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64 名前: みさこじ1  投稿日: 02/02/12 07:47 ID:hfBsOLer
    日向が岬と親しくなったきっかけは買い物。八百屋の店先で一山いくらの
    野菜を分け合ったのだ。
    岬の父親が二泊三日のスケッチ旅行で家を空けると聞いた時、日向が自分から
    「うちこいよ」と招いた。質素な食卓だが、岬は嬉しそうに「大勢で
    食べるとおいしいね」と微笑んだ。
    「明日はうちに来る?僕、料理するから」

    岬が父と暮らす部屋はひどく簡素だった。
    たった一つの寝袋に二人で、潜り込む。小学生とはいえ、窮屈である。
    「ごめんね、父さんが自分の寝袋持っていっちゃって」
    「気にするな。うちだって客布団なんかねえしよ」
    話すために向き合うと、自然と抱き合う形になる。結構な至近距離で
    見つめ合い、なぜか日向の鼓動はバクバクと高鳴る。
    (岬って・・・すげえ肌綺麗。お姫様みてえだ)
    「小次郎、体大きいからかな、脈が強いね」
    「こ、こじろう?」
    「同じ釜の飯食って一緒に寝たら、ツレだよ」
    (ツレってどういう意味だろう?他人じゃないって事か?恋人!?)
    自分の思考が暴走し出した事に気づき、ますます日向の鼓動は速くなる。
    と、不意に唇を吸われた。

66 名前: みさこじ2  投稿日: 02/02/12 07:49 ID:hfBsOLer
    「ツレは友達だけど、小次郎とはもっと・・・」
    再び唇を塞がれ、今度は舌を絡めとられた。
    他人の粘膜の感触は、なんと甘美で熱いのだろうか。混乱しつつも、
    岬のキスに応じるうち、日向の興奮は増していく。
    (俺も名前で呼ばれたし、岬を名前で呼んだ方がいいのだろうか?)
    惑う間もなく、Tシャツ越しに胸を探られる。左右の突起をそっと
    撫でられた時、感じたことのないくすぐったさ・・・に似た、甘い感覚に
    襲われる。
    「・・・あっ」
    「気持ちいいでしょう?」
    股間が熱を持つ。岬に擦り付けたい衝動にかられる。
    その考えを読んだかのように、岬のしなやかな指が日向自身を捉えた。
    「温かい。ぴくぴくしてる・・・」
    形を確かめるように撫で上げられ、日向は快感と羞恥心に苛まれる。
    「な、なにしてんだ、やめろ」
    「どうして?」
    「こういうのは大人になってから、する事だし」
    「好きになったら、するんでしょ?好きに大人も子供もないよ」
    真っ直ぐに好きと言われ、日向の心に衝撃が走る。
    (好きなんて言われた事ない。そんな感情あったなんて、忘れてた)


67 名前: みさこじ3 投稿日: 02/02/12 07:51 ID:dhx8Xn6X
    下着をくぐって、岬の指は巧みに日向の肌を探ってくる。
    (・・・ああ。気持ちいいところって、尖ってくるんだな)
    日向は熱にうかされたように岬の唇を吸いながら、ぼんやりと考える。
    (きっと、触ってほしいところが相手にわかるように、そうなってるんだ)
    「小次郎の、ぬるぬるしてきた・・・」
    まだ完全に露出しきらない先端を、皮越しにしごかれて、日向の息が荒
    くなる。
    「はぅっ・・・ん・・・」
    自分ばかり喘いでいて、恥ずかしい。日向は岬の股間に触れてみようと
    手を伸ばした。
    「してくれるの?」
    手の中の岬は熱く、日向同様脈打っていた。女の子のようにかわいらしい
    顔とのギャップを感じ、日向はおずおずとそれを握る。
    「小次郎、自分でこういうこと、よくする?」
    「い、いや、母ちゃんたち一緒だし」
    個室がない身は辛い。夜半、妖しい気持ちが起こっても我慢するしかない。
    「じゃ、今日はいっぱいしよう」
    岬は寝袋のファスナーを開け、外ににじり出た。


68 名前: みさこじ4 投稿日: 02/02/12 07:53 ID:dhx8Xn6X
    岬は道具箱から絵筆を取り出し、日向のTシャツをめくりあげた。
    外気に固く縮みあがった日向の乳首をそっとなぞる。
    「・・・ぁあっ、そ、そんな事にそれ」
    日向の抗議を無視して、岬は絵筆を奮い続ける。両胸をいたぶり、腹から
    絵筆を伝わせて・・・日向の敏感な先端に絵筆の先端を添えた。
    そして、鈴口を擽る。刻みを指で押し開き、窪みに筆先を差し入れた。
    「・・・っ!」
    「痛かったら、言って」
    痛くはなかったが、それと紙一重の鋭い快感に、日向はびくびくと痙攣した。
    ぎゅっと閉じた目が開けられない。拳を握りしめ、未知の感覚に翻弄される。
    「一緒にいきたいんだけど、いいかな?」
    岬の優しい声に、わずかな正気を取り戻す。
    「いく・・・って、なんだ?」
    「小次郎、いった事ないの?」
    岬が小首を傾げて、問うてきた。意味がわからず、日向はただ、
    荒い呼吸をつくしかない。
    「じゃ、今夜一緒にいけたら嬉しいな。あのね、四つん這いになってくれる?」
    言われるままに、両膝、両肘をつく。尻を高く掲げた姿勢が恥ずかしい。

