy
    サイコ―っす。今や時代はギャグですね。
    キャラ救済のためにもガンガンいっちゃって下さい。
    ここはマイナーキャラこそ主役になれる素晴らしいスレですなあ


777 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/05 01:39 ID:RYxSkP5F
    ミューラーがのる馬車・・・馬が可哀想だよう!


778 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/05 02:49 ID:SPeO1r4Z
    激しく遅レスですがピエナポでリバキボン!!
    というより寧ろ私が、思わずエンピツで殴り描きしてしまいました。
    何年かぶりに楽しい時間を過ごせた…
    きっかけをくれた白馬ピエール有難う…
    でもほんと、ビンタシーンが無かったのは残念でした。


779 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/05 03:02 ID:MArVAtwy
    できればまんまだけどみさっくんにじゅて~ムしてるピエもきぼん


780 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/05 03:19 ID:dp5jPVaV
    >>773
    魔女は楊枝かしら


781 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/05 08:12 ID:ztPCK/HI
    >776
    ここで思わずさだまさしの「主人公」を口ずさんでしまいました。
    そうです私は結構なお歳です・・・

    昔の同人誌って作者が勝手に主題歌設定して、作品に歌詞書いてたりしたけど、
    そういうのって今もあるのかしらねー。ちょっと恥ずかしいわ、あれ。


782 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/05 18:55 ID:dyo6E2R1
    >778
    せっかく作ったならうぷきぼん

    と思ったら絵描きさんか…。ザンネン



783 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/05 20:27 ID:nvgLYQdl
    >>780
    ちょいウケ


784 名前: ラテン某 投稿日: 02/04/05 22:12 ID:kpRnJRlj
    『鋼鉄のシンデレラ 「中編 で、魔法使いは誰なのよ?」』

    お屋敷の裏手の岩をあらかた砕き終え、脱力してミューラーはすわりこんでしまいました。
    散々悔し泣きをしたので、目の前がボケています。
    「ドチクショ――!俺もパーティーに、いきてぇ――――っ!!」
    もう何度目か、同じようなセリフを叫んだ時です。
    「その願い・・・叶えてやるぜっ!!」
    振り返ると、さっきまで誰もいなかったはずなのに、なぜか魔法使いのような格好をした2人の少年達が立っていました。
    片方の少年は、少しテンパっぽい髪をしていて偉そうに腕組みをしています。
    もう一人は二人分の・・・いわゆる魔法ステッキを持っていて、片目は髪でかくれています。
    二人並んだ姿は、さしずめ某日曜名作劇場。


785 名前: ラテン某 投稿日: 02/04/05 22:13 ID:kpRnJRlj
    「なっ・・・、貴様何者だっ!」
    「ふはは、聞いておどろけ!俺は天才魔法使いファン・ディアス!!あわれでかわいそーでなさけない、そんなお前の願いを叶えてやるぜ!な、パスカルv」
    「いや、たんにおまえは魔法の修行をサボって遊んでんだろ・・・」
    ミューラーはすぐには信じられませんでした・・・目の前の某日曜名作劇場なコンビが魔法使いだなんて。
    なにしろ、自分で天才とかいってるんで怪しさ大爆発です。
    「・・・・・本当か?本当に俺の願いを叶えてくれるのか?!」
    「おう!天才に不可能はないぜっ!」
    ほんのちょっぴりミューラーは考えました・・・「こうなったら駄目元でいっちゃえ!」。
    「よしっ!俺をパーティーにつれて行けぇええええええええっつ!!!」
    さすがのミューラーのあつかましさに、態度のデカサには定評のあるディアスくんも、ほんのちょびっとばかしびびりました。
    ですがそこは天才、パスカルくんからステッキを受け取って呪文を唱え始めました。
    「よし!恋の呪文はスキトキメキトキスっ☆!!」
    「ヤバッ!!!?」
    怪しいピンク色の光に包まれてとおざかる意識の中で、いくらなんでもヤバ過ぎだとミューラーは後悔しましたが、すでにアフターカーニバルでした。



786 名前: ラテン某 投稿日: 02/04/05 22:14 ID:kpRnJRlj
    「・・・・・・、っ俺は一体?」
    気がついたときには、あの某日曜名作劇場な二人組はもういませんでした。
    「あっ!!」
    ミューラーは豪華なドレスを身にまとってる自分に気がつきました。
    「こ、これが・・・俺・・・・・・?(ウットリ☆)あ、ありがとう魔法使いさん!!」
    その場に誰もいないのをいいことに、好きなだけ少女漫画MODEになるミューラー。
    目には星まで入ってます。
    「ヒヒィイーーン!」
    「おおうっ!馬車まで!!」
    「シンデレラ!さぁ、早く!武道怪・・・じゃなくて舞踏会が終わってしまいます!」
    金ぴかの馬車の中から、『SGGK(すーぱーがんばりごーるきーぱー)』とかかれた帽子をかぶった気弱そうな従者スタイルの少年と、ヒト科よりもサル科に近いような眉毛のつながった御者の少年が出てきてミューラーを馬車に詰め込みました。
    「よぉおおおしっ!今行くぜっ!王子様・・・もとい!皇帝さま――――ぁ!!」
    「し、静かにしてくださー――い!」
    「黙れ!」
    「きゃあー――!」
    あわれな森崎くんの悲鳴を乗せて、馬車はお城へ向かってゆきました・・・。

    うあぁあああああ!まだ続いてしまうぅううう!スマソ!


787 名前: シナイ小次…? 投稿日: 02/04/05 22:46 ID:+7ApUNUr
    お初に書き込んでみますです。

    俺のフヌケたプレイを見た吉良監督の言葉「鍛え直したかったら沖縄へ来い」
    俺は、すぐさまそれに飛びついた。
    (若島津、おまえのことも大事だが、サッカーのことも大事なんだ。天秤にはかけられない。必ず戻る。待っていてくれ)
    俺は沖縄へ旅立った。



788 名前: シナイ小次…? 投稿日: 02/04/05 22:46 ID:+7ApUNUr
    沖縄に着いた俺に、監督は開口一番こう言った。
    「小次郎。ワシが気がついてないとでも思っていたのか?」
    「…何をです?」
    「おまえの牙が抜け落ちた理由じゃよ。女の腐ったような今のプレイ…、おまえ、『女』になったな!?」
    「!!」
    女になったつもりは毛頭ない。が、心当たりもなくはない。
    ともすれば攻撃的な若島津の抱き方。あいつの腕に乱暴に抱かれるだけで、俺は力が抜けてしまう。熱い快感に翻弄されるまま、『女』のように嬌声をあげる。
    それを、吉良監督に見破られたのだろうか。
    「フン。ワシはお見通しよ。若島津だろうが。馬鹿な奴等だ!」
    そう言い放つと同時に、竹刀が飛んできた。よける間もなく、吹っ飛ぶ。目をギラつかせて何度も何度も竹刀を振り下ろす監督の猛打に、俺は気を失ってしまった。

    「うぐっ…!!」
    激痛で目覚めた俺は、砂浜にうつぶせになっていた。下半身にざらつく砂を感じる。いや、それよりもこの痛みは…!
    「どうじゃ、竹刀でもいいじゃろう。ああ?小次郎よ」
    「いっ…!!」
    俺は、後ろに竹刀を突っ込まれ、犯されていた。吉良監督に押さえつけられている―というより、足を向いて馬乗りになっているらしい。
    ささくれだった竹が突き刺さり、開いていないそこは裂けるような痛みしか感じない。
    「か…んと、く…、やめ…!」
    「猛虎復活のために、こんなもの、使えないようにしてやるのが一番じゃ。ほれっ、ほれっ、ほれっ!」
    「ぐはっ!!」
    固い竹刀を何度も出し入れされ、激痛の中で血の匂いを嗅いだ。内蔵に響く突き上げに、吐き気すら覚えた。
    俺は、またもや気を失った。


789 名前: シナイ小次…? 投稿日: 02/04/05 22:48 ID:+7ApUNUr
    次の日からも、ある意味、地獄だった。
    あんな無茶はされなかったが、そのかわり沖縄の波に負けないようなシュート練習が、来る日も来る日も続いたのだ。
    傷ついたそこは、厳しい練習のおかげで治るどころか悪化していた。常にジュクジュク出血し、ジャージまで血に染める。監督はそんな俺を見て、「まだ女の性根が抜けきってないのか、小次郎!」と、竹刀と一緒に罵声が飛ぶ。死を覚悟した瞬間もあった。だが、
    (死ぬのなら、若島津、おまえと一緒にフィールドの上で、だ…!)
    そんな思いを監督に知られれば、あの日の悪夢が再び襲うだろう。
    それでも、俺は若島津もサッカーもどちらも選べない、どちらも欠くことはできない存在なんだ、という思いを強くしていった。
    (おまえに会いたい…!!)
    その一心で蹴ったボールは、荒れ狂う波を越えた。奇跡が起きたのだった。

    おしまいです。


790 名前: コジミサ書き 投稿日: 02/04/05 23:06 ID:OIOyWUJ/
    こんばんは、コジミササイトの前スレ910です…。
    サイト見に来て下さった方々、レスありがとうございます~(嬉泣
    これを糧に今後もがっつりコジミサ書くッス!
    そろそろ名無しに戻りますが、またここにもSS書かせて下さいね~。

    つか、ラテン様…随所に光る小技フレースが楽しいです!
    ゾッコンLOVEに、スキトキメキトキスまで…懐かしすぎです(w


791 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/06 00:02 ID:KSH6OhM8
    >スキトキメキトキス
    このネタが出てくるなんて・・ラテン様素敵すぎです。


792 名前: 前スレ776 投稿日: 02/04/06 02:48 ID:DE4ckyu6
    お久しぶりな前スレ776です。
    肖書きさん、コジミサ書きさんのサイトめっちゃステキです。
    すごく楽しませていただきました~。またお伺いしますのでどうぞよろしくです。

    で、私事ですが何とかサイト無事UPできました…。
    これもココの皆様のおかげです(感動)まだまだ全然なんにも無いのですが、何とか形にはなりました。この場を借りてお礼申し上げますーー。
    例のwebリングに一応仮登録してみました。サイト名はすぐ分ると思いますー。
    サイト作られたお二人ともBBS無しとの事ですので、ココの皆様が別の形で交流できるかもってことで実験的にBBS作ってみました。
    機会がありましたらどうぞ。
    宣伝みたいになってウザくてすんません。
    私もヘタレながら新しいSSまた書かせてくださいー。

    ラテン某さん
    おもろいです!思わず紅茶画面に吹いちゃいました。
    続き楽しみにしてます~。


793 名前: 肖×カラーテ 5 投稿日: 02/04/06 08:25 ID:wNG4UCZD
    776さんとこ行く前に、ちょろっとUP。

    「やっ、やめろ、そこは」
    「あまり鍛えていないから、見られたくないのか?」
    「そんな事はない!」
    「だろうな。王道だし。では拝見」
    またわけのわからない事を言いつつ、肖は若島津の下着を下ろした。
    そして露出した性器を揉み、扱きだす。
    「うっ・・・ふざけ、やがって・・・」
    「ふざけてはいない。なるほどこれはよく鍛えられているな」
    一人で頷きながら、肖は若島津の下肢から、鍼を取り去った。
    急に力が抜け、その場に崩れ落ちる若島津。それを受け止め、腰を抱え込んだ肖は、
    手早く自分の屹立をさらけだした。


