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<h1>震える岩</h1> <p> <strong>「震える岩」</strong>(正式には 震える岩 霊験お初捕物控)は、<strong>宮部みゆき</strong>の書いた捕物帳。<br /> 1993年9月に新人物往来社より発売されたものを文庫化して、1997年9月に講談社文庫から発売された。価格は定価695円+税。</p> <table border="2"><tr><th>目次</th> </tr><tr align="left"><td><a href="#ara">1.あらすじ</a><br /><a href="#tou">2.登場人物</a><br /><a href="#mimi">3.耳袋について</a><br /><a href="#kai">4.解説</a></td> </tr></table><h2><a name="ara">あらすじ</a></h2> <p> ふつうの人間にはない不思議な力を持つ「姉妹屋」のお初。南町奉行の根岸肥前守に命じられた優男の古沢右京之介と、深川で騒ぎとなった「死人憑き」を調べ始める。謎を追うお初たちの前に百年前に起きた赤穂浪士討ち入りが・・・。</p> <h2><a name="tou">登場人物</a></h2> <ul><li><strong>お初</strong><br /> 主人公。16歳。人には見えないものが見えたり聞こえたりする能力を持つ。少し気の強いところがある。</li> <li><strong>古沢右京之介</strong><br /> 吟味方与力を勤める父親を持つメガネをかけた17歳の青年。根岸肥前守鎮衛の命により、お初と共に死人憑きの事件を調べる。</li> <li><strong>根岸肥前守鎮衛</strong><br /> 巷に流れる不思議な話、言い伝えに興味を持っていて、「耳袋」に書き溜めている。お初の不思議な力を知り、公にならない働きをしてもらうために親しくしている優しい老人。</li> <li><strong>六蔵</strong><br /> お初の兄。岡引をしていて、お初の不思議な力を信じている1人。</li> <li><strong>およし</strong><br /> 六蔵の妻でお初の義姉。一膳飯屋を営んでいて、お初と共に働いている。</li> <li><strong>吉次</strong><br /> ろうそくの流れ買いを生業にしている大人しい男。一度この世を去ったものの、息を吹き返した。</li> </ul><h2><a name="mimi">耳袋について</a></h2> <p>本書には根岸肥前守鎮衛と耳袋が登場する。<br /> 根岸鎮衛は江戸時代に実在した人物で、異例の出世を遂げた人物であり、彼が面白いと思った奇談や人のために成るべき事を書き留めたのが「耳袋」である。<br /> 耳袋は各巻百条、すべてで十巻あり、雑談集であるため信憑性の点では問題があるが、世間話の大集録としてその価値は高く評価されている。</p> <h2><a name="kai">解説</a></h2> <p> 死人憑きの話から始まり、油樽から発見された少女の遺体、鳴動する石、赤穂浪士の悲しい話などが絡まった捕物帳。宮部みゆきの作品らしく、巧みな文章で飽きさせない作品である。<br /> また、耳袋や赤穂浪士など実在のものと”超能力”という不確かなものを織り交ぜたことで、やすっぽさが消え新しい捕物帳の世界を開いた作品だと言えるであろう。</p> <hr /><br /><p>ページ作者:A</p>
<h1>震える岩</h1> <p> <strong>「震える岩」</strong>(正式には 震える岩 霊験お初捕物控)は、<strong>宮部みゆき</strong>の書いた捕物帳。<br /> 1993年9月に新人物往来社より発売されたものを文庫化して、1997年9月に講談社文庫から発売された。価格は定価695円+税。</p> <table border="2"><tr><th>目次</th> </tr><tr align="left"><td><a href="#ara">1.あらすじ</a><br /><a href="#tou">2.登場人物</a><br /><a href="#mimi">3.耳袋について</a><br /><a href="#kai">4.解説</a></td> </tr></table><h2><a name="ara">あらすじ</a></h2> <p> ふつうの人間にはない不思議な力を持つ「姉妹屋」のお初。南町奉行の根岸肥前守に命じられた優男の古沢右京之介と、深川で騒ぎとなった「死人憑き」を調べ始める。謎を追うお初たちの前に百年前に起きた赤穂浪士討ち入りが・・・。</p> <h2><a name="tou">登場人物</a></h2> <ul><li><strong>お初</strong><br /> 主人公。16歳。人には見えないものが見えたり聞こえたりする能力を持つ。少し気の強いところがある。</li> <li><strong>古沢右京之介</strong><br /> 吟味方与力を勤める父親を持つメガネをかけた17歳の青年。根岸肥前守鎮衛の命により、お初と共に死人憑きの事件を調べる。</li> <li><strong>根岸肥前守鎮衛</strong><br /> 巷に流れる不思議な話、言い伝えに興味を持っていて、「耳袋」に書き溜めている。お初の不思議な力を知り、公にならない働きをしてもらうために親しくしている優しい老人。</li> <li><strong>六蔵</strong><br /> お初の兄。岡引をしていて、お初の不思議な力を信じている1人。</li> <li><strong>およし</strong><br /> 六蔵の妻でお初の義姉。一膳飯屋を営んでいて、お初と共に働いている。</li> <li><strong>吉次</strong><br /> ろうそくの流れ買いを生業にしている大人しい男。一度この世を去ったものの、息を吹き返した。</li> </ul><h2><a name="mimi">耳袋について</a></h2> <p>本書には根岸肥前守鎮衛と耳袋が登場する。<br /> 根岸鎮衛は江戸時代に実在した人物で、異例の出世を遂げた人物であり、彼が面白いと思った奇談や人のために成るべき事を書き留めたのが「耳袋」である。<br /> 耳袋は各巻百条、すべてで十巻あり、雑談集であるため信憑性の点では問題があるが、世間話の大集録としてその価値は高く評価されている。</p> <h2><a name="kai">解説</a></h2> <p> 死人憑きの話から始まり、油樽から発見された少女の遺体、鳴動する石、赤穂浪士の悲しい話などが絡まった捕物帳。宮部みゆきの作品らしく、巧みな文章で飽きさせない作品である。<br /> また、耳袋や赤穂浪士など実在のものと”超能力”という不確かなものを織り交ぜたことで、やすっぽさが消え新しい捕物帳の世界を開いた作品だと言えるであろう。</p> <hr /><br /><p>By:A</p>

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