85 名前: みさこじ5  投稿日: 02/02/12 18:56 ID:kMoXLgsz

    誰にも見せた事がない奥深い場所に、濡れた絵筆の感触を感じた。
    「やっ、やめろ、なにしやがる」
    「大丈夫。筆は新品だから」
    「そうじゃねえ!あの、そんなところ」
    ついさっき自分が滴らせた先走りを肛門に塗りたくられ、その妖しい感覚に
    日向は腰をくねらせた。なぜか逃れる事ができず、岬の施すまま、その
    絵筆を受け止めている。
    穂先が離れた、と思った瞬間、固い物が触れた。絵筆の後端であろうか。
    探るように体内に侵入してくる。反射的に腰をひきかけた。
    「動かないで!怪我しちゃうから」
    岬の厳しい声に、びくり、と動けなくなる。そして固く細い木の感触を
    内壁で受ける。
    「もっと柔らかくて太いのにするよ」
    絵筆を引き抜かれてほっとした時、別のもので肛門を探られる。
    岬の指だ。


86 名前: みさこじ6 投稿日: 02/02/12 18:57 ID:kMoXLgsz
    「ちゃんと、ほぐしてあげる」
    (そんなところ、ほぐしてどうするんだ?)
    問い返したいが、言葉にできない。体の中で蠢く岬の指の
    感触の虜になり、口からは喘ぎ声しか出てこなかった。
    「んーっ、あっ・・・くっ」
    これから岬がしようとする事がなんとなくわかる。
    (きっとアレを尻の中に入れるんだ。お、俺の中に・・・)
    してもらいたい気持ちと、不安な気持ちが綯い交ぜになる。
    もっと気持ちいいだろうし、綺麗で優しい岬と繋がりたい。
    岬が悦ぶ姿が見たい。でも、ひょっとしたら痛いかも・・・
    気持ちよすぎて、どうにかなるのでは?という不安もある。
    「小次郎、もうちょっと脚開いて。腰の位置が合わないよぉ」
    振り返ると、岬は日向の背後で陰茎を構えて照れ笑いしていた。
    日向はより受け入れやすい体制をとるため、秘部も露わに太股を開く。
    「僕、体小さいからさ、こういう時大変」
    (前の学校の友達ともこういう事、したんだろうか?俺だけじゃなく?)
    日向に芽生えた嫉妬は、分け入ってきた岬自身の感触の前に砕け散った。
    指で焦らされた粘膜は、狂ったように岬にまとわりつく。日向の
    理性と関係なく、そこは意志を持っているかのように。
    「みっ、みさき、俺、変になる・・・なっちまう」


87 名前: みさこじ7 投稿日: 02/02/12 18:59 ID:kMoXLgsz
    「その時は一緒だよ。小次郎」
    岬の声も上擦っていて、突き上げるリズムで揺れる。
    「うっ、ぁあ、女に、なっちゃっ、たら、サッカー・・・できねぇ」
    「女になっちゃっても、一緒に、サッカーしようよ」
    日向の腰を掴む岬の指に、次第に力が入ってくる。
    「どんなに、なっても、小次郎は小次郎、だから」
    「・・・ぐっ、はっ、んんっ・・・」
    体内の岬の感触が、日向の股間の熱を熾す。
    なにか放出したい。その感覚に日向は焦った。
    「し、しょんべん、でそう」
    「ほんとに!?それ、いくって事だよ。僕も出すから」
    自分の中に排泄されるショックに日向の腰が逃げかけた瞬間、その
    動きが刺激となって、二人の脊髄に稲妻のような快感が駆け抜けた。
    「こじろぉうっ・・・」
    日向の鍛えられた太股に、岬の指が食い込んだ。
    内部にとくとくっと注がれたものが熱く、日向を中から刺激する。
    初めての射精に、日向の目の前が真っ白になった。指先は畳の目を
    掻きむしり、性器は別の生き物のように痙攣した。
    崩れ落ちる日向の体を優しく拭いながら、岬はタオルを示す。
    「ほら。おしっこじゃないでしょ。小次郎は大人になったんだ」
    粘りけのある白濁を見せられ、日向はわかったようなわからない
    ような気持ちで頷いた。その唇に、岬の静かな口づけが降りていく。


88 名前: みさこじ8 投稿日: 02/02/12 19:00 ID:kMoXLgsz
    引っ越しの日にちを敢えて教えなかったのには理由がある。
    おそらく日向は見送りにくるだろうし、自分は彼にしがみついて
    離れられなくなるだろう。

    「さよなら」は言っても、「またね」は絶対言わない。
    次の住所も教えない。どうせすぐに離れる地なのだから。
    そして泣かない。未練が残るから。

    出会いと別れを繰り返していくうち、岬の中にできた掟だった。
    (でもなんか、今回は辛いな。なんでだろうか?)
    その感情を「恋」と定義づけるには、まだまだ岬は幼かった。
    ただ、押し寄せる何かを塞き止めるため、唇を噛みしめるのが精一杯。
    列車の窓の向こう・・・新しい町の景色を、眺めながら。