794 名前: 肖×カラーテ 6 投稿日: 02/04/06 08:26 ID:wNG4UCZD
    「お、おいっ、やめろ!」
    「ここも鍛え上げているだろうから、そのままぶち込ませてもらう。お前、
     大流血しても翌日平気な顔でサッカーしたり、恋人を背後から見守ったり」
    「だからそれはどこの誰の話なんだー!!」
    若島津の必死な大音声に、肖はふっと眉を顰めた。
    「でもまあ、俺は治療にやってきたわけだし、わざわざ出血させる事もないか」
    手荷物からごそごそと小瓶を取り出した。透明な粘液が満たされている。
    「海藻から抽出したジェルだ。たまにはそこに安らぎを与えないとな」
    「たまには、とはどういう事だ」
    肖は聞く耳持たない様子で、若島津の引き締まった臀部の奥深くにジェルを塗り込む。
    「き、気持ち悪い。ぬるぬるする」
    「やはりそのままぶちこまれ慣れていると、物足りないか」
    「さっきから、お前と話が食い違いっぱなしだ!肖!」
    上半身は硬直させたまま、若島津は力の入らない下肢で必死の抵抗を試みる。


795 名前: 肖×カラーテ 7 投稿日: 02/04/06 08:27 ID:wNG4UCZD
    抵抗空しく、若島津の秘部は、一本、二本、と肖の指を呑み込んでいく。
    「力が抜けきっているはずなのに・・・すごい締まりだ」
    ふと視線を下ろすと、肖の屹立が月明かりにてらてらと輝いていて、若島津は
    慌てて視線を逸らせた。
    --このまま、こいつに犯られてしまうのかっ
    「若島津さーん・・・」
    遠く、自分を呼ぶ声がする。新田だ。かわいい後輩、新田が訪ねてきたらしい。
    しかし、助けを呼ぼうにも、この情けない状態はどうか。若島津は羞恥に震える。
    「とっとと済ませよう」
    肖は己の屹立に手を添え、若島津の体内にねじ込んだ。
    「うあぁ・・・ぐぅっ・・・!」
    「声を出すな。敵にみつかる」
    「新田は・・・敵じゃねぇっ・・・あぁっ・・・」
    熱い塊に内部を抉られ、若島津は必死に声を堪える。痛みと、快感と、屈辱と・・・
    征服される諦め。それが被虐の悦びを生み出しているのに気付き、
    若島津はぎゅっと目を閉じた。


796 名前: 連続カキコスマソ 投稿日: 02/04/06 08:55 ID:wNG4UCZD
    前スレ776さんち、シンプルで、それでいて随所にこだわりのある素敵なサイトでした。
    前スレ910さんとこも行ってきましたよ。知らないで訪ねていって、SS読んで
    「ああああっ!これはっ、コジミサ」と。繊細な感じのサイト。
    うち・・・はいいんです。ガサツで。男らしさ全開で。

    で、ふと気付いたのですが、私、前スレ910さん、そして前スレ776さん、
    某WEBリングで連続してるんですよー。
    さあ、ラテンさんも早く早くぅ~(身悶え)


797 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/06 17:51 ID:GDZMIdul
    >795
    「声を出すな。敵にみつかる」
    妙にツボに入りました。ヒーヒー。肖マンセー。


798 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/06 20:25 ID:XQNKIPXt
    前スレ776さんちがわからない・・・・。


799 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/06 20:48 ID:fx6j/fzO
    >798
    仮登録サイト一覧を見るのだ!
    しかるべきWEBリングにENTERで入れば、仮登録サイト一覧が見られるよ。
    普通にLINKだと本登録サイトしか見られないのだ。


800 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/06 21:25 ID:UliMrM1h
    ここに載せてた他の方々はサイト作らないのかな~??


801 名前: 798 投稿日: 02/04/06 21:57 ID:YOWCQPVe
    >799さん ありがとうございます。無事ハケーンすることができました。
    イザワスキーなもんで、ずえええええったい見たかったんです。


802 名前: 肖×カラーテ 8 投稿日: 02/04/07 07:23 ID:QtsvuRl0
    「さすが・・・犯されるだけで、ここをこんなに猛らせて」
    なにがさすがなのかわからないが、肖は若島津の熱い陽根を擦りあげる。
    「うっ・・・うぅっ・・・」
    「声を・・・出すなよ・・・」
    肖はますます激しく突き上げながら、若島津の口を手で塞いだ。
    呼吸が苦しい。体内には禍々しい塊が蠢いていて、自分の性感を刺激している。
    若島津の意識は朦朧とし、判断力も失われていく。
    肖の手が、若島津の上半身の鍼も取り去った。
    ぐにゃり、と脱力する若島津の腕は、いつしか肖を抱きしめていた。
    口を塞いでいた手の代わりに唇が触れ、舌を差し入れられた。
    「んっ・・・んん、・・・っむ」
    狂おしく肖の舌を吸い、腰を振りながら、若島津の中で何かが壊れた。


803 名前: 肖×カラーテ 9 投稿日: 02/04/07 07:24 ID:QtsvuRl0
    「若!おかえりなさい!」
    「お疲れさまでした!若」
    若堂流の門下生が出迎える中、若島津は道場に戻った。
    道場主である父親も、満足気に頷いている。
    「山籠もりのせいかお前が変わって見える。一皮むけたようだな、健。早速だが・・・」
    父親が身構える。若島津もそれに応え、重心を低く構えた。
    「テェェェェェェェイ!」
    何か、吹っ切れたようだ。身が軽い。拳は唸りをあげて父の胸めがけて
    叩き込まれ・・・る、寸前でよけられた。
    「まだまだ、だな。しかし、よくここまで成長した」
    父は息一つ切らさず、悠々と立ち去る。
    --まだまだなのか。
    山中で行われた屈辱的な治療。そのせいで古傷の疼きが消えたばかりか、
    敏捷性や破壊力までが向上したというのに。


804 名前: 肖×カラーテ 10 投稿日: 02/04/07 07:25 ID:QtsvuRl0
    「すごいっす!若島津さん、マジすごいっすー!」
    傍らで新田が拍手していた。
    「俺も山に籠もろうかな?」
    「やめろ!山は・・・危険だ」
    「迷子になりそうですもんね。こないだ差し入れに行ったのに会えずじまいで
     捜索隊まで出されちゃいました。ところでヒゲ伸ばすんですか?超シブイっすけど」
    ヒゲを剃ろうとすると、あの夜の記憶が蘇る。カミソリが手に取れないのだ。
    「若!中国の肖様から、治療費の請求書が来ておりました!」
    「なにぃっ!?」
    「道場の運営費から、お支払いいたしました!」
    金までふんだくられ、若島津は引きつった微笑みを浮かべるしかなかった。

    「あれが新田か・・・怪我の気配が全くないな。怪我させちゃおーかな」
    医師としてあるまじき発言をする肖が、道場の陰から覗いている事に、
    気付く者は誰一人としていない・・・若堂流だった。


805 名前: 787 投稿日: 02/04/07 11:43 ID:UKJzQEo9
    すみません、ここはお知り合いの方達ばかりだったのですね。
    調子に乗って続きを書いてしまいましたが、
    アップするのはよしときます。
    お邪魔しました。


806 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/07 14:24 ID:lrA7/aIe
    >787さん
    いや、どんどんアップしちゃっていんじゃないですか!?


807 名前:    投稿日: 02/04/07 16:42 ID:A0e5Yj5/
    肖書きさんって、やっぱり片桐×唾さもかいてらしたのね
    やっぱ蝉プロ?らったのですね
    続きはもう書かれないのですか?
    肖書きさんの片桐翼もう一度読んでみたいです



808 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/07 17:28 ID:qNdgoeXl
    >787さん、ここは匿名板でっせ。知り合いなんていようはずがありません。
    ここで同病を分け合った民。つまり、あなたももう、知り合いっちゃー知り合いです。
    今までにない「物×人」というカテゴリーを確立させた、あなたは結構目立ってます。
    さあさあ!続きをどーぞ。


809 名前: 787 投稿日: 02/04/07 21:35 ID:UKJzQEo9
    806さん、808さん、どうもありがとうございます。
    失礼なことを言ってしまって、ごめんなさい。
    よく考えれば、いきなり挨拶も無しの私が常識外れでした。
    みなさま、よろしくお願いします。

    では、お言葉に甘えてアップさせてくださいね。


810 名前: 787 小次イソギン…? 投稿日: 02/04/07 21:37 ID:UKJzQEo9
    「よくやった、小次郎」
    「監督…」
    「今夜は祝酒じゃ。明日の早朝、東京へ戻れ。しっかり猛虎復活を見せつけてやるんじゃ」
    「はいっ!」
    シャワー代わりに水でざっと体を洗い、汚れてしまった下着も取り換えた。
    小屋に上がると、すでに呑みはじめている監督と向かい合う形で、板張りの床に腰を下ろした。
    「ホレ、沖縄の酒じゃ」
    徳利を差し出され、湯飲み茶碗でそれを受ける。
    「日本一のストライカー、日向小次郎に乾杯」
    監督はそう言うと、ニヤッと笑った。
    俺は一気に酒をあおった。
    あのことに触れられたくなかった俺は、もっぱら監督の現状を尋ねたり、
    海外へ進出した奴等のことを話題にしながら、すすめられるまま酒を呑んでいた。


811 名前: 787 小次イソギン…? 投稿日: 02/04/07 21:38 ID:UKJzQEo9
    気がついたときには、ずいぶん呑んでいたらしく、顔が熱い。
    顔だけではない。体全体が熱を帯びたように熱く、心臓の音がやけに大きく聞こえる。
    なにより、ソコが起ち上がってきているのだ。下着に閉じ込められてむず痒いような、泣きたいような…。
    「おおそうじゃ、いいツマミがあったんじゃ」
    そういって監督が部屋を出ていったのを見届けると、もう我慢ができない。そっと擦りあげた。
    「…っ」
    ジャージの上からさわっただけで、声をあげるのを我慢できないくらい、感じた。
    沖縄に来てからは、そんな余裕はなかったから、いったい何日ぶりだろう。
    頭ではサッカーのことを考えていても、体は欲しがっていたのか。
    (さ、酒のせいなんだ、これは…。あっ…、はあっ、は…っ!)
    もう少しでイク―というところで、
    「何してるんじゃ、小次郎」
    声の主を振り返るまでもない。吉良監督だった。


812 名前: 787 小次イソギン…? 投稿日: 02/04/07 21:38 ID:UKJzQEo9
    「どうした?続けてもいいんじゃよ?」
    寸前のところで手が止まってしまい、体の疼きはおさまらないが、さすがにできない。
    「…と、言いたいところだが、丁度いい。おまえにピッタリなツマミじゃ」
    どんっと監督が床に置いた「ツマミ」―、ひとかかえもありそうな石に、
    海藻やら貝やら得体の知れないものがびっしりと付着している。
    ぬらぬらと濡れているところを見ると、たった今海から引き上げたのか。
    「小次郎、脱げ。全部脱げ」
    「ど、どういうことです…!?」
    目の前の石と俺が脱ぐことと、何か関係あるのか聞こうとしたが、
    声が上ずってしまいうまく喋れないし、確かに、さっきから熱くてたまらないのだ。
    「おまえを『男』にしてやる。これが終わって、はじめておまえは雄虎になれるのじゃ」
    …もう、自分が『女』でも『男』でもどっちでもいい。
    はやくこの熱さから解放されたかった俺は、身に付けていたものを全部はぎ取った。


813 名前: 787 小次イソギン…? 投稿日: 02/04/07 21:40 ID:UKJzQEo9
    「なかなか立派なモノを持っとるな、小次郎。そんなに張って、つらそうじゃ」
    監督はそう言うと、手を伸ばしてきて擦りだした。
    「ああっ…!!」
    俺はそのまま立っていられず、監督にしがみつくように崩れ落ちた。
    上手いのだ、ものすごく。
    全体を程よい力で握り込みながら、裏筋だけにあたるよう指を添え、
    激しく、時には優しく、緩急つけて擦る。
    「はっ、あっ、んん、んっ」
    「どうじゃ、小次郎。若島津よりもいいじゃろう?」
    きゅっと根元を締めながら、監督は楽しそうに言った。
    「あの酒は濃いハブ酒でな、強い精力剤なんじゃよ。…そろそろいいころか。行くぞ、小次郎」
    俺を握ったまま体制を変えさせ、あの石をまたぐように手を付いた。潮臭い。
    そして、ソレは監督の手を離れ、ぬめるものが―。
    「えぎゃあ~~~!!!」
    気、が、狂う…っ!


