ストーリー3

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saraswati

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無から生まれ行くのならば、私の大地は何処へと続いているのだろう……。
放浪の旅、幾つも見続けた滴りは、儚さを持って悠遠を悟る。

ふと見えた妖艶である甘美な果実は、樹から生まれ大地へと落ちる。
そう、全ては万有引力。
雄大である物ではなく、私の想像を凌駕する程の、圧倒的なグラビティ……。
膨大な音を発して空を描く、通り過ぎる情景は大地だけでは無いのだと知る。

ならば、今居るこの場所こそが、唯一見える透明の闇との対極。

妄想より生まれし物語を記憶する場所……
甘美な暗黒に飲み込まれないようにな……ククク……。

暗黒不死鳥:DF ◆DFWwFnJdGw

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無限に広がる白紙

第八の使徒:下民 ◆yGAhoNiShI

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語り出し

とても安らかな眠りがひとつ そこにありました。

森の中からにょっきり伸びた 大きな柱が見えますね。もっと詳しく言いますと 六角形の石柱が たくさんたくさん積み上げられて ちょっとゆがんだ柱です。
そんな 魚の背骨のようにも見える大きな柱が 五本立っておりました。
大きな大きな柱です。天から生えているのか 地から伸びているのか 一体どっちかわかりません。
雲の中からすーっと伸びて そのまま森へと下りています。
柱に沿って視線を下ろすと 木々で示された…  いえむしろ 森で描かれた といった具合の 魔法陣がありました。
かすかな光を放っています その方円の真ん中に 小さな社がありまして 少女が眠っているのでした。

今は静かな寝息です。大きく手足を投げ出して それでも小さな女の子は これまた小さな彼女の胸を 上げたり下げたりしているのでした。
彼女の周りには乱雑に 無骨な黒い鉄球が 何個か転がっておりまして 細い手足につけられた 手かせ足かせ首かせに 鎖でつながっておりました。
それは不思議な情景でした。
注意して見るまでもなく 彼女の四肢のあちこちは 怪我で汚れておりました。
ぼろをまとって薄汚れ 瞼の下でほんの少し 瞳をふるわせる小さなこの子が 身体の傷もそのままに 鎖でつながれているのです。
いったい彼女は何をしたというのでしょうか。

それは暴力の顕現でした。
殺戮 破壊 生の略奪 多くの世界で暴れまわり 多くの憎しみを生みました。
不幸にも彼女は強かったので――そう造られておりましたので したい放題やりたい放題 気の向くままに楽しみました。
誰もとめることはできなかったのですね。
結局最後に疲れ果て この地で眠りに就くまでに 彼女は自分のしたことを よくわかってはいませんでした。

彼女の眠る神殿の 五本の柱に輝ける 五つの宝石がありまして これが彼女の安眠を 妨げぬよう施された 封呪の結界石なのでした。
紫色の光を放つ その宝石のいちいちに 次なる言葉が切々と 何か思いを託するように 刻み込まれておりました。

神界よりもたらされし 大いなる災厄ズム・ダアダ 汝 決して再び目覚めぬことを望む

そう 災厄… 彼女は災厄だったのです。
彼女の名前は ズム・ダアダ。
彼女はこの地 ブライヅヘルドで 今日もすやすや眠っています。

Ⅰ ブライヅヘルド日常 かくありき


一群れ 二群れ 雲が青空を這っております。
お日様の光は嬉しげに 森の梢にまつわる霧と 薄い瑠璃色に溶け合って 
あるいは空を切り取るように 雲をいただく山々の 白と銀との輝きを ずっと昔から今日もまた 照らしているのでありました。
本日 雨も風もなし。冥界には珍しく すがすがしい 晴れ空模様のようですね。

