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【世界観】 人間と魔族が互いを退けあい、互いを認め合いながら発展してきたオルセイスト大陸での物語。 曰く日中は人間が、夜間は魔族の勢力が盛んになると言われている。 ・国家 大陸南部に南部帝国と言われるユーグクライム帝国。そしてその周辺から北部、南西部にかけて植民地、属国、同盟国が連なる。 北西を含める北部から南西部の間は魔族と友好的態度を取る連合国家が存在している。 大陸中央部、山脈で人間の国家を隔てるようにした部分に魔族の国家、通称魔国が存在している。 ・種族 前述の通り人間と魔族や魔物、そしてそれらの混血児が存在する。 魔族と魔物は細かく考えれば異なる種族だが人間側にしてみれば別にどっちも同じだろと言うわけで双方とも殲滅対象にしている。 ・宗教 多彩に分岐しているが元を辿れば恐らく殆どの宗教がユーグクライム帝国に本拠を置く中央教会から派生した物と言われる。 その為中央教会の勢力が膨大に膨れ上がり、独自軍を所有したり政府に干渉するまでの規模になっている。 一方魔族は宗教らしい宗教は存在しない。しいて言えば魔王信仰だったり先祖の信仰程度に収まっている。 ・魔力について 魔力には蒼の性質(創造、秩序、安定)と紅の性質(破壊、混沌、変化)の二大性質が存在する。 一般的には人間は蒼の性質が強く、魔族は紅の性質が強い。その為、人間は一般的に破壊系統の魔道は不得意とされている。 混血児の場合は双方が入り混じって新たな性質を持つことがある為、混血児の魔力は第三性質として錬金術師の間で重宝される。 ただし全てが全てそうではなく、人間なのに紅の性質が強い者も魔族なのに蒼の性質が強い者も混血児なのに第三性質を持たない者もいる。 魔力を具現化した際は蒼の性質が強ければ蒼色、紅の性質が強ければ紅色の液体となる。これを魔液という。 この液体、つまり具現化したものを失うと根本の魔力が薄れてしまい搾り取られると魔力の枯渇、つまり魔道の使用の封印となる。 その為魔力に不純物が混じり込むなどの不慮の事故が起こらない限り滅多に具現化されることは無い。 しかし、魔力を強制的に具現化する魔道も存在する。だが、あまりにも後述の陣が難しい為実戦ではまず使われず、主に奴隷相手に使われることが多い。 最大の魔力の量は生まれつきの素質で決まるが、魔道への変換効率を上げることで無駄を減らせば魔力が少ない者でも上級魔道を使うことも出来る。 ・変換効率について 電気と同じ様に魔力が魔道に変換されるまでに外圧的抵抗(自然干渉、相手の魔力の干渉)、内圧的抵抗(本能的干渉、肉体的干渉)がかかり、変換効率が下がってしまう。 その為、変換効率を上げることが魔道師として鍛錬を積むということに繋がる。それでも、抵抗を0にすることは未だ誰も成功したという報告は無い。 外圧的抵抗はは使う場所で変わるため、どういった状況で自分の変換効率が上下するのかを学ぶのも魔道師の務め。 ただし、そういった効果のある装飾具をサポーター代わりや拘束具代わりに着けることで著しく上下することもある。 ・魔道について 一般的に魔道は魔力、詠唱、媒介、陣の四つで構成されているが、魔力以外のものは欠けていても発動にはあまり支障は出ない。 その代わり一つでも欠けると爆発的に威力が欠如するか、暴発して本来以上の威力が出るかのどちらか。基本的には前者。 魔道師と呼ばれるものは自身の手に陣の刻印を施している者が多い。これは魔力の増幅よりも陣を描くために地面を削る為の魔道を簡単に発動する為と言われている。 人間の魔道も魔族の魔道も概念が似通っている為、人間が魔族の魔道を使うこともその逆も珍しくはない。 ただその場合、魔道師と呼ばれるより前者は邪気師、後者は聖呪使いと呼ばれることが多いが形式上は一応魔道師である。 ・第三性質 蒼の性質にも紅の性質にもない、文字通り第三の性質を持つ魔力。