814 名前: 787 小次イソギン…? 投稿日: 02/04/07 21:41 ID:UKJzQEo9
    「沖縄には巨大なイソギンチャクがいてな、これが実にいい具合なんじゃよ。
    『男』だったらしっかり腰を使え。この石を砕く気持ちで腰を打ち付けてみろ。…聞いちゃいねえか」
    そう、俺は夢中だった。夢中で腰を使った。
    若島津や監督の手とは比べ物ならない、この締まり具合。
    ただ締めつけられるだけじゃなく、小さなたくさんの口で吸われてるようだ。
    その口が小さな突起になっていて、引き抜くときも、押し入るときも、
    嬌声ってもんじゃない、大きな悲鳴をあげさせるほどの快感が襲う。
    「おおっ、おおっ、おおーっ!」
    完全に石の上に体重をかけ、もっと、もっとと、自然と体が動く。
    石にこすれどこかを擦りむいたようだが、構っちゃられない。
    「そうじゃ、他人に与えられるんではない、自分で奪い取るんじゃ。
    昔のおまえはそういう奴じゃった。思い出せ、小次郎!」
    ラストスパートがかかってる。監督の言葉は耳に入らない。
    「…おおおうっ!!…っ、あ~……っ!」
    思いっきり突き上げ、逆流しそうな量の熱い精を放った。

    それは、まだ締めつけてくる。腰が自然と動き出す。
    「あああっ!」
    俺はこいつを手放したくなかった。
    一晩中、俺はイソギンチャクとセックスしていた。
    『男』として―。


815 名前: 787 小次イソギン…? 投稿日: 02/04/07 21:42 ID:UKJzQEo9
    これでおしまいです。(どこが801なんでしょう)


816 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/07 21:46 ID:bzpFurcz
    吉良の教育方針に脱帽。イソギンチャクが無毒である事を祈ります。
    次はゴーヤだ!そしてイラブー!(沖縄の方、すみません)いけいけ787さんっ!


817 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/07 22:25 ID:VoQrDoOX
    前スレ776です。
    サイト来てくださった方本当にどうもありがとうございましたー(喜)
    地味なサイトですが、またぼちぼちと書いていこうと思っていますので
    どうぞよろしくお願いします。

    今日のC翼ケガして悶える井沢に萌えてしまいました(おい)
    で、まだ井沢モノは書いてもOKでしょうか?もう皆様飽きちゃった?
    そのまえにまたこっちに書かせてもらっても良いものでしょうか?
    (こっちに書いてあっちでまとめてUPってしたいのですが…)

    >787さん
    小次イソギン、想像するとかなりイヤン♪な感じです~。
    オトコになった小次と若島津の戦いなんか良いかもー。


818 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/08 00:09 ID:8JuBwLwD
    今日、K-BOOKSでSCCの申し込み冊子をチラ見したんだけど・・・
    SCCでC翼ジャンルが5/4・・・?ロンゲは5/3。
    やっぱり同日開催じゃないんだー!!サークルさん、同日掛け持ちじゃ大変だもんね。

    中途半端な関東者(はじっこの方)読み専はちょっと辛い。
    泊まりってわけにもいかんから、片道2時間かけて両日通うさ。


819 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/08 00:24 ID:333GnX/E
    >817
    井沢祭、復活させてください。
    掻いて…

    >818
    通えるだけうらやまスィ…。
    地方者なので東京にさえ行けないYO!
    好きなサークル出るみたいなのに、あぁぁ。


820 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/08 06:49 ID:I1v7vxsi
    >817私も井沢きぼん。今回のTVは反町も井沢もみれてよかった・・

     


821 名前:    投稿日: 02/04/08 16:26 ID:F9+VNLAB
    わざわざ地方から逝こうとは思えないサークルの少なさに愕然
    新規サークルさん全くいないってどーゆうことよ(哭)
    ロンゲ2002は悪いが・・


822 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/08 17:48 ID:o6oEr5Gf
    ロンゲ2002か…。主催がかなりの赤字って言ってたから、
    参加サークル少ないのかな?
    次のサークル一覧更新で100SP行ってなかったら
    行くの止めよう・・・つーか何故にあんな広い会場に?


823 名前: 822 投稿日: 02/04/08 17:57 ID:o6oEr5Gf
    ×広い会場に?
    ○広い会場にしたんだ…
    逝ってきます。ヒー


824 名前: 小次ケン(健or犬…?) 投稿日: 02/04/08 22:42 ID:agdkLE9i
    787です。
    816さん、817さん、感想をありがとうございます。
    いちおう「物」はこれからの布石でして。(やはり、最低限「人」がいいかと…)
    プライドの高い小次郎をハードに攻めたてることに、うっとりと喜びを感じるのです。
    それでは、小次ケンを書かせていただきます。


825 名前: 小次ケン(健or犬…?) 投稿日: 02/04/08 22:43 ID:agdkLE9i
    結局、一睡もせず東京へ戻った俺は、試合会場に向かっていた。
    (今はサッカーのことだけ考えろ。試合に出るんだ)
    自分で自分を叱咤しながら、アップ代わりに走る。
    しばらく走り続けていると、どこから来たのか、柴犬が俺の後にくっついてきた。
    「何だ、応援してくれるのかよ?」
    「ワンッ」
    仲間ができたようで、なんだかいい気分だった。柴犬も同じことを思ったのか、
    俺を先導するかのように、先へと走り出す。
    そのときだった。
    (あ、あれは…!!)
    イソギンチャクだ!前を走る犬の尻に、イソギンチャクを見つけてたのだ。
    今朝方までの激しいセックスが、一気に蘇ってきた。
    最後には無残にもしぼんでしまったイソギンチャクが、こんなところにいた。
    俺はそいつを捕まえようと、しっぽを掴んだ。
    「ギャンッ!」
    「そいつをよこせっ!」
    柴犬は暴れだし、俺の隙をついてどこかへ走り去ってしまった。
    俺はため息をついた。


826 名前: 小次ケン(健or犬…?) 投稿日: 02/04/08 22:44 ID:agdkLE9i
    そのせいで時間ギリギリになってしまったが、なんとか試合には出場できた。
    もちろん勝った。今は寮の部屋に若島津といる。
    「ん…」
    久しぶりの濃厚なキス。舌を吸われ、舌を吸い、溢れるお互いの唾液を飲み下す。
    二人とも、とっくに裸だ。そして起ち上がりかけている。
    若島津の手が降りてきて、後ろを撫でたとき、
    「痛っ!」
    「あっ、ごめん、日向さん。爪立てちゃった?」
    「い、いや、違う。違うんだが…」
    ソコはやっと血が止まったところで、トイレに行くのもつらい。
    それに、ソコを使うということには抵抗があった。
    ただ抱かれるだけの俺に戻ってしまって、いいのだろうか、と…。


827 名前: 小次ケン(健or犬…?) 投稿日: 02/04/08 22:45 ID:CpFlf8v/
    俺が顔を背けて黙ってしまうと、若島津は俺の手を引きベッドへと連れていった。
    「日向さん、横になって」
    ベッドの上に横たわると、
    「俺は、ここ」
    そう言って、俺の顔をまたいで立ち膝になった。
    硬くなった若島津が真上に見える。改めて見ると、でかい…。
    若島津は、そのままゆっくりと体を倒し、俺のをくわえる。
    ゴクンと唾を飲み込むと、俺も若島津にむしゃぶりついた。
    ソコだけじゃなく、足の付け根やら張りつめた筋やら、めちゃくちゃに吸い上げる。
    すると、若島津もお返しとばかりに、鈴口に舌を立てる。
    「んっ」
    「…っ!」
    二人の荒い息使いと、鄙猥な音だけが、部屋の中に響いていた。


828 名前: 小次ケン(健or犬…?) 投稿日: 02/04/08 22:48 ID:CpFlf8v/
    もっと深く若島津をくわえたくて、両尻をつかんで引き寄せると、
    若島津も更に足を開き、普段隠れている所まで丸見えになる。
    「!!」
    そこには、イソギンチャクがあった。若島津まで隠し持っていたのか―。
    いや、待て。ちょっと様子がおかしい。
    確かにキュッとすぼまった形は似ているが、沖縄で攻め立てたヤツは、
    もっとぬらついていたはずだ。汗で湿ってはいるが…。
    俺は、若島津の先走りを含んだ自分の唾液で、そこを濡らしてみようと舌を伸ばした。
    「えっ、ちょっ…、日向さん!?」
    若島津が驚いた顔をむけた。うるさい、俺には黙ってたくせに!
    よく見えるように広げ、丹念に濡らしていくと、
    俺を誘うように、ヒクヒクとうごめく。
    間違いない、これはイソギンチャクだ。おそらくあれとは種類が違うのだろう。
    …こいつを犯したい。俺のモノを捻じ込みたい。
    俺は若島津の下から這い出ると、後ろに回って足の間を割って入る。
    そして、昨日のように、ズクッと押し入った。
    「日向さ…うぐっっ!!な、何を…っ!」


    今夜はこれでおしまいです。


829 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/09 09:20 ID:PtecGEFN
    >>787
    別に挨拶とか必要ないんでは・・・・
    コジがお馬鹿で可愛いなあ。吉良監督の鬼畜っぷり萌え~




830 名前: 肖×ピエール 1 投稿日: 02/04/09 22:12 ID:cE/ncOZh
    最初にお詫びしておきます。あまりにアニメのピエール様がいじりがいある方
    だったので、つい絡ませてしまいました。
    本来、この二人に接点はありませんし、今後もないでしょう。
    妄想on妄想です。申し訳ありません。


    かっぽかっぽかっぽ・・・
    フランスの美獣、エル・シド・ピエールは、スタジアムまでの道程を
    愛馬を駆って進んでいた。
    駆っているわりにのんびりとした歩みだったが、それは彼の美学だ。
    「わーらーにぃまみれてよぉー、育てたくーりいげええええ」
    「何者だ!」
    間延びした歌声に気分を害したピエールは気色ばんだ。
    傍らには、自分同様に馬を操る東洋人の少年がいた。
    癖のない黒髪を風になびかせ、飄々とした少年は自己紹介を始めた。
    「俺の名前は肖俊光。中国から出稼ぎに来た。これはそこいらにいた馬」
    鞍をつけていない葦毛の裸馬は、げんなりした表情を見せている。
    「そこいらにって・・・窃盗じゃないか。馬盗人め」
    「お前はフランスの誇る恋泥棒だそうじゃないか」
    『誇る』『恋泥棒』というフレーズがピエールの自意識をくすぐる。
    「同じ馬好きのよしみでサッカースタジアムまで案内してくれ」
    「断る」
    「勝手についていくぞ。しかしバス移動がそんなにイヤか?車酔いがきついか」
    図星をつかれ、ピエールは狼狽した。