ここは冥界 悪魔の世界。最上部 一番上から段々と 階段みたいに落ち込んで 底はどこまで深いやら 知ってるものはおりません。
さて その冥界のあるところ 小さな村と山と川 ブライヅヘルドと人は呼ぶ のどかなのどかな片田舎に 大きな屋敷がありました。
そのお屋敷のご主人は 親から領地を受け継いで ブライヅヘルドを治めます その名をシュールといいました。 
シュール・レアル・ブライヅヘルド。
代々世襲の爵位は子爵 大学出 活動的な若様で 領地を離れて幾年月 都市で官庁にお勤めし 土木省にてあくせくと 働いていたのでありました。
領地にいない領主さま。シュール・レアルはいつからか ブライヅヘルドで忘れられ 農民たちも彼の名を 口にはしなくなりました。
たまあに誰かがふと思い出し 話の種にするくらい。
「そういや ここの領主さま 今頃どこで何しとるんかな」
「知ぃらねえ どっかで生きてはいなさるだろう。死んだら帰ってくるんでないの」

ところが最近 このあいだ ご領主シュール・レアル様 なにやら浮かない顔つきで ふらりと屋敷に現れて 
「領主がただいま帰りました」と あっちこっちに立て札たてて 帰還を知らせたのでした。
ブライヅヘルドの人たちは びっくりするやらどうしていいやら 「ともかく殿さまお帰りなさい」と シュールの帰りを祝ったのでした。


太陽は朝から昼へとその日差しを変えようとしていた。窓から差し込んでくる快い光を受けながら、シュール・レアルはソファに座り本のページをめくっていた。
壁の三面を書棚が占め、暖炉の上にはほとんど黒に近い紫色の額縁におさめた肖像画が飾られて、その老人の陰鬱な顔の下には「初代ブライヅヘルド」とぎこちない筆跡の署名があった。中央に足の短い大テーブルが配されていて、上にはごたごたと書物や紙束が山脈のように連なっており、広く開放的な窓の左右には羅紗とレースのカーテンがゆるやかにまとめられ、非常に厚くやわらかな絨毯に入り損ねた寄せ木の床が外からの光を鈍く反射している。部屋の中の全体的な印象はひどく雑然としたものであり、もう少し狭かったらきっと息苦しくてたまらなかったであろう。
セオカードルカは書棚に並ぶみごとな装丁の本の背表紙をなんとなく眺め、手に持った水差しににじむ水滴を拭いながら立っていた。
ここはシュールの書斎なのであった。もっとも物書き用の机もなく、織物のかかったふかふかのソファは読書よりも昼寝に適しているように見えることもあって、セオカードルカはずっと客間かなにかと思っていたのである。
「旦那様はいったいなにを読んでらっしゃるんです?」
「おや……私が読んでいる本なんかに興味があるのかい」
主人はちょっと目を上げると、口元をゆるめてそう言った。一方のセオカードルカは、全く無関心そうに肩を反らした。
「聞いてみただけなんですよ。かける言葉がなかったもので」
事実彼の関心は主人の手の中よりも、テーブルのどこに水差しを置こうかということに注がれていた。ただなんとなく、呼びかけてみたくなっただけだったのである。
「気が利くね、きみは」
シュール・レアルもなに思うことなく言葉を返した。
――しかしこれは皮肉だろうか。セオカードルカは彼の主人と話していると、しばしばそう思うことがあった。今もすでに目を書物に移し黙然としている彼を前に、なにかそういう思いが湧いてきていたのである。
とはいえ、いつもすぐに思い直すことにしていた。そういう思いに駆られたときに、彼の主人の態度をいくらじっくり眺めても、ある種皮肉屋に特有の「自分の言葉に満足した様子」を見出せなかったからである。結局、学校にも行ったことのない自分がインテリに感じる劣等感のようなものなのだろう、と一人で納得するのであった。
もっとしっかり字が読めたら面白いのだろうか、セオカードルカには疑問であった。
積み重なった本の一列をそっとずらして水差しを置くと、彼にはよくわからない綴りが無数にのたうつテーブルの有様をみて、うんざりしたように息をもらした。
「お片づけ…をいたしましょうか?」
「いや、結構。悪いからね」
「左様で…」
ここ数日の間でもう何度か交わされたやりとりである。セオカードルカに言わせれば、自分はシュールの小使いなのだし、遠慮されるのは妙な気分であった。もちろん「悪いからね」というのは言い訳のようなもので、触らんでよろしいという婉曲表現であったのだが、彼はそういう都会的な物腰にどうも慣れないのだった。
窓の外、遥か向こうには青々しい空と森が大きな広がりを見せており、すぐ手前には半ばセオカードルカの趣味として整備された小庭園の花壇や若木林が涼しい風に揺れ、なにやらささやいているようであった。
――それにしてもいい天気だなぁ……。手持ち無沙汰のセオカードルカはぼんやりと物思っていた。眩しいくらいの日差しを背に受けて、主人は暑くはないのだろうか、とか、ああ、あのネクタイは随分以前にもつけていたやつだ、とか、そういえば今日の夕食はなににしようかな、などといったような他愛ないことを色々と。
結局それにも飽きだして、読めもしない書棚の本とにらめっこを始めてしばらくすると、玄関のベルが鳴ったのである。
チリリン、チリリン、という、訪いを告げるベルである。
セオカードルカはぼうっとしてそれを聞いていた。シュール・レアルは音をたてて本を閉じ、テーブルの隅にそっと置くと、寝ぼけたような顔をしている従者に向かって言った。
「セオ君、お客様がいらしたよ。お通しして」
「あっ、はい」
セオカードルカはのっそり動き出し、部屋から出て行った。

