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アタックオブキラーまたたび餅(後編)

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reki-kita

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最終話 
希望を胸に すべてを終わらせる時…! ゲゲゲの鬼太郎兄弟第1巻は、発売未定です。 中野カケラ
松岡「チクショオオオオ!くらえマタタビ餅A!新必殺髪の毛針!」
マタタビ餅A「さあ来い鬼太郎オオ!オレは実は一回刺されただけで死ぬぞオオ!」
(ぶすっぶす)
マタタビ餅A「グアアアア!こ このザ・フジミと呼ばれるマタタビ餅のマタタビ餅Aが…こんな小僧に…バ…バカなアアアア」
(ドドドドド)
マタタビ餅A「グアアアア」
マタタビ餅B「マタタビ餅Aがやられたようだな…」
マタタビ餅C「ククク…奴はマタタビ餅の中でも最弱…」
マタタビ餅D「妖怪ごときに負けるとはマタタビ餅の面汚しよ…」
松岡「くらえええ!」
(ドブスッ)
3個「グアアアアアアア」
松岡「やった…ついにマタタビ餅を倒したぞ…これで黒幕のいる妖怪横丁へ行ける!!」
黒幕「よく来たな鉄パイプの松岡…待っていたぞ…」
(ギイイイイイイ)
松岡「こ…ここが妖怪横丁だったのか…!感じる…黒幕の妖気を…」
黒幕「松岡よ…戦う前に一つ言っておくことがある お前は私を倒すのに『水』が必要だと思っているようだが…別になくても倒せる」
松岡「な 何だって!?」
黒幕「そしてお前の兄弟はどうでもよくなったので最寄りの町へ解放しておいた あとは私を倒すだけだなクックック…」
(ゴゴゴゴ)
松岡「フ…上等だ…僕も一つ言っておくことがある 僕はネコ娘に重要な指示を出した気がしていたが別に重要な事ではなかったぜ!」
黒幕「そうか」
松岡「ウオオオいくぞオオオ!」
黒幕「さあ来い松岡!」
松岡の勇気が世界を救うと信じて…! ご愛読ありがとうございました!



ってのは冗談です、引き続きマタタビ餅の続きをお楽しみください

野沢「髪の毛針!!」
高山「髪の毛槍!!」
戸田「オカリナソード!!!」
四期子泣き「だめじゃ!いくら攻撃しても際限なく増えてくる!!」
三期砂かけ「こ、子泣き!!!」
三期子泣き「す、砂かけ!!!この!砂かけを返せ!この!こ、うわぁ!!」
戸田「子泣き爺!!砂かけ婆!!」
高山「駄目だ、いくら切ってもきりが無い!」
野沢「こうなったら、僕の胃液で溶かしてやる!」
戸田「だめだ、下手したら中に入っているみんなまで溶けてしまう!」
野沢「でも……うわぁ!!」
高山「野沢!!って、この!」
戸田「あきらめるな!最後まで攻撃するんだ!!この!この!」
高山「髪の毛槍で穴を開けるんだ!!それ!そりゃ!!」
野沢「指鉄砲!!うわぁぁぁぁl!!」
 ぱっくん


黒幕「くくく……これで鬼太郎兄弟は三人、やっつけたわけだ。
   これは、戸田。このちょっと小さいのが野沢、そしてこれが高山……。
   ふむ、あと一人が……。」
松岡「僕だよ。」
黒幕「松岡……厄介な奴が残ったもんだ。」
松岡「どういうつもりだ……百々爺!!」

百々爺「どういうつもり……?
    お前と同じく兄弟愛のためだ。」
松岡「兄弟愛……?」
百々爺「わしの弟……四期の奴はお前が入らずの山の谷に落としたために、死んでしまった。
    再生するのにあと五百年かかるのじゃ。」
松岡「つまり弔い合戦、ということだな。」
百々爺「そういうことじゃ。これで溜飲下がるわけじゃ。」
松岡「しかしそれとこれとは関係ない,横丁のみんなを、兄弟を餅から出せ!」
百々爺「断る、くらえ、鼻毛針!!」
松岡「なんの!霊毛ちゃんちゃんこで跳ね返す!!そして……!!」
 バシンっ
松岡「オカリナロープ!!」
百々爺「なんと!」
松岡「こっちが本家だ!髪の毛針!!」
百々爺「ぐぁぁぁ!!」
松岡「どうだ!早くみんなを元に戻せ!」
百々爺「……となると思ったか!」
松岡「なに……???うわぁあ!!」
 どこどこどこどこどこどこどこどこ
百々爺「餅が増殖している事を忘れていたな。そのまま餅につぶされてしまえ、鬼太郎。」
松岡「ぐ、ぐぅ……。霊毛、ちゃんちゃんこ……。」
 むに
松岡「うぐぅ!!」
百々爺「ははは……ん?」

 ぽつ ぽつ ぽつ ぽつぽつぽつぼつぼつぼつぼつぼつ……!!