831 名前: 肖×ピエール 2 投稿日: 02/04/09 22:13 ID:cE/ncOZh
    馬に水を飲ませるために、ピエールは公園で休憩をとった。肖も一緒である。
    「車酔いを抑える妙薬をやろう」
    「いらん!そんな得体の知れない薬なんて」
    「信用がおけないか。では馬に飲ませてみよう」
    そこいらの馬・・・の口に、怪しげな小瓶を押しつけ、肖は胸を張った。
    「疲れもとれる。試合前に飲んでおけばスタミナ切れ知らずだぞ」
    そこいらの馬は一声高く嘶き、ピエールの愛馬に跨り、腰を使い始めた。
    「な、なにをするんだ俺の馬に!離れろ、この駄馬め」
    「いいじゃないか。馬同士の自由恋愛だ」
    「俺の馬はオスだ!嫌がってるじゃないか。レイプだ!」
    ピエールの愛馬は必死の抵抗を見せるが、勢いづいたそこいらの馬の
    力にはかなわず、悲しげに頭を垂れた。
    が、やがてたてがみを乱して、荒い鼻息を漏らし始めた。
    「もう嫌がってはいないぞ。さすが恋愛の国、フランスの馬だ」
    「ぶ、無礼な・・・許さん!」
    ピエールは顔面蒼白になり、ぶるぶると拳を奮わせて肖に飛びかかった。
    「おっと」
    肖はピエールの渾身の蹴りをひょい、と避け、馬たちに歩み寄った。
    「貴様・・・」
    芝生に尻餅をついたまま、ピエールは怒りを籠めて肖を睨み付けた。


832 名前: 肖×ピエール 3 投稿日: 02/04/09 22:14 ID:cE/ncOZh
    事を終えた後も馬たちは寄り添ったまま、首筋を擦りつけ合っている。
    「仲良き事は美しきかな。では俺達もしよう」
    「なぜそうなる!お前は頭がいかれているんだ、この華僑め」
    「俺は華僑ではない!故郷、中国を捨てる気はないのだ」
    肖の手首がくるりと返り、手元でなにやら煌めいた。
    ピエールは自分の手足に突きたった物を見て、愕然とする。
    「針・・・!」
    「興奮を抑えるツボを突いた。情熱的すぎるぞ、ピエール」
    「情熱ってお前・・・あっ、ああー!」
    人目につかない藪に引きずり込まれ、ピエールはもがいた。
    「さすがフランス人。声がでかい」
    「お前、今自分が誰相手に何しようとしてるかわかってるのかっ」
    「フランスが誇るフィールドの芸術家であり美獣、エル・シド・ピエールに
     異文化交流を申し込むところだ」
    「そんな交流したくないっ。離せえええええ!」
    ピエールは優雅なウェーブを描く髪を芝生に乱しながら、身悶えた。
    が、首筋にキス、乳首に左手、肉茎と秘部に右手の愛撫を駆使され、
    つい甘やかな声を漏らしてしまう。
    「はぅっ・・・んっ・・・離せ」
    「ここで離したら、結構苦しいぞ?」
    「くっ・・・貴様・・・っ、ううっ」
    着衣の上からの愛撫に焦れた肉体は、ピエールの意図と裏腹にうねり出す。


833 名前: 肖×ピエール 4 投稿日: 02/04/09 22:15 ID:cE/ncOZh
    下肢を剥かれ、シャツをめくり上げられたしどけない姿で、ピエールは観念した。
    「好きに、するがいい」
    「うむ。さすが愛の化身・・・感度は抜群だな」
    言葉で嬲られるのに慣れていないピエールは、ぎゅっと目を閉じて頭を打ち振った。
    ひくつく窄まりに指を差し入れられた時、その異物感に焦る。
    「ちょ、ちょっと待て・・・待て、あっ・・・うぅ」
    肖の指は臆する事なく、ピエールの内部を穿っていく。
    --こいつ、何者なんだ?
    意識の外側から痺れていくような快感を貪りながら、ピエールはいつしか
    自分から迎え入れるように両脚を広げていた。
    肉の楔が打ち込まれた時、ピエールはプライドも矜持もかなぐり捨てて、
    肖の背中を抱きしめた。
    「そう腰を使いすぎるな・・・試合に障るぞ」
    「今が・・・よければ・・・いい」
    相手が何者であるかなど、もはやどうでもよかった。
    この瞬間慈しみ合い、快楽を共有している相手と弾けたい。
    美獣は切ない叫び声をあげて、肖の腕の中で果てた。
    「情熱を抑えるツボ・・・効かなかったみたいだな」
    肖はがっくりと肩を落としつつ、静かに放った。


834 名前: 肖×ピエール 5 投稿日: 02/04/09 22:16 ID:cE/ncOZh
    スタジアムに着いたのはほぼ定刻であった。
    妙に爽やかな馬面をした愛馬を繋ぎ、ピエールは夢心地のまま戦場へ向かう。
    肖は気を遣ったのか、いつのまにか姿を消していた。
    フィールドに降り立ったピエールに、女性ファンが薔薇を捧げる。
    その香りを楽しんだ後、ピエールは意識を戦士のそれへ切り替える。
    相手が誰であっても、容赦なく、美しく戦うために。
    「肖・・・見ているがいい。俺の闘いの様式美を」
    ホイッスルが鳴った。
    ピエールの華麗な芸術の序曲を飾るにふさわしい、済んだ音だった。

    「いかん。またエッフェル塔の前に出てしまった」
    パリ市内をぐるぐる回り、肖は完全にへばっていた。
    「お前は・・・元気だな」
    そこいらの馬、は、目を血走らせて疾走し続ける。パトカーも追いつけない。
    「俺の医学もまだまだだ。暴れ馬を拵えて、治せないとは」
    裸馬に振り落とされないようにしがみつく肖に、鍼だの指圧だの繰り出す余裕はない。
    勿論、スタジアムで死闘を繰り広げるピエールの事など完全に忘れ去っていた。

    まだ、中国青年蹴球団に入団するまでは遠い、十五歳の日の事であった。


    ダメだ・・・メジャーキャラ寄りになってきてしまいました。
    ラテンさんや38さんを見習いたいと、猛省。しばらく修行に出てきます・・・。


835 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/09 23:51 ID:bu//Kg3P
    肖書きさんお疲れ様です!
    ここでピエールを出したのは多分肖書きさんが初めてなので
    全然メジャー寄りだなんて気にすることはないと思います!
    なので早く帰ってきて~!!


836 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/10 10:59 ID:FWg3cCJ+
    肖書きさん、ピー様素敵でした。「愛の化身」っていいっすね。
    刹那的なところもイイ!早く戻ってきてくだされ~!

    アニメのピエールは、(漫画、アニメにおける)
    日本人の間違ったフランス人感を凝縮されているようで愉快ですた。
    (金髪、白馬、赤いバラって、まんまオシュカル様だよね。)



837 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/10 15:08 ID:3VuZm87J
    肖×ピエール禿藁!!!
    ピエールスキーなので尚更。腹の皮が捩れました。


838 名前: とりあえず井沢ネタ 投稿日: 02/04/10 15:49 ID:1OtClvkr
    『ねぇ、誰か井沢に何かしたの?』
    部室で着替えていると岬が皆なに尋ねた。
    当の井沢は週番の見回りでクラブが終わってすぐに校舎に行ってしまったのでこの場にいない。
    『何かって…』
    『誰かとケンカでもしたのかと思って。だって様子ヘンだったじゃない』
    『ケンカー?来生、おめー何かやったんじゃねぇの?』
    『来生は井沢を怒らせるのうまいからなぁー』
    『オレじゃねーよ!心当たりないし。ったく誰だよ…』
    みんなが口々に色々言っている。

    『……それって…多分オレ…だと思う…』
    みんなが一斉に滝の方を見た。
    『滝とケンカなんてちょっと珍しいなー』
    『いや、ケンカって訳じゃないんだけどな…実は…』
    ちょっと気まずそうに話し始めた。


839 名前: とりあえず井沢ネタ 投稿日: 02/04/10 16:19 ID:u9NwBJdB
    昨日の晩のこと。
    宿題も終わってそろそろ風呂でも入ろうかという時に一通のメールが入った。
    『ん?滝から…?……な、何だよコレ!!!!』
    メールを最後までみるのももどかしく、大慌てで家を飛び出した。

    (おい。ちょっと待てよ。大丈夫かよ。無事でいろよーーーー!)
    井沢の家から滝の家まで走って約10分。
    今までこんなに気合入れて走ったことないんじゃないだろうかという位走った。

    肩で息をしながらチャイムを鳴らすとちょうど滝が出てきた。
    『…滝!』
    『あれ、井沢?』
    『あれ?じゃねーーよ。お前事故ったんじゃ…だってメール!』
    『え、あー…とにかく玄関入れよ』
    とりあえず井沢を中に入れた。

    『滝!一体どーなってんだ?何が何だか…』
    『メール最後までちゃんと読まなかったな?きちんと読んでみろって』
    滝に促されて届いたメールをもう一度読んでみる。
    『なぁ、この一番最後の電話番号なんだよ?』
    『かけてみろよ』
    言われて素直に電話をかけてみる。すると
    “はーい♪アタシりかちゃん♪ 今日校長先生に誉められちゃったの~♪……”
    『…………。』
    『な、結構笑えるだろ?って…い、井沢!?』
    井沢は怒っている。めちゃめちゃ怒っている。
    『オレは本気で心配したんだぞ!!ふざけんなー!!!』
    滝が次の言葉を言う間もなく井沢は帰っていってしまった。


840 名前: とりあえず井沢ネタ 投稿日: 02/04/10 16:31 ID:nBIINZtS
    『……そりゃおめーが悪ぃわ』
    石崎があきれている。
    『ちゃんと読まない井沢も井沢だけど、何もそんな時間にそういうメール送らなくっても…』
    『あいつ意外とこの手のイタズラ楽しむタイプなんだけどなぁ』
    『でも心配して駆け付けた挙句にアタシリカちゃん♪、じゃなー…怒るのも当然じゃねーの?』
    他の面々も同じく呆れている。
    滝は頭を抱えている。
    『まぁそれだけ井沢に大事に思われてるってコトだよ。ボクたちは先に帰るからきっちり謝りなよ。分かったね?』
    岬の笑顔に滝は素直に従うしかなかった。


841 名前: とりあえず井沢ネタ 投稿日: 02/04/10 16:39 ID:v2fHxu6g
    部室でぼーーーっと待っていると井沢が戻ってくる気配がした。
    思わずロッカーに隠れてしまった。
    『さてと、さっさと帰るか~腹減ったなぁ…』
    ちょうど着替えているのだろう。滝の耳にごそごそと音が聞こえてくる。
    (しまった。何でオレはこんなとこに隠れたんだろう…)
    後悔しながらも出る機会を伺うことにした。


    もうちょい続きます全然801でないけど…。すんません。
    滝と井沢で801は思い浮かばないYO…


842 名前: 名無しなんです! 投稿日: 02/04/10 18:33 ID:q0dZoCjD
    とかいいながら、
    なんでアニメ、ビクトリーノの出番ないんねん!!!!!うぁああああ!!!
    そんな大人!修正してやる!!くらえ!カラーテチョップ!!びしばしばし!ぱき!