本当に多種多彩な性質を持っている為、使いこなすのは困難とされている。 何かを生成する際に流し込めば鉄製だった物が銀、魔銀などに変化することもあり、錬金術師にとってはとても重宝する。 その為、混血児の魔液はとても高値で取引される。たまに紛い物も流通しているのはよくある話。 【団体】 ≪ユーグクライム帝国≫ 『概要』  オルセイスト大陸南部に存在する軍事国家。南部帝国、あるいは反魔帝国と呼称される。 18歳~22歳の間の国民の徴兵、武具製作者に奨励金、魔族の調査討伐者にも奨励金と国規模で魔族に敵対している。 広大な領土と数多の植民地、属国、同盟国を持つためほぼ単独で魔族の集団と戦うことが出来る。 その為か混血児にとっては非常に凄し難い。SLG的に言うと経済力S、軍事力S、治安A(混血児、魔物にとってG)、領土S、食料自給率D(植民地属国補正でS)とチート国家。 国民性はどの人も生真面目で意志を曲げない者が多い。若干人間味に欠ける人物もちらほら。 ・帝国正規軍 『概要』  帝国が抱える大陸最強の軍隊。歩兵から騎兵、砲兵魔道兵竜騎兵軍医その他諸々なんでもござれ。 かつては黒死蝶によって一個軍団が壊滅したことがあったが現在では何事もなかったかのように復活している。 珍しく軍部の上層部は腐敗していないが法王の独自軍の存在が眼の上の瘤。 ・征魔軍 『概要』  法王が抱える独自軍。正規軍ほど強大ではないがそれでもこの時代の大国と肩を並べる。 魔道兵の比率が多いのが特徴で詠唱と刻印の暇を与えようものなら魔道の弾幕を張られて困る。 正規軍ではない為に魔族に対する扱いが酷く、虐殺や略奪も遠征先でよく行われる。 ・夜皇の徒 『概要』  ある大貴族の下に存在する女性の奴隷のみで構成された集団。 ある時は娼婦として、またある時は主の護衛として、そしてある時は主に仇為す者を排除する暗殺者になる。 命令は絶対で、命令の達成の為なら己の命さえ厭わない人間性希薄な集まり。 かつて名を轟かせた騎士や魔術師も所属しているとの噂あり。 ≪ロイエル学国≫ 『概要』  オルセイスト大陸から西方120km~160km圏内に存在する離島に作られた国。別名学園王国。 独特の教育制度から南部帝国の者や魔国の者が留学生として訪れることもある。 別名から分かるとおり国=学校のようになっており、住まう者は必ず何らかの形で勉学に触れている。 領土自体は大した面積を持たないが優れた技術と知恵を使って作られた道具は大陸本土で高値で取引されるという。 魔族に対しても人間に対しても、挙句混血児に対しても勉学に励むならば平等に扱ってくれる。 また、島の中心部にある首都、通称学都にはほぼ全ての書物のレプリカや原本などを収められた学立図書館が存在する。 SLG的に言うと経済力B、軍事力C、治安SS、領土D、食糧自給率Sと、基本的に序盤で他国に陥落させられやすい感じもする。 ・学国軍 『概要』  学国が抱える小規模な正規軍。島国故に竜騎兵が多く所属している。 優れた技術で作られた武具で武装している為小規模ながら戦闘能力は高い。 しかし長らく平和で兵の熟練度が低い為、本格的な戦になったら厳しいかもしれない。 『隠し』  オルセイスト大陸およびその周辺諸島の国家のうち、唯一といって良いほどまともな砲台と鉄砲を有する軍。 他国家はしょっちゅう暴発するわ軌道はズレまくりだわであくまで「音」で騎兵、竜騎兵に対して牽制。当たればラッキー程度の者だが 学国軍が有する砲台はとても優秀で魔力の力を使い砲先端の角度をコンマ以下10桁単位で調整することが出来る。 その為他国とは比較ならないほどの砲になっているのだが軍の主要部隊が竜騎兵なのであまり砲兵は存在しない。宝の持ち腐れも良いところだ。 ≪エリューディシア王国≫ 『概要』  オルセイスト大陸中央部に、山脈に囲まれるような盆地に存在する魔族の王国。別名、魔国。 