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740 名前: 井沢総受けへの序曲  投稿日: 02/02/07 07:37 ID:8jaws52R
    新田に噛まれたり、来生に舐められたりしながら、まあまあ平和な高校生活を
    井沢は過ごしていた。心の奥底にある思い出を抱きしめながら・・・
    そう、最初の恋人が忘れられないまま二年が過ぎようとしていた。

    そんなある日、下駄箱に一通の封書を発見する。
    ラブレターだろうか。井沢はその端正な容姿と人当たりのよさのせいか、
    この手のアプローチを受ける事が多い。
    人目を避けてそっと開けてみるとそこにはこう書いてあった。
    「貴方が全日本の合宿に参加する前に、伝えておきたい事があります。
     今夜20:00、学校の裏門のところに来てください。お願いします」
    差出人の名前はない。そっけない白いレポート用紙に美しい筆跡で
    記されたその文章は、まあ、恋文といって差し支えない内容ではある。
    「んー。行ってみっか」
    来生に悪いかな?--そんな気もする。あの雷様コントのような、羊毛100%の
    ような頭髪をもつ幼馴染みを裏切る事にもなりかねないのだから。
    「でもさ、ずっと裏切ってるっちゃ裏切ってるんだよな」
    井沢の胸の中にはずっと『彼』がいるのだから・・・まずは差出人が誰かだけ、
    確かめに行ってみよう。そう結論を出した井沢は元気よく教室へと走り出した。

    そして20:00ちょうど。裏門の前についた井沢を待っていた相手は・・・

    井沢の最初の男とは?そして裏門で待っていた相手とは!?
    (まさか出歯亀ーズじゃあるまいな。まさか、ジョン!?)
    このまま全日本合宿に突入するのだろうか・・・?


742 名前: 740の続き  投稿日: 02/02/07 09:46 ID:n/XwIrXI
    懐かしい男がそこに待っていた。待ち合わせの場所に駆け寄る井沢。
    胸の鼓動が高鳴るのと、自然と口元が綻んでくるのが自分でも分かる。
    しかしその場所にたたずむ、仄暗い外灯の下、照らされる相手の表情は今まで自分が
    見たことも無い、暗く思いつめたものだった。
     「よお、ひさしぶり。」

743 名前: 742の続き  投稿日: 02/02/07 10:06 ID:G4XtUAn2
    「森崎!なんだ。わざわざ呼び出したりして」
    かつての級友でもあり、昔からのチームメイトでもある日本第三位(関西方面
    から『俺は認めへんでー!』と野太い声もするが)のGKがそこに立っていた。
    「電話くれればいいのに」
    「んー、逢って話したかったんだ」
    街灯で陰影が濃く刻まれた森崎の顔はいつになく思い詰めた様子で、
    井沢はそっと側によった。
    「あのな、井沢。俺の事どう思ってる?」
    ザルだなんて思ってないよ--そう言いかけて井沢は危うくその言葉を
    呑み込んだ。ナイーブな森崎にザルは禁句なのだ。
    「えっと、大事なチームメイトで、友達」
    「俺にとって井沢はそれだけの存在じゃない」
    「えっ?」
    思わせぶりな手紙。そして思い詰めた顔。森崎の意図は・・・
    「なあ、井沢は若林さんの事を今でも好きなのか?」
    いきなり直球発言をくらい、井沢は立ちすくんだ
    「若林さんはいつでもお前を背後から見守ってた。でも、でも俺は
     そのまた背後から、お前を見ていたんだ」
    森崎に詰め寄られ、肩を両手で掴まれ、井沢は愕然とする。
    まさか、まさか森崎が・・・(読んでる人もびっくりだ)


751 名前: 743の続き  投稿日: 02/02/07 15:55 ID:dCwKdWwD
    「ちょっと待てよ、落ち着けよ森崎!」
    いきなりのキスに頭がくらくらする。
    どうしようかと井沢が戸惑っている間にも森崎の手は井沢の肌の上を滑る。
    「…井沢」
    少し熱を帯びたような森崎の声。
    井沢の体の中になんともいえない感覚がわき上がってきた。


753 名前: 751の続き  投稿日: 02/02/07 19:26 ID:RrCTR957
    来生との慣れた関係と違って、森崎のおずおずとした愛撫が新鮮で・・・
    井沢は森崎の脚に自分のそれを絡めた。
    (いいよ森崎。しちゃえよ。俺そういう身体なんだから)
    自分を貶めたら、また身体の熱が高まっていく。

    森崎の股間に顔を埋め、井沢は舌を躍らせる。
    先端に刻まれた溝を舌先で擽ると、森崎の大腿がひくりと震えた。
    森崎が不意に井沢の足首を掴み、自分の顔の方に引き寄せる。
    井沢は心得顔でそっと森崎の顔を跨いだ。尻を剥きだしにされる。
    後孔に指を差し込まれ奥深くを穿たれた時、井沢の腰は艶めかしく揺れた。
    (指長い・・・GKだからかな)
    井沢の脳裏に若林の顔がよぎる。
    そして後ろめたさが快感を倍加させていく。
    (いき、たぁいっ・・・最後まで、欲しいけどもう・・・あぁ)
    森崎の屹立に喉の奥を突かれながら、井沢の口技もせわしなくなる。
    「い、井沢、ごめんっ、いくっ!」
    「んっ、ぐぅ・・・んんっ、んーっ」
    森崎の大腿を掴みしめ、井沢は口中に青臭い吐精を受け止めた。
    そして自らも放つ。森崎の指を銜えこんだ後孔をひくつかせながら。

    「わりーな、顔に出しちゃって」
    悪びれず謝る井沢の横で、森崎はザブザブと顔を洗った。
    自分の着ているTシャツの腹を捲り上げて顔を拭きながら、
    井沢に訊いてみる。
    「なあ井沢、俺としてた?」
    「何言ってんだよ!さっきしたばかりじゃん。ボケたか?」
    (そういう意味じゃなくてさ。誰かの事考えて・・・まあ、いいよ)
    ・・・自分はいつだって『控え』なのだから。
    井沢にばれないように、森崎は涙まじりの濡れた顔を拭い続けた。