    ぜぇはぁ……あぁっ、肖書きさんの新作がぁ~~~~アニピエ☆マンセーーー!
    ってか、私源さんとか出してるんですけど!!?
    あれええ??ドイツなんか書いてひよったつもり満載だったのに!
    なぜぇだ!???
    てか、行かないで肖書きさぁーーーん!!(滝涙)


843 名前: 名無しなんです! 投稿日: 02/04/10 18:35 ID:q0dZoCjD
    ちなみに
    滝涙>not滝(シュウテツ)の涙


844 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/10 22:10 ID:KB0coBoB
    >>842
    ドイツなんか書いて?!それめっちゃ萌えじゃないですか~!
    ぜひここにアップして下さい842さん……!あなたこそ
    逝かないで842さ~ん!!(滝涙)楽しみに待ってます


845 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/10 22:57 ID:V1Va1vEZ
    わーい!井沢ネタだ!
    滝×井沢ってありそうでなかったな・・・。
    続き愉しみにしてます。最近、こちらの井沢君は
    清い子ですね。プラトニックもそれはそれで萌え~。


846 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/10 23:25 ID:vwAmcK6E
    「来生…。俺さ、前から気になってたんだ」
    「な、なんだよ、井沢」
    そそそんなに俺を見つめるなよ。ヤバイ気分になるじゃないか!
    井沢は、これでなかなかもてるのだ。
    俺のような睫毛バシバシの女顔じゃないもんな…フン。
    「おまえってさ、…」
    好きなやつ、いる?とか聞かれたら、何て答えればいいんだよ~。
    井沢のことが好きだ、かな。うん、ストレートに言うのが一番だ。
    ドキドキしながら、井沢の言葉を待つ。

    「おまえって…、それ、パーマかけてんの?」
    「え?」
    「修哲時代からだろ?小学生がパーマとはすげえなって、ずっと気になっててさ」
    …これは天パーだ!!!俺だって、こんなおばちゃんパーマは嫌なんだ~~~!!
    「い、井沢のバカー!」
    部室に「バカー…、バカー…、バカー…」とエコーを残し、俺は走り去った。


847 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/11 00:22 ID:CBVs5bO5
    >>838-841
    滝くん!!!このスレでは、メインではもしや初登場??
    続きが気になります~。
    もしや>>846さんも同じ方なんでしょうか?


848 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/11 22:16 ID:XeppLHic
    は、はやく続きを・・・・滝・・・


849 名前: 846 投稿日: 02/04/11 22:42 ID:HXV1xWrE
    滝、なんだかかわいくていいわ~!
    どうなるんでしょう…ドキドキ。

    847さん>
    あああ、違いますー!すみません。
    20年前から(一部だけ)あっためてたネタで…。


850 名前: とりあえず井沢ネタ 投稿日: 02/04/11 23:39 ID:F8Yz1e+C
    なかなか決心がつかないがいつまでもここで隠れているわけにもいかない。
    しかしロッカーから出てくる自分の図は想像するとかなり情けない。かといってこのままでは井沢は気付かないで帰ってしまうかもしれない。
    散々悩んでいるとロッカーの戸が不意に開いた。
    『わっ』
    『出ろよ。鍵閉めるから』
    声からでは井沢がまだ怒っているのかもう大丈夫なのか全然分らない。
    とりあえず一緒に部室を出る。鍵を閉める井沢の背中をじっと見ていた。
    『……あのな…』
    『なに?』
    『…昨日の……ごめん…』
    『滝……っぷっ…あはははは!!』
    もうちょっと怒っていようかなと思っていたのだが、ロッカーの中でどんな顔をして待っていたのかを想像するだけでおかしくて笑いが止まらない。
    滝のことだから相当マジメに悩んでいたのだろうし、もう十分だろう。
    一方の滝は井沢の大笑いの意味がわからなくてきょとんとしていた。
    『もう、いいって。明日の昼メシでこの件はチャラな?』
    『お、おぅ!』
    何がにそんなにウけたのかはさっぱり分らないが、とりあえず井沢の怒りは解けたらしい。


851 名前: とりあえず井沢ネタ 投稿日: 02/04/11 23:54 ID:F8Yz1e+C
    間違ってageちゃったよ…。


    学校を出る頃にはもうとっぷりと日が暮れていた。
    『おまえってさー…良い奴だな』
    わざわざ言うつもりは無かったのに何故か口をついて出たのがこの言葉。
    言ってしまった後でちょっと気恥ずかしくなった。
    『なんだよ、今ごろ気付いたのか?』
    井沢の返事に思わず振りかえると、彼はいたずらっぽく笑っていた。
    その後ろに出ている月もなんだか笑っているようだった。 (終)


    井沢ネタもそろそろまだココに出てきて無いキャラと
    絡ませるのが難しくなってきた…。
    アミダでもして組み合わせ決めるか…


852 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/12 00:32 ID:meb+oaA5
    滝×井沢(どっちかつーと、井沢×滝かな?)よかったっす。
    井沢君の爽やかさに、日頃の己の腐女子っぷりを禿げしく反省しました。
    ごめんよ、いつも慰みモノにして。(しかも総受推奨だよ・・・。)
    でもやめられないんだけどさ。(w


853 名前: ?×井沢 投稿日: 02/04/12 13:26 ID:yhXwqMbK
    風邪薬が効いたのか、井沢はうつらうつらと浅い眠りを漂っていた。
    夏風邪はバカがひくものというが、合宿中にひいてしまうなんて、
    自分は二重のバカだと思う。バカ・キングだ。
    「三杉だったら・・・バカ・プリンス。日向はバカ・タイガー」
    くだらない連想も風邪のせいだろう。頭の芯までだるい。
    一人、隔離された寝室のドアが開く気配がした。
    医師が様子を見に来たのだろうか。起きるのも面倒で、井沢は
    闇の中、じっと目を閉じたままでいた。
    掛け布団がまくりあげられる。暖かい手がゆっくりと背中を擦ってきた。
    (あー・・・気持ちいいな)
    その手がもぞもぞとTシャツをくぐり、腹から胸へ撫で上げてくる。
    指先が井沢の敏感な乳首をつつき、柔らかく揉み始めた。
    「・・・んっ」
    (淫夢かぁ・・・俺溜まってんのかな。そういや合宿中シコッてないし)
    心地よさに身を任せ、夢に浸る覚悟を決め、井沢は身体の力を抜いた。


854 名前: ?×井沢 投稿日: 02/04/12 13:29 ID:yhXwqMbK
    長い髪を掻き上げられ、うなじが夜気に触れる。そこに何者かの吐息がかかる。
    (耳触って。そこ敏感だから)
    眠りが浅いうちは自分の意識で夢を都合よく左右できるらしい。
    TVで見た事を井沢は思い出しつつ、期待どおりのキスを耳元に受ける。
    火照った身体に乾いたキスが心地よくて、ぴくりと腰を動かした。
    それを待っていたかのように、性器に触れられる。優しく掴んでゆっくりと
    扱かれて・・・井沢はあっという間にMAX状態に膨れあがる。
    穿いていたハーフパンツを膝まで下ろされ、ぬめる何かを押しつけられた。
    (俺ってスケベだなあ・・・もう欲しいのか・・・欲しいな)
    慣らしていない狭間にめり込んでくる灼熱。痛みと背中合わせの快楽。
    「うーん・・・」
    体内の熱が動きを止めた。
    (あれ?やめないでいいのに)
    井沢が呼吸を整え、じっとしていると、また侵入が始まる。
    (眠っていないと・・・続きしてもらえないのかあ)
    抽送が速まり、井沢を深く穿つ。夢の割に肉のぶつかり合う感触がリアルだ。
    (すごく、いい・・・でも、じっとしてなきゃ。お人形みたいに)
    いつしかシーツをぎゅっと掴みしめ、腰を使い出した井沢に、夢魔は
    最後の一撃を放つ。その勢いに屈して、井沢は思いきり放った。
    (夢精って・・・気持ちいいなあ・・・)
    まだ呼吸も荒いままの井沢を置き去りにして、夢魔は去っていった。


855 名前: ?×井沢 投稿日: 02/04/12 13:30 ID:yhXwqMbK
    翌朝。パリパリになったトランクスを脱ぎ、井沢はシャワーを浴びた。
    「いい汗かいて風邪も治っちゃったぜー」
    シャンプーを取ろうと屈んだ瞬間、狭間からぬるつくものが溢れ出た。
    「・・・!」
    夢魔の残滓は井沢の太腿を伝い、膝裏から脹ら脛まで汚す。
    「これって・・・淫夢どころか、夜這いじゃんよー!」
    慌てて身体を洗い清め、井沢は浴室を飛び出した。
    相手は誰なのか。合宿参加者?スタッフ?それとも部外者?
    昨夜の感触を思い出そうと、井沢は躍起になった。
    「まさか『昨夜俺の寝込み襲ったの誰ですかー?』って訊けねーし
     もう一晩一人部屋で寝て、確かめるか?でも恐い気がするし・・・」
    バスタオルで荒っぽく身体を拭いながら、井沢は途方に暮れた。


    ここんとこH系井沢がご無沙汰な気がしたもんで、つい。
    相手が誰か、どなたか決めていただけませんか?
    まだ、全然考えていませんので・・・


856 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/12 15:16 ID:2hRg432W
    >>853-855
    H井沢イイ!!
    一連の井沢祭りのおかげですっかり井沢=サセ男設定が
    脳内に出来上がってしまったのでとてもとても楽しかったです。


857 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/12 17:02 ID:ZvxYqSTq
    >853-855
    さすが井沢ーー!!って感じですねー
    ここのおかげでもう攻めな井沢は想像できないよ…受け井沢マンセー!

    851も言ってるけどそろそろ出てないキャラと絡ませるのが難しくなってきましたね。
    ガイシュツなキャラと絡ませるのは(ガイシュツなカプってことね)OKですか?


858 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/12 20:46 ID:QaMbL1MZ
    すんげー、いいッス!
    井沢の相手は誰~!?
    岬と予想してみる私…。

    岬と並ぶ腹黒キャラ(だと変換してる)タケシを書いてみました。



859 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/12 20:47 ID:QaMbL1MZ
    「タケシ、今晩…、いいな」
    「は、はいっ!」
    日向さんに、こうやってときどき呼び出される。
    もちろん、気持ちを込めて、この口でご奉仕する。
    「もっと深くくわえろ、タケシ!ちっともよくねえぞ」
    「ふぁ、ふぁい、すびばぜん…」
    「ああ、もう、口をつぼめてろっ!」
    日向さんは下手くそな口に我慢ができないのか、頭を掴むと
    自分で腰を動かして、大きな大きなペ○スを出し入れさせる。
    喉に当たるとツンと酸っぱいものが込み上げてきて、苦しい。涙がこぼれる。
    「い、いくぞ。吐き出すなよ、全部飲みこめ…っ」
    日向さんの最後は、いつも小刻みに腰を動かし、人間じゃないような声で吼える。
    もうあと少しだ。あと少しで、いつものように青臭い液を出す。
    いつもと違ったのは、ビンビンに張りつめた日向さんに歯を立てた自分―。



860 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/12 20:49 ID:QaMbL1MZ
    歯を立てるのはあくまで軽く、で十分だった。なんてったて日向さんは自分で動いてくれたのだから。
    あまりの激痛に、声も出せずに床の上を転げ回っている日向さん。
    あはは、惨めだね。なんだか楽しい気分になっちゃった。
    自分だけ楽しんでちゃいけないと、口をぬぐいながらドアを開ける。
    そこには、打合わせどおりにチームメイトが全員そろっていた。
    「いい格好だね、キャプテン」
    「わお、下半身スッポンポンじゃん~」
    「今までいい思いしてきたんでしょ。お返ししてもらわなきゃね」
    「もうちょっと色気が欲しいなあ。カメラマンの腕が泣くぜ」
    若島津さんのカメラのフラッシュが何度も光る。
    「お、お前ら…!」
    いつもの迫力はないけれど、こっちを睨みつけている日向さんに、
    「キャプテン、もうあんたの好きにはさせないよ。俺達の恨みを思い知らせてやる」
    若島津さんがあざけるような笑みを浮かべて言う。

    ふふふ、楽しいな。


861 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/12 23:57 ID:sjhxmoPZ
    >855
    この合宿が中学生編かWY編かで話が変わってきそうな・・・
    どっちでもいけそうな片桐に一票。


862 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/13 00:16 ID:YFwgG+qy
    >>858
    タケシやるな(ワラ
    個人的にキチーク大好きなので続き楽しみにしてます!