百々爺「雨、か……。」
松岡「ま、間に合った……?」
百々爺「さすが松岡だな。この餅に取り付いているものの正体を突き止め、そしてその弱点も見つけた。
    だが……残念だったなぁ。」
松岡「なん……だと?」
百々爺「確かにニジョウ虫は水に弱い。だがなぁ、凶暴菌にやられたものはそうではないんじゃよ。
    むしろ水は好都合なもの。ほれ、どんどん餅が増えていっているだろう!!」
松岡「ぐぁぁl!!」

百々爺「ははは!どうじゃ松岡!仲間の作ったものにやられる気分は!」
松岡「た、……体……内……。」
百々爺「なに?」
松岡「体内電気ぃ!!」
 バチバチバジバジビリビリビッシャァァァァァァアンドォ――――z____ン!!!
百々爺「アアアアアアァァァァァ???!!!!!!」
高山「やった、でれた!!」
戸田「大成功!!」
野沢「わあ、餅が焼けた!!!」
百々爺「な、何ぃ……?」
高山「松岡兄さん、大丈夫ですか?」
松岡「有難う、……百々爺、身体にかかっている雫を舐めてみろ。」
百々爺「……??!!ペッペッ!!なんじゃこのしょっぱさは!!」
松岡「ニジョウ虫で増殖した餅をなんとかするには水しかない。
   でもここまで増えてしまったものに僅かな水はきかない。
   だから僕は、化け鯨と蟹坊主の所へねこ娘を行かせたんだ。
   海水をココまで打ち上げてくれっ伝言を持たせてね。」
百々爺「か、海水だと……!」
松岡「お前から凶暴菌にやられたものは水が効かない、と聞いたときはちょっとあせったけれど、
   すぐに体内電気でやっつける方法を思いついたんだ。
   塩水は電気を通しやすい、だから海水もそうだろうって。
   人間の科学ってやつも少しは知っておくと便利だぜ。」

百々爺「この……!」
戸田「さあ、早く皆を餅から出せ。」
百々爺「ふん、そうはいくか!食らえ鼻もんもん!!」
野沢「おっと、そうは行くか!!」
松岡「いくぞ、みんな!霊毛ちゃんちゃんこ包み!!」
高山「それ!」
戸田「そぉい!!」
野沢「そりゃぁ!」
 バフン
百々爺「なに?!この!でられ、うわぁぁぁ!!!」
…………
………………
……………………コロン
野沢「やったぁ!!」
高山「百々爺の奴、妖気を搾り取られてこんな塊になってしまいましたよ。」
戸田「ざまぁみろ!」
松岡「このまま弟と一緒に眠っているんだな。一反木綿!」
五期木綿「やっと出番ばい。」
松岡「こいつを地面に埋めてコンクリートで蓋しといてくれ。」
五期木綿「ほいきた!」
戸田「百々爺は倒したけれど、このマタタビ餅はどうするんだ?」
松岡「体内電気でニジョウ虫は死んでいるから、もう増殖しないと思う。
   とりあえず、横丁の皆を助けよう。」
三人「おー!!」

猫娘「ふーう、たすかったぁ……。」
千葉「あやうくつぶされるとこだったぜ、この餅やろう!」
ぬりかべ「ぬーりーかーべー……。」
五期子泣き「ああ、わしの酒が零れてしもうた……。」
四期砂かけ「まだ酒をいうとるか、このバカタレ!」
四期木綿「ああ、また身体がぼろぼろ……。」
五期ネコ娘「鬼太郎!!」
夢子「窒息しちゃうところだったわ、ありがとう、鬼太郎さん。」
ウエンツ「た、助かった……。」

戸田「これで全員だな。」
目玉「よくやった、さすがわしの息子達じゃ!」
富山「しかしこれだけの餅をどう処分するかが問題だな。」
高木「売るにしても喰うにしても、しょっぱすぎて無理だしなぁ……。」
大塚「なにいってんの、こういうのは、砂糖入れすぎた汁粉に入れれば。」
呼子「ええ、もう餅はかんべん!!」
ろくろ首「次のお正月までは食べなくていいわ……。」
三期ネコ「野槌ももう食べなくないって……ちょっとショックだけど。」
野沢「よし、こうなったら、こうしよう。」



昔の実写1「ここに落ちてはや数日……。」
昔の実写2「助け……こないな……。」
ぴーっ ぴーっ ぴーっ
昔の実写1「おお、天の助け!!!」
昔の実写2「や、えええええ!!!!」
どどどどどっどおっどどどどおどどどど
「ぎゃーーーーー!!」

戸田「いいのかな、せっかく掘った穴を埋めちゃって。」
野沢「大丈夫だよ、また新しい穴をすぐに作るから。」
ウエンツ「おーらい、おーらい、おーらい。」
松岡「一応、事件、解決、かな?」
高山「なんか叫び声が聞こえた気がするけど……。」
野沢「気のせいだよ。」




終わり



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