飛竜の養殖が行われて空輸が発展するまでは長らく閉塞的だった為、他国とは異なる文化が築かれている。 年間を通して雨が振りづらい立地と他国との貿易が行われ難いことから若干食糧不足気味が続く時もあったらしい。 しかし、苛酷な環境でも育つように独特な進化を果たした植物を生産することでどうにか食いつないでるらしい。 かつては絶対王政が布かれていたが前代の魔王の頃より若干の民主化が行われたが別に大して変わってないような気がするぜ! SLG的に言うと経済力C、軍事力SS、治安C、領土B、食料自給率Cと、攻めないとジリ貧になる国家。 ・魔国軍 『概要』  魔国が抱える中規模の正規軍。閉塞的な立地故に飛行型が優遇される。 帝国ほど兵が多くなく、学国ほど優れた武具は無いが元来優れた能力を誇る魔族の集まりの為人間国家全てを同時に相手をしてギリギリ負けるくらい。 上層部が腐敗しつつあり、兵のモチベーションや質も若干低下したものの防衛戦だけは得意のようだ。 【種族】 ・人間 『概要』  大陸全土に多く分布する二足歩行を主とする霊長類の中の一つの種族。 日中行動を主とするが、所属する生活共同体や務める役割によって夜間行動を行う者もいるが、基本的には前述の通りである。 個で過ごす者は滅多に無く、大体の者は家族と呼ばれる生活共同体、群れを形成する。 更に集まり村を形成し、村が集まり街を作り、街が集まって国を作るなどして巨大な群れに発展することも少なくは無い。 個々の性質の差が激しく、生まれた瞬間から成体になるまでの過程が死までの生活に直結することが非常に多い。 同族を尊重する一方、異端に強い反感を持つ傾向があり、異端者には集団で攻撃を加えることが日常化している。 ことに魔族と混血児に対する攻撃は激しく、特に後者は殆どの国家で権利を認められていない。 主な呼び名:人間、ニンゲン、人、陽の民……など。 ・魔族 『概要』  大陸全土に分布するがことに中央部に国家を形成するほど生息している種族。 一言に魔族といえど爬虫類の一種から派生した物や鳥類や哺乳類から派生した物まで非常に多彩。 その為、一言で魔族と言って接すると文化の相違などで酷い目に会うことが多々あるようだ。 主に夜間行動を主とするため闇の民とも呼ばれるが、別に日光が苦手と言うわけではない。 ただ進化の過程で日中よりも夜間行動に利点を見出した結果だと推測されている。 前述の人間よりも同族意識が強く、ことに家族の絆は超合金よりも硬いといわれている。 故に魔族の国家、エリューディシア王国内部でも様々な氏族が形成されており、特に勢力が強い4つを総括して四大氏族とも呼ばれている。 基本的に強者には絶対服従のため、魔王と呼ばれるその時代の魔族中最強の個体が王となり、政を行う。 主な呼び名:魔族、闇の民……など。 ・混血児 『概要』  人間と魔族の血を継ぐ者の総称。割合は関係なく、ハーフ(半分)からワンシクスティーンス(十六分の一)まで幅広い範囲で言われる。 ワンシクスティーンを超えるまでは魔族側の特徴が必ず出るがそれ以降は現れなくなるのでワンシクスティーンが一応の境界線となる。 種の特徴としては魔族のそれより更に多様性に長け、どれくらい何の血を継ぐかで大きく性質が変わってくる。 他と大きく異なる点といえばやはり魔力の質、それが第三性質と呼ばれる特異性質を持つことであろうか。 今では人間からも魔族からも迫害されているが、かつては混血児のみの国家が存在していたらしい。 主な呼び名:混血児、半獣、成り損ない……など。 ・リリトの民 『概要』  太古、超高度先史文明を築いた種族とその末裔、延いてはその血を濃く継ぐ者を指す。 かつては大陸全土に加え、その非常に優れた技術により浮遊大陸、海底都市などを造り住んでいたが滅んでしまった。 リリトの民は今日の人間と魔族のルーツに当たると学者達は仮定し、日夜研究を重ねている。 