863 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/13 01:21 ID:bPgeAWwN
    >>855
    「昨夜俺の寝込み襲ったの誰ですかー?」
    どうしよう、「あっ、それ俺。」「実は俺も。」「ごめんなさい、僕もなんです。」
    「えっ、ボクもだよ。」とかって、わらわら出てきたら・・・。


864 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/13 08:14 ID:DzVCmeHI
    >864
    ワラタ!
    合宿所のアイドル…


865 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/13 08:58 ID:SGmH7ut8
    >863
    複数犯、おもしろいぞ。
    罠を張って真実をつきとめようと一人部屋を続ける井沢だが、
    夜ごと違う相手が訪れて・・・とっつかまえる前に気持ちよくなっちゃって
    「もうどうにでもすればいいじゃん」状態に。とか。

    ここんちって「かわいい井沢」「切ない井沢」そして「Hで受け受けしい井沢」
    ほぼ3パターンに分類されると思うんだけど、今回はパターン3って事に
    なるのかな?
    黙って夜這いかけられといて、かわいかったり切なかったりはちょっと、どうかと。

    そういや、日向ってこのスレ内では井沢とカラミなしじゃない?


866 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/13 20:28 ID:4algoiK3
    >857
    ガイシュツカプの場合、元SSの流れを汲むことになるのかな?
    それとも全く新しいカプとして、話が進んでいくんだろうか?


867 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/13 21:46 ID:JOcCTgdd
    こんな時になんなんですが、井沢×岬あるいは井沢+新田×岬書いたら
    読んであげてもよくってよ、ってな人いますか~??

    井沢は受じゃなきゃ!!!っつー人には先に謝っとく、スマソ(w


868 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/13 21:54 ID:YGlNrtNn
    井沢+新田×岬、激しく読みタイ!
    867さん!書いて~~~~~!!!ハァハァ…


869 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/13 21:54 ID:Wm5h/2NS
    >>867
    ていうか読ませてください。おながいします。
    できれば井沢X岬でおながいします。


870 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/13 21:59 ID:4algoiK3
    さあ、867さんどっち書いてくれるんだろう?
    868と869は喧嘩しないように・・・


871 名前: ラテン某 投稿日: 02/04/13 22:36 ID:SosPxWr3
    井沢祭り~~♪やはり井沢はマターリ萌え
    とかいって・・・またこんな恐ろしいものを・・・スマソ

    『鋼鉄のシンデレラ 後編1/2』
    パーティが始まって数刻後。
    ミューラーの継母、SGGK若林源三はハッキリ云って暇でした。
    パーティーに来てる娘たちは皆、皇帝にお目どうりする為に並んでいて、列の最後尾はなんと城の外まできているそうです。
    いくら源三の座右の銘が『女は度胸』でも、バツ2子持ちであの列には並べません。
    て云うかむしろフツーに並びたくない。
    というわけで暇だったので、酔いざましにバルコニーによっかかって源三は星を見ていました。
    今宵の星はファンタスティックな並び方をしていて、見れば見るほど源三には死んでしまった二人の夫の顔に見えます。
    「三上さん、カルツ……どうしてみんな俺を置いて逝ってしまうんだっ!」
    三上さんは年だったから、まぁ仕方がない(?)。
    しかし、カルツ……楊枝を三分間くわえないでいるだけで死ぬなんて…バカな奴…。
    思い出に浸りながら、源三が滝のような(not滝asシュウテツトリオ)涙を流していると…
    ガシャ――――――――ン!!!
    それはそれはもう凄い音がして、一瞬パーティー会場が静まりかえりました。
    「は、まさか・・・この気配は?!」
    嫌な予感がして若林はバルコニーから下をのぞき見ました・・・そこには大破した馬車と瀕死の少年×2。
    バター―――――ン!!
    次の瞬間、先程にも負けないほど大きな音がしてドアが開かれ…、いいえ蹴り破られました。


872 名前: ラテン某 投稿日: 02/04/13 22:38 ID:SosPxWr3
    「騒々しいな、一体なんだ?」
    騒ぎの中心である大広間から離れた、謁見室にいた西ドイツ帝国(仮)の若き皇帝カール・ハインツ・シュナイダーは、とうの昔にお妃候補を探すのに飽きて、どうにかしてこの退屈な作業を終わらせるか考えていました。
    「たいしたことではございません。お妃候補の扮装をしたテロリストが一人入り込んだだけです」
    このくだらないパーティーの企画を考えついた大臣のピエールすら、すでに自分が何を言ってるかよくわかってません。
    「…おもしろそうだな。よし、ピエール」
    「はい、陛下」
    「あとはお前がテキトーにやっとけ」
    「はい……って陛下!!!??」
    面倒くさいことをピエールに押し付けて、シュナイダーは「隼 新田瞬」よりも早く走り去ってしまいました。
    「ま、まってください閣下――――――!!(泣)」
    天下一のプレイボーイと呼ばれたピエールも、国中の年頃の娘全てのうち、あと5分の4も残っていているとなると、もう顔を見るのにも食傷気味です。
    「オレ一人でどうしろって言うんだ―――――!!!?」
    とりあえず泣いてみるピエールでした。

    ピエールが泣き入ってるそのころ。
    ざわざわ。ざわざわ。
    「お、お前は……」
    「ふははははははは!どうだ!若林!!見違えただろう!?」
    「…………こんな人知りません」
    ドアをブチ破って入ってきた進入者=ミューラーにたいして、源三が白々しく他人のフリをしていた。
    「コラまて!継母!!俺だ!ミューラーだ!あんまり美しくなったから俺が解からないのか?!」
    「寝言は寝ながら言いやがれ!!このボケがっ!!!」

    終わんねーーーーー!!(泣)


873 名前: 867 投稿日: 02/04/13 22:48 ID:JOcCTgdd
    とりあえず最初は、井沢×岬模様です。新田の出番があるかどうかは
    書いていく内に流れで決めたいと…(w
    つか、導入部長いかもしませんが、スイマセン。

    岬はここ何日か、中々治らない風邪に悩まされていた。
    とにかく熱が下がらないし、今日に至っては、正直気を抜くと足元すらおぼ
    つかない。
    それでも部活を休む気は全くなく、他の部員達に心配されながらも練習をこなし、
    今やっと部室の椅子の上に落ち着いたところだった。
    汗をかいたままでは冷えてしまうので、とりあえず制服には着替えたものの、
    疲労と風邪とを同時にしょい込んでしまっては、へたりと椅子に座ってしまっ
    たが最後、しばらく動けそうにもなかった。
    頭を項垂れただけでも周囲の景色がぐるぐる回るような感覚で、少しの間
    じっとしているつもりが、気がつけば部員達も殆ど帰ってしまっていた。
    そういえば、ここにも風邪薬くらい置いてたんじゃないかな、と思った岬が
    重たい頭を巡らせてロッカーの上へ目をやろうとすると、まだ井沢が残って
    いたことに今更だが気付いた。
    「あれ、井沢~…まだいたの?」
    「今頃何言ってんだお前、さっきから居ただろー。まあそんな死にそうな顔
    してたんじゃ無理ないか。」
    「死にそうって…練習してる時は大丈夫っぽかったのにな~。あ、ねえ、
    ここって風邪薬置いてるのかなあ?」
    「あー、あんじゃねーの?ちょっと待て、救急箱の中見てやるから。」
    井沢が腕を伸ばしてロッカーの上に置いてあった救急箱を取り上げた。
    蓋を開けて中を探ると、薬局などでよく見かけるオレンジ色の糖衣錠剤が
    入った瓶が目に入る。
    (あ、やっぱりよく似てんなー。)
    井沢は制服のポケットに手を入れて、小さなピルケースを取り出すと、中の
    錠剤と救急箱の中のそれとを見比べた。


874 名前: 873の亀の歩み続き 投稿日: 02/04/13 22:52 ID:JOcCTgdd
    恒例の、「本文が長すぎじゃゴルァ」エラーが出たので分けました(汗
    ラテン某さん、割り込むような形になってしまって申し訳ない~。

    よく見ると、真ん中に入っている薬のロゴマークが違っているが、それ以外は
    色や大きさまでまるでそっくりだ。
    井沢が持っているのは最近通販で買った催淫剤で、興味本位で入手してみた
    ものの、効果のほどはまだ試したことがない。
    井沢が岬の方をちら、と振り返ると当の岬はだるそうに椅子に凭れ掛かって
    肩で息をしており、「薬~…まだ?もしかして、ないの?」などと半分うわ言の
    ように言っている。
    その様子を見て、特に効果を試してみたい特定の誰かが居たわけでもない
    井沢は、半ば唐突に、今それを使うことを思いついた。
    (今ならきっと岬にもバレないだろうし…)
    そう決めて井沢はピルケースから錠剤をひとつ取り、用の無くなった救急箱を
    ぱたんと閉めた。
    岬に歩み寄り、肩越しに錠剤を渡してやる。
    「水かなんか持ってこようか?」
    「ううん、いい。このまま飲めるし。」
    腕を上げるのも気だるそうに、錠剤を受け取ると、岬はそのままそれを口に
    放り込む。
    岬の喉が弱々しく上下し、確かに錠剤を飲み込むところを、井沢はちょっと
    した子供の悪戯心に似た心境で見つめた。


875 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/13 23:44 ID:4algoiK3
    やったー!ラテン様来たー!お待ちしておりました。
    カルツ、旦那だったんですね。源さんは寡婦ね?太腕一つで娘を育てたと。
    そ、そしてテロリスト。つーか「馬鹿が戦車でやってきた」状態ですか。

    追い打ちをかけるがごとく、867さんは薬物使用だわ。嗚呼!
    このスレいいわー。叙情と鬼畜とギャグが混在してて・・・うっとり。


876 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/13 23:46 ID:4algoiK3
    追加。ラテン様、無理に終わらせようなんてしないでくださいね。
    このまま貴女のギャグの連打で、永久に嬲られていたい・・・


877 名前: またもや井沢ネタ 投稿日: 02/04/14 20:50 ID:rkPvAyfa
    新田と井沢ネタです。

    部活の休憩時間のこと。たまたま会話がハリーポッターで盛り上がった。
    『あれってフクロウでてくるじゃん?実際にどんな風に鳴くのか聞いてみたいんだよなー』
    『フクロウなんてそんな近所で聞けるもんじゃないんじゃないですか?オレだって聞いてみたいですけど…』
    『でもなー…以外と近所で聞けるかもしれないじゃねーか?』
    『いやー…普通は聞けないと思いますけど…。でもそんなん言われたら聞きたくなるじゃないですか~
    だめだーー何かめっちゃ聞きたくなってきた…』
    新田と浦辺はなんだかフクロウ話で花が咲いている。

    部活が終わっての帰り道でも新田はフクロウが頭について離れないらしい。
    『うーー浦辺さん恨みますよ…。今晩はフクロウが夢に出てきそう…』
    『あ?フクロウ?お前まだそんなの考えてたのかよ?』
    どうやら当の浦辺はそんなことすっかり忘れていたようだ。
    『ひでーーー!浦辺さんのせいで頭の中にフクロウが飛んでるってのにー!寝られなかったら浦辺さんのせいだーー!』
    『寝られなかったら“フクロウが1匹”、“フクロウが2匹”って数えりゃいいじゃねーか』
    『フクロウは1羽、2羽って数えるんです!!まったくもぅ!』
    井沢はそんな2人の漫才のような会話を面白そうに聞いていた。
    『お前ら本当に仲良いなぁ~』
    そう声をかけると待ってましたとばかりに新田が泣きついてきた。
    『もう井沢さん聞いてくださいよーー浦辺さんのせいでフクロウが頭から離れないんですー』
    『お前がフクロウの声聞きたいなんて言うからじゃねーか』
    『あんなコト言うんですよーーそもそも浦辺さんが振った話なのにー』
    とりあえず新田の頭をよしよしと撫ぜてやる。
    『フクロウなぁ……』
    何か思い当たる事でもあるのかちょっと考えている。



878 名前: またもや井沢ネタ 投稿日: 02/04/14 20:51 ID:rkPvAyfa
    そうこうしているうちに1人別れ、2人別れして最後に修哲トリオと新田が残った。
    『さっきから考えてたんだけどさ、フクロウだったらオレん家の近所にいるぜ?』
    『マジですか!いいなーーー見たい見たい見たいですー見せてください』
    『いつでもどーぞ』
    井沢の気の良い返事に新田は目をキラキラ輝かせている。
    『じゃぁ、じゃぁ、明日!明日の晩いいですか?』
    『あぁ構わないよ』
    嬉しそうに「わーいありがとうございますーじゃぁまたー♪」と踊りながら新田は帰っていった。
    じゃーなー、と井沢も手なんか振って帰っていった。滝と来生は顔を見合わせていた。
    『なぁ、この辺にそんなフクロウなんかいるのか?』
    『…さぁ。でも井沢のことだからウソってことはないだろーけど…』
    『まぁ、新田に聞いたらわかるだろーし』
    あぁそうだな、と2人も帰っていった。


    (やった~♪明日井沢さん家に泊まり~。嬉しいな嬉しいな♪)
    家に帰っても嬉しさで顔がニヤけてくる。家族に「あんた何をそんなにニヤけてるの」と冷たい目で
    見られても気にならないくらい嬉しい。
    (井沢さんと2人きりで夜を過ごす。うへへへへへへ~~)
    新田にとってはフクロウはもうどうでもいいらしい。


    実は日向井沢も書きかけたものの、イマイチ上手く続かないよ…。
    いいシチュエーション何かないものか……。


879 名前: またもや井沢ネタ 投稿日: 02/04/14 21:00 ID:SPqNNDjo
    井沢×岬にラテン様、続き楽しみにしてます~。
    色々一気に楽しめてこのスレ本当にいいですねぇー。


880 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/14 23:04 ID:IElC7pxT
    小説たくさんで嬉しいAGE


881 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/14 23:32 ID:akwbr8SG
    ディアス×パスカルさんまだですかー?
    いえ、急かすわけではないのですが。気長に待ってます。


882 名前: 859続き 投稿日: 02/04/15 00:14 ID:2w4TNCH3
    井沢祭りに影響受けて、話がかわってしまいました…。

    と、そこに、
    「お前ら、何やってんだよ!どけよっ!」
    チームメイトをかき分けて、日向さんに駆け寄った人がいる。
    「い、井沢さん…!?」
    どうしてこんなところにいるんだろう。みんな不思議そうな顔をしている。
    「事情も知らないよその奴にとやかく言われたくねえ。引っ込んでろ」
    「うるせえ!」
    井沢さんはそう一喝すると、日向さんを毛布でくるんで抱き上げた。
    「日向は俺が連れていく」
    迫力負けして、黙って二人の後ろ姿を見送った。


883 名前: 859続き 投稿日: 02/04/15 00:15 ID:2w4TNCH3
    (ここから井沢視点にチェンジ~)
    「…っ」
    「泣くなよ、日向。…辛いよな、キャプテンって。っていっても、俺はなったことないから想像でしかないけどさ」
    ボロボロに傷つき、押し殺したように泣く日向の背中をそっと撫でてやった。
    「俺さ、一人でJリーグ見に来たんだ。ホントは来生と一緒のはずだったんだけど、あいつドタキャンでさ、ホテルの部屋があいてるんだ。今日は俺のとこ泊まれよ、な?」
    鼻をすすりながらかすかに頷く日向が、なんだか愛しいと思った。


884 名前: 859続き 投稿日: 02/04/15 00:16 ID:2w4TNCH3
    「日向、とりあえずシャワー浴びてこいよ。ガウンあるし」
    ホテルに着くと、そういって日向にシャワーを浴びさせ、交代して俺も浴室に向かう。
    この後どうするかをちょっと考えたかった。
    (チケットあるし、明日の試合は二人で見に行くか。それで元気が出てくれればいいんだけど…)
    虚ろな目をしたままの日向が気にかかる。
    普段は敵同士でも、日向のことは翼や若林さんに並ぶ奴だと認めているのだ。
    髪をふきふき部屋へ戻ると、日向はベッドの上に大の字になっていた。天上を見つめている。
    「日向、明日さ…」
    一緒にJリーグを見に行こうと言いかけたとき、
    「井沢…、頼む、やらせてくれ」
    はじめて、俺の目を見てそう言った。
    「ハイ~!?」
    「あんなふうに俺を助けてくれた奴なんて、今までいなかった。お前のことが…頭から離れない。だから、頼む」
    …素直じゃない言い方だけど、それって俺に惚れたってことか?あの日向が?
    必死な顔で訴える日向に、俺が言えることは他になかった。
    「わかったよ、日向」
    観念して、日向の横に腰掛けた。
    「井沢…、本当にいいのか?」
    「ああ。って言っても、俺男同士ってよくわかんないんだけどさ…」
    「俺に全部まかせろ」
    日向に腕をつかまれ、ベッドに押し倒される。日向の唇が降りてきた。


885 名前: ?×井沢/小休止・サセ井沢の嘆き 投稿日: 02/04/15 00:38 ID:j3Nob0x5
    なんとか練習には復帰したものの、調子がでない。
    体調の事もあるけど、夢魔、いや夜這いの件が気になってしょうがない。
    「風邪にはネギがいいですよっ井沢さん」
    葵は気が利く親切者だ。だが地声がでかいのには閉口する。鼓膜が・・・
    「ネギを首に巻くと、喉がラクになるんですよぉぉぉぉ!」
    「ワシは熱が下がるって聴いたタイ」
    「次藤さんが風邪ひいたら、俺、寝ないで看病します!」
    「ヴィックスヴェポラップのCMって官能的だね・・・」
    「三杉、何うっとりしてんねん!キショイわ!」
    他の連中も・・・うるさい・・・辛いよー。
    「ネギは・・・尻に挿すんじゃないのか」
    静かな低音。若島津である。隣りで日向が頷いている。
    なんかこのコンビイヤだ。他の連中も後じさっている。翼だけが物怖じしない。
    「若島津くんちは尻に挿すの?それって修行?」
    「そんな修行はない。井沢。髪をきちんと乾かさないと、首筋から風邪をひくぞ」
    ありがとう。ロンゲ仲間よ。俺のはシャギーで、お前のは伸び放題、だがな?
    しかし、こいつらの中に、犯人がいるんだろうか?


886 名前: ?×井沢/小休止・サセ井沢の嘆き2 投稿日: 02/04/15 00:39 ID:j3Nob0x5
    結局俺は今夜も一人部屋を占領する事になった。
    消灯後一時間を過ぎた・・・さあ、くるなら来て!・・・いや、来い!
    微風を頬に感じた。閉めきったはずの窓が開いている?
    音もなくベッドに近寄った誰かの気配を感じた時、すでに遅かった。
    俺のお行儀悪い秘肉の間に、ずっぽしネギが埋まっていたのだ。
    「うあぁーっっ!」
    慌てて飛び起きようにも、ケツがヒリヒリして悶絶である。いてぇっ!
    窓から身を翻す影一つ。今日はドアじゃなくて窓から登場&退場かいっ。
    ええっ?お前はルパン三世か!明日は煙突から登場してサンタかー!!
    ネギを引っこ抜き、ゴミ箱にすて、痛む粘膜を洗って寝た・・・悔しい。

    少なくても、犯人は「ケツネギ話」を知っていたヤツって事になる。
    最有力候補は若島津だが、他の連中も・・・あ、ほぼ全員じゃないか。
    相手が誰だかわからないままだ。俺はネギ突っ込まれ損って事。
    もっと他のモノにしてくんないかな。一昨日の夜みたいにさ・・・


    話の流転もまた、一興。早いモン勝ちってことでしょーか?
    私は皆様のが出揃うまで待とうか・・・このままENDでもなんかよさげー。


887 名前: やってしまった・・・1 投稿日: 02/04/15 04:18 ID:luYHeFDY
    なんとなく、また希望してしまった一人部屋で井沢は昨夜の出来事を思い出していた。
    もう熱は下がったはずなのに、夕べの指の動きを思い出すと躯が火照り始める。
    (俺よりちょっと長かったような気がする。関節のトコ、骨っぽかったし。)
    自分の指を口に含み舌をからめる。唾液で濡れ光るそれを、そっとパジャマの
    中に滑らせた。
    紅く色を変え、尖り始めた自分の乳首を強弱をつけて摘み、指の腹で押し潰すように
    転がしながら揉みしだいた。
    「んっ、あんっ・・・。」
    夕べの指はもっと優しかったかもしれない。愛おしむように施しをあたえてくれた
    様な気がする。項を滑るキスは心地よくて良い夢を見ているとばかり思っていた。
    (誰だったんだろ?あれが誰だったら良かったんだろ?俺は。)
    それは恐くて確かめられなかった。与えられる愛撫のあまりの優しさに都合の良い
    夢だと決め込んで、目を開くのをやめてしまった。開けた途端にぱちんと弾けて
    ひとりぼっちになりそうだったから。



888 名前: やってしまった・・・2 投稿日: 02/04/15 04:39 ID:DEygWWzH
    パジャマのズボンは下着ごと、膝の所まで下げてしまった。全部脱ぐのも
    億劫で片足に引っ掛かっているような状態だった。
    熱を持ち、硬く形を変え、先端をしとどに濡らした自分の雄の根元に井沢は手を添えて
    上下に扱き始める。程なくそこは絶頂を迎え手の平を濡らした。
     「ああっ、はあっ・・・んっ!。」

    先程まで、乳首を弄んでいた指先に放った精液を擦り付け、後ろに指を埋めてゆく。
    入り口を撫で回し、爪の先をそこに引っ掛けると、くちゅっと音をたて簡単に根元まで
    くわえこんだ。2本の指は抽挿を繰り返しポイントを探し当てる。
    「んふっ。」
    鼻に掛かったような甘い息を漏らすと、指の動きにあわせて腰をくねらせた。

    当たり前かもしれないが人から与えられる快感にくらべて、自分で慰め達した後は
    空しさと少しの罪悪感が頭をよぎる。それでも、
    「だからって誰でもいいって訳じゃあない・・・よな?」
    熱が去ってしまった躯に夜の空気は冷たすぎる。
    ふいに背筋を駆け抜けた冷気に井沢は自分の躯を抱き締めた。
     
    ひとりHさせちゃったよ。ははは。
    井沢祭すごくうれしいんですけど、幸せすぎて恐いって言うか。
    他のSS書かれている皆さん、お元気ですか?