今も猶、その優れた技術は大陸に偏在する遺跡などから垣間見ることが出来る。 主な呼び名:リリト、始祖の者……など。 ・忌み子 『概要』  身体の一部が本来の物とは異なる者を指す。 普段は変化は無いが気分が高揚した場合に発現してしまう事が多い。 そのため混血児と同一視される風潮があり、忌み子も迫害に晒されている場合が多い。 主な呼び名:忌み子、紛い物……など。 【その他】 ・魔眼 第一類から第三類までの三つに分類される、特殊な能力を持った眼のことを指す。 第一類魔眼は直接相手に作用、第二類魔眼は自己体質変化、第三類魔眼は視覚情報を上位互換。 各々に特殊階級と呼ばれる特別効力が強い魔眼がある。
【世界観】 人間と魔族が互いを退けあい、互いを認め合いながら発展してきたオルセイスト大陸での物語。 曰く日中は人間が、夜間は魔族の勢力が盛んになると言われている。 ・国家 大陸南部に南部帝国と言われるユーグクライム帝国。そしてその周辺から北部、南西部にかけて植民地、属国、同盟国が連なる。 北西を含める北部から南西部の間は魔族と友好的態度を取る連合国家が存在している。 大陸中央部、山脈で人間の国家を隔てるようにした部分に魔族の国家、通称魔国が存在している。 ・種族 前述の通り人間と魔族や魔物、そしてそれらの混血児が存在する。 魔族と魔物は細かく考えれば異なる種族だが人間側にしてみれば別にどっちも同じだろと言うわけで双方とも殲滅対象にしている。 ・宗教 多彩に分岐しているが元を辿れば恐らく殆どの宗教がユーグクライム帝国に本拠を置く中央教会から派生した物と言われる。 その為中央教会の勢力が膨大に膨れ上がり、独自軍を所有したり政府に干渉するまでの規模になっている。 一方魔族は宗教らしい宗教は存在しない。しいて言えば魔王信仰だったり先祖の信仰程度に収まっている。 ・魔力について 魔力には蒼の性質(創造、秩序、安定)と紅の性質(破壊、混沌、変化)の二大性質が存在する。 一般的には人間は蒼の性質が強く、魔族は紅の性質が強い。その為、人間は一般的に破壊系統の魔道は不得意とされている。 混血児の場合は双方が入り混じって新たな性質を持つことがある為、混血児の魔力は第三性質として錬金術師の間で重宝される。 ただし全てが全てそうではなく、人間なのに紅の性質が強い者も魔族なのに蒼の性質が強い者も混血児なのに第三性質を持たない者もいる。 魔力を具現化した際は蒼の性質が強ければ蒼色、紅の性質が強ければ紅色の液体となる。これを魔液という。 この液体、つまり具現化したものを失うと根本の魔力が薄れてしまい搾り取られると魔力の枯渇、つまり魔道の使用の封印となる。 その為魔力に不純物が混じり込むなどの不慮の事故が起こらない限り滅多に具現化されることは無い。 しかし、魔力を強制的に具現化する魔道も存在する。だが、あまりにも後述の陣が難しい為実戦ではまず使われず、主に奴隷相手に使われることが多い。 最大の魔力の量は生まれつきの素質で決まるが、魔道への変換効率を上げることで無駄を減らせば魔力が少ない者でも上級魔道を使うことも出来る。 ・変換効率について 電気と同じ様に魔力が魔道に変換されるまでに外圧的抵抗(自然干渉、相手の魔力の干渉)、内圧的抵抗(本能的干渉、肉体的干渉)がかかり、変換効率が下がってしまう。 その為、変換効率を上げることが魔道師として鍛錬を積むということに繋がる。それでも、抵抗を0にすることは未だ誰も成功したという報告は無い。 外圧的抵抗はは使う場所で変わるため、どういった状況で自分の変換効率が上下するのかを学ぶのも魔道師の務め。 ただし、そういった効果のある装飾具をサポーター代わりや拘束具代わりに着けることで著しく上下することもある。 ・魔道について 一般的に魔道は魔力、詠唱、媒介、陣の四つで構成されているが、魔力以外のものは欠けていても発動にはあまり支障は出ない。 その代わり一つでも欠けると爆発的に威力が欠如するか、暴発して本来以上の威力が出るかのどちらか。基本的には前者。 魔道師と呼ばれるものは自身の手に陣の刻印を施している者が多い。これは魔力の増幅よりも陣を描くために地面を削る為の魔道を簡単に発動する為と言われている。 人間の魔道も魔族の魔道も概念が似通っている為、人間が魔族の魔道を使うこともその逆も珍しくはない。 ただその場合、魔道師と呼ばれるより前者は邪気師、後者は聖呪使いと呼ばれることが多いが形式上は一応魔道師である。 ・第三性質 蒼の性質にも紅の性質にもない、文字通り第三の性質を持つ魔力。本当に多種多彩な性質を持っている為、使いこなすのは困難とされている。 何かを生成する際に流し込めば鉄製だった物が銀、魔銀などに変化することもあり、錬金術師にとってはとても重宝する。 その為、混血児の魔液はとても高値で取引される。たまに紛い物も流通しているのはよくある話。 【団体】 ≪ユーグクライム帝国≫ 『概要』  オルセイスト大陸南部に存在する軍事国家。南部帝国、あるいは反魔帝国と呼称される。 18歳~22歳の間の国民の徴兵、武具製作者に奨励金、魔族の調査討伐者にも奨励金と国規模で魔族に敵対している。 広大な領土と数多の植民地、属国、同盟国を持つためほぼ単独で魔族の集団と戦うことが出来る。 その為か混血児にとっては非常に凄し難い。SLG的に言うと経済力S、軍事力S、治安A(混血児、魔物にとってG)、領土S、食料自給率D(植民地属国補正でS)とチート国家。 国民性はどの人も生真面目で意志を曲げない者が多い。若干人間味に欠ける人物もちらほら。 ・帝国正規軍 『概要』  帝国が抱える大陸最強の軍隊。歩兵から騎兵、砲兵魔道兵竜騎兵軍医その他諸々なんでもござれ。 かつては黒死蝶によって一個軍団が壊滅したことがあったが現在では何事もなかったかのように復活している。 珍しく軍部の上層部は腐敗していないが法王の独自軍の存在が眼の上の瘤。 ・征魔軍 『概要』  法王が抱える独自軍。正規軍ほど強大ではないがそれでもこの時代の大国と肩を並べる。 魔道兵の比率が多いのが特徴で詠唱と刻印の暇を与えようものなら魔道の弾幕を張られて困る。 正規軍ではない為に魔族に対する扱いが酷く、虐殺や略奪も遠征先でよく行われる。 ・夜皇の徒 『概要』  ある大貴族の下に存在する女性の奴隷のみで構成された集団。 ある時は娼婦として、またある時は主の護衛として、そしてある時は主に仇為す者を排除する暗殺者になる。 命令は絶対で、命令の達成の為なら己の命さえ厭わない人間性希薄な集まり。 かつて名を轟かせた騎士や魔術師も所属しているとの噂あり。 ≪ロイエル学国≫ 『概要』  オルセイスト大陸から西方120km~160km圏内に存在する離島に作られた国。別名学園王国。 独特の教育制度から南部帝国の者や魔国の者が留学生として訪れることもある。 別名から分かるとおり国=学校のようになっており、住まう者は必ず何らかの形で勉学に触れている。 領土自体は大した面積を持たないが優れた技術と知恵を使って作られた道具は大陸本土で高値で取引されるという。 魔族に対しても人間に対しても、挙句混血児に対しても勉学に励むならば平等に扱ってくれる。 また、島の中心部にある首都、通称学都にはほぼ全ての書物のレプリカや原本などを収められた学立図書館が存在する。 SLG的に言うと経済力B、軍事力C、治安SS、領土D、食糧自給率Sと、基本的に序盤で他国に陥落させられやすい感じもする。 ・学国軍 『概要』  学国が抱える小規模な正規軍。島国故に竜騎兵が多く所属している。 優れた技術で作られた武具で武装している為小規模ながら戦闘能力は高い。 しかし長らく平和で兵の熟練度が低い為、本格的な戦になったら厳しいかもしれない。 ・魔国軍 『概要』  魔国が抱える中規模の正規軍。閉塞的な立地故に飛行型が優遇される。 