889 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/15 08:00 ID:fyXW4lB8
    >888
    うん、まあ元気・・・かな(苦笑)。
    私のSS、続きはサイトの方に書く事にしますわ。
    他の中断組の皆様がどうするかはわからないけど・・・


890 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/15 13:18 ID:onHzDFhk
    これが倍速2回転トルネードアロースカイウイングファントムクリップジャンプトライアングルアタック
    強引なスカイラブストームタイフーン時間差ヤマザルムーンスライダーファルコンクロウローズスティール
    ローズスマッシュ牙竜三角とびジョルトドライブオーバーヘッドエッフェルワインダーネオバク宙ブーストネオサイクロン
    ライトニングドラゴンファイナルタイガースクランブル顔面ホーリークロスアクセルキャノンカウンターバックスピン
    フラミンゴクリップステルスフレイムフラッシュバイシクルダイレクトファイヤーシャドウストライクラ・オルケスタ
    パンサーストリームパッションスタンピードムーンサルトリーサルツイン2段フライングドライブ閃光ビッグバン
    グゴールデンイーグル二枚刃カミソリスターバスター佐野とのコンビプレイミラージュ直線的パワーディフェンス
    スライダーキャノン2段横入り反動蹴速迅砲ネオノンファイヤートリックレヴィンダブルイールサイドワインダー
    直角トルネードジェミニアタックメガトンブーメランスカイダイブピンポイントダイナマイト正拳ディフェンステクニカルループ
    わざとゴールポストに当てて跳ね返しての地面スレスレ超低空ダイビングトリプルローリングオーバーヘッド降臨翼との合体ジャンピング
    ゴールデンコンビトライアングルハイパーファントムサーブルノワール顔面スクランブルローズ山猿バスター黄金と砂利石2人時間差
    消える分身黄金の右腕手刀ディフェンス荒鷲ダークイリュージョン明和特攻スライディングノートラップランニング隼ボレーロケット
    シザーズスパイク北国タッピングスパイクエッフェルバナナマシンガンとりかごオフサイドトラップオーロラカーテンクリップバルカンマッハ
    スピーディースライディングスパイラルハリネズミライジングバズーカメガロゾーンシュート


891 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/15 13:18 ID:onHzDFhk
    中国語で言ったら
    倍速二回転竜巻矢大空翼幽火挟飛翔三角形攻撃
    強引空中合体嵐台風時間差山猿月滑鷲爪薔薇盗
    薔薇打込牙竜三角飛振動前方回転頭越仏塔滑新蜻蛉帰加速新大嵐
    閃光竜最終虎緊急発進顔面聖十字架加速砲弾反撃後方回転
    伯剌西爾踊挟隠蔽火炎閃光曲芸火玉影攻撃性的絶頂感
    豹嵐踊的音感月返最終二段飛翔前方回転閃光超爆発
    黄金鷲二枚刃剃刀星破壊佐野協力演技幻惑直線的力技防御
    変化球砲弾二段横入反動蹴速迅砲新非火玉計略西班牙主将専用二鰻横滑
    直角竜巻双子攻撃超重量級阿弗利加代表武器大空飛込一点集中爆発物正拳防御技的急傾斜
    故意決勝枠跳返地面擦々超低空飛込三人掛回転大空翼敵最終必殺技降臨翼合体飛翔
    黄金協力演技黄金右腕手刀防御荒鷲暗黒幻惑明和特攻滑蹴非受止隼打蹴返噴射反動弾
    鋏釘蹴返北国非力釘蹴返仏塔比律賓名産機銃鳥籠越位罠幻惑簾鋏機関砲音速
    俊足滑込回転山嵐上昇対戦車砲弾巨大郡空間蹴だぁっ!!!



892 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/15 14:20 ID:onHzDFhk
       明和特攻スライディング部隊発進だー!
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄       (´´
                         ∧∧       (´⌒(´
                   ⊂(゚Д゚ )≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
                ⊆⊂´ ∧∧ ソ  (´⌒(´⌒;; ズザーーーーーッ
                 ⊂(゚Д゚ )≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
              ⊆⊂´ ∧∧ ソ  (´⌒(´⌒;; ズザーーーーーッ
               ⊂(゚Д゚ )≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
            ⊆⊂´ ∧∧ ソ  (´⌒(´⌒;; ズザーーーーーッ
             ⊂(゚Д゚ )≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
          ⊆⊂´ ̄ ⊂ソ  (´⌒(´⌒;; ズザーーーーーッ
             ̄ ̄ ̄


893 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/15 19:45 ID:onHzDFhk
    これが倍速2回転トルネードアロースカイウイングファントムクリップジャンプトライアングルアタック
    強引なスカイラブストームタイフーン時間差ヤマザルムーンスライダーファルコンクロウローズスティール
    ローズスマッシュ牙竜三角とびジョルトドライブオーバーヘッドエッフェルワインダーネオバク宙ブーストネオサイクロン
    ライトニングドラゴンファイナルタイガースクランブル顔面ホーリークロスアクセルキャノンカウンターバックスピン
    フラミンゴクリップステルスフレイムフラッシュバイシクルダイレクトファイヤーシャドウストライクラ・オルケスタ
    パンサーストリームパッションスタンピードムーンサルトリーサルツイン2段フライングドライブ閃光ビッグバン
    グゴールデンイーグル二枚刃カミソリスターバスター佐野とのコンビプレイミラージュ直線的パワーディフェンス
    スライダーキャノン2段横入り反動蹴速迅砲ネオノンファイヤートリックレヴィンダブルイールサイドワインダー
    直角トルネードジェミニアタックメガトンブーメランスカイダイブピンポイントダイナマイト正拳ディフェンステクニカルループ
    わざとゴールポストに当てて跳ね返しての地面スレスレ超低空ダイビングトリプルローリングオーバーヘッド降臨翼との合体ジャンピング
    ゴールデンコンビトライアングルハイパーファントムサーブルノワール顔面スクランブルローズ山猿バスター黄金と砂利石2人時間差
    消える分身黄金の右腕手刀ディフェンス荒鷲ダークイリュージョン明和特攻スライディングノートラップランニング隼ボレーロケット
    シザーズスパイク北国タッピングスパイクエッフェルバナナマシンガンとりかごオフサイドトラップオーロラカーテンクリップバルカンマッハ
    スピーディースライディングスパイラルハリネズミライジングバズーカメガロゾーンシュートだぁっ!!!


894 名前: 舌かみそうだね… 投稿日: 02/04/15 22:25 ID:sQV3VKvI
    新田と井沢続きです一応。


    そして、当日の晩。お泊まりセットとお土産片手に新田は井沢の家に行った。
    宿題を教えてもらいながら解いている間、井沢は一生懸命美術の課題を「オレこういう細かいの苦手なんだよなー…」
    とか言いながらやっていた。
    (井沢さんは細かい作業あんまり好きじゃないんだ、井沢さん情報げっと~)
    心の中で新田はメモをとっていた。
    『井沢さん、コレ終わったらお手伝いしますよ~』
    『あ、マジで頼むよー。オレ本当にこういうの小さい時から苦手でさー』
    『何か井沢さんが細かい作業苦手っての結構意外な感じします…あ!』
    何かを思い出したように窓のところに行った。外をしばらくじっと覗いてこっちを振り返った。
    『井沢さん、そういやまだフクロウ鳴きませんねー…』
    『え?こんな時間には鳴かないけど』
    『え??でもフクロウって夜行性なんじゃ』
    ちょっと不思議そうに井沢の方を見る。井沢は井沢で不思議そうに新田を見ていた。
    しかしよそ見をした為か、井沢の手の中のパン粘土が派手にヨレてしまった。
    『うわ。またやった……あーーもーーーイヤだーーー!!』
    課題を投げ出す井沢。
    『て、手伝いますから元気出して下さい!』
    (井沢さん、なんかカワイイ…)


895 名前: つづき。 投稿日: 02/04/15 22:27 ID:sQV3VKvI
    ほっぺを軽く叩かれて井沢に起こされた。
    『ほら、新田。鳴いてるぜーーー』
    『え、マジですか?』
    嬉しそうに窓から顔を出した。

    が。

    『な?』
    ちょっと得意そうに新田のほうを見る。
    『…………あ、そ、そうですね…あは、はは…』

    (井沢さん!井沢さん!!ソレは違う!!ソレはフクロウじゃなくてハトですーーー!!!!!)

    そう、鳴いていたのは“ホー、ホー”ではなく“ほーほー、ぽっぽぽー”
    ハトだったのだ。


896 名前: つづき。 投稿日: 02/04/15 22:27 ID:sQV3VKvI
    月曜日。滝と来生が興味津々な様子でやってきた。
    『おぅ新田!フクロウはどうだったんだよー?』
    『それがですねぇ……』
    かくかくしかじか。話を聞いて大爆笑する2人。
    『やっぱりなーーーそんなこったろーと思ったよー』
    『で、勘違いは解いてやったのかー?』
    そう聞くと新田は机にぺたっと伸びながら首を振った。
    『そんなのムリですよーだって、あんなに嬉しそうに“な?”なんて言われたら言えませんよ~』

    さぁ、井沢が勘違いに気付くのはいつだ? (終)

    >888さん
    まぁまぁ元気、です。たぶん。
    私もあとはサイトに書きますです。失礼しました。


897 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/16 09:26 ID:8Aj//zQq
    中国語で言ったら
    倍速二回転竜巻矢大空翼幽火挟飛翔三角形攻撃
    強引空中合体嵐台風時間差山猿月滑鷲爪薔薇盗
    薔薇打込牙竜三角飛振動前方回転頭越仏塔滑新蜻蛉帰加速新大嵐
    閃光竜最終虎緊急発進顔面聖十字架加速砲弾反撃後方回転
    伯剌西爾踊挟隠蔽火炎閃光曲芸火玉影攻撃性的絶頂感
    豹嵐踊的音感月返最終二段飛翔前方回転閃光超爆発
    黄金鷲二枚刃剃刀星破壊佐野協力演技幻惑直線的力技防御
    変化球砲弾二段横入反動蹴速迅砲新非火玉計略西班牙主将専用二鰻横滑
    直角竜巻双子攻撃超重量級阿弗利加代表武器大空飛込一点集中爆発物正拳防御技的急傾斜
    故意決勝枠跳返地面擦々超低空飛込三人掛回転大空翼敵最終必殺技降臨翼合体飛翔
    黄金協力演技黄金右腕手刀防御荒鷲暗黒幻惑明和特攻滑蹴非受止隼打蹴返噴射反動弾
    鋏釘蹴返北国非力釘蹴返仏塔比律賓名産機銃鳥籠越位罠幻惑簾鋏機関砲音速
    俊足滑込回転山嵐上昇対戦車砲弾巨大郡空間蹴だぁっ!!!


900 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/16 10:43 ID:lBK71fhm
    >897
    もうよろしおま。そんなん一気に言えるんはC翼界のアナウンサーくらいやって。
    >898
    塩吹くんはやばいんちゃう?潮やろ?801板やねんから801系なURLのが
    見てもらえる率高いんちゃう?

    色々な方の小説の続きが気になるよーーーーーー。
    皆様がんば!!!!



901 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/16 14:47 ID:mN0YhPHl
    お願いします、何卒、何卒シュナ×ピエを・・・。
    読みたいんですが本でもネットでも見かけない。
    美獣のタカビー受けが見たいっす。


902 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/16 21:26 ID:aFbyPSZa
    新しいスレ作らないの?


903 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 02/04/16 22:33 ID:jwODJA7i
    ちーと早いとは思ったんだが・・・新スレたてました。

    キャプテン翼で801!!PART4
    http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/801/1018963884/l50

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Part3
最終更新:2009年05月02日 10:55