帝国ほど兵が多くなく、学国ほど優れた武具は無いが元来優れた能力を誇る魔族の集まりの為人間国家全てを同時に相手をしてギリギリ負けるくらい。 上層部が腐敗しつつあり、兵のモチベーションや質も若干低下したものの防衛戦だけは得意のようだ。 【種族】 ・人間 『概要』  大陸全土に多く分布する二足歩行を主とする霊長類の中の一つの種族。 日中行動を主とするが、所属する生活共同体や務める役割によって夜間行動を行う者もいるが、基本的には前述の通りである。 個で過ごす者は滅多に無く、大体の者は家族と呼ばれる生活共同体、群れを形成する。 更に集まり村を形成し、村が集まり街を作り、街が集まって国を作るなどして巨大な群れに発展することも少なくは無い。 個々の性質の差が激しく、生まれた瞬間から成体になるまでの過程が死までの生活に直結することが非常に多い。 同族を尊重する一方、異端に強い反感を持つ傾向があり、異端者には集団で攻撃を加えることが日常化している。 ことに魔族と混血児に対する攻撃は激しく、特に後者は殆どの国家で権利を認められていない。 主な呼び名:人間、ニンゲン、人、陽の民……など。 ・魔族 『概要』  大陸全土に分布するがことに中央部に国家を形成するほど生息している種族。 一言に魔族といえど爬虫類の一種から派生した物や鳥類や哺乳類から派生した物まで非常に多彩。 その為、一言で魔族と言って接すると文化の相違などで酷い目に会うことが多々あるようだ。 主に夜間行動を主とするため闇の民とも呼ばれるが、別に日光が苦手と言うわけではない。 ただ進化の過程で日中よりも夜間行動に利点を見出した結果だと推測されている。 前述の人間よりも同族意識が強く、ことに家族の絆は超合金よりも硬いといわれている。 故に魔族の国家、エリューディシア王国内部でも様々な氏族が形成されており、特に勢力が強い4つを総括して四大氏族とも呼ばれている。 基本的に強者には絶対服従のため、魔王と呼ばれるその時代の魔族中最強の個体が王となり、政を行う。 主な呼び名:魔族、闇の民……など。 ・混血児 『概要』  人間と魔族の血を継ぐ者の総称。割合は関係なく、ハーフ(半分)からワンシクスティーンス(十六分の一)まで幅広い範囲で言われる。 ワンシクスティーンを超えるまでは魔族側の特徴が必ず出るがそれ以降は現れなくなるのでワンシクスティーンが一応の境界線となる。 種の特徴としては魔族のそれより更に多様性に長け、どれくらい何の血を継ぐかで大きく性質が変わってくる。 他と大きく異なる点といえばやはり魔力の質、それが第三性質と呼ばれる特異性質を持つことであろうか。 今では人間からも魔族からも迫害されているが、かつては混血児のみの国家が存在していたらしい。 主な呼び名:混血児、半獣、成り損ない……など。 ・リリトの民 『概要』  太古、超高度先史文明を築いた種族とその末裔、延いてはその血を濃く継ぐ者を指す。 かつては大陸全土に加え、その非常に優れた技術により浮遊大陸、海底都市などを造り住んでいたが滅んでしまった。 リリトの民は今日の人間と魔族のルーツに当たると学者達は仮定し、日夜研究を重ねている。 今も猶、その優れた技術は大陸に偏在する遺跡などから垣間見ることが出来る。 主な呼び名:リリト、始祖の者……など。 ・忌み子 『概要』  身体の一部が本来の物とは異なる者を指す。 普段は変化は無いが気分が高揚した場合に発現してしまう事が多い。 そのため混血児と同一視される風潮があり、忌み子も迫害に晒されている場合が多い。 主な呼び名:忌み子、紛い物……など。 【その他】 ・魔眼 第一類から第三類までの三つに分類される、特殊な能力を持った眼のことを指す。 第一類魔眼は直接相手に作用、第二類魔眼は自己体質変化、第三類魔眼は視覚情報を上位互換。 各々に特殊階級と呼ばれる特別効力が強い魔眼がある。

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