名無しの語り部:奈々氏 ◆WYNs.lEj0E

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無限に広がる白紙


2GXOQwpB0 ◆6iDLRyZ1YM

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ストーリー原案その1
 (誤字・脱字も原文ママ)

――――戦後、急速に文明は発達していった。
特に、機械たちは目覚しいほどの――おおよそ、神より知恵の実を奪った始祖たちは勿論、その神でさえ予想できなかった程の―進化をとげた。
人は、その機械たちに対し、自らが望む物を期待していた――。

人が"“電脳”を創造している傾――。
ある学園で入学式がとり行われた。割と田舎だが、巨大な寮のあるこの学園に、今年も多くの新入生がやってきた。
そして半月が経ち、新入生たちが、上級生の手を借りて取り行う、発表会の準備を進めている傾――。
校長室に手紙が届いた。

 貴学園の関係者を、生徒も含め不定期に一人ずつ周囲に気付かれないように殺す。
 私を探そうとする動きをした時点でアナタとアナタの家族を殺し、貴学園の秘密を全世界に公表する。

 電脳の使者

発表会当日、一人の寮生が行方不明になった。しかし、学校は「家に帰した」と説明した。
次の日、オレたちのクラスに転校生がやってきた―。他のクラスにも何人か来たようだが―。
「何か…ヤな予感がする」
隣の席のソイツが言った。
「ナニ言ってんだお前」
本当はオレも嫌な予感がした。


ストーリー原案その2
1と2のつながりは薄いが世界観は似ているらしい
まず「頃」と「傾」を間違って覚えているのは共通している。

(誤字・脱字も原文ママ)

事の起こりは二週間前…
ある女子生徒が事故死をした。
不自然な死に方…警察はこれを大きく取り上げず、 (←このあたりに×マーク、「行方不明」「捜索中」と書かれている)
1週間の休校の後、授業は再開した。

それからというもの、たった1週間の間に不思議な事件が続出。
不良の集団引きこもり、ドッペルゲンガー、備品の破壊、持ち物(下着)の盗難、
無差別での見えない何かからの傷害…etc よくあることもあるが、
犯人や原因が出てこないのが不思議であったし、学校側の働きが薄いこともそうだった。

「メンドーなことにならなきゃいいけど…」

初めはそういっていた俺は、今、叩こうとしているドアの看板を見て溜め息が出た。

『霊能研究探偵部(ヒーロー部!!)』

メンドーなことになった。諸々の理由で、『イル』と呼ばれるものを探すことになってしまった。
しかし、オレの平和が脅かされるのは困るので、仕方なく手伝うことにした。
『イル』によって“チカラ”を発現してしまった者たちを保護 又は“チカラ”を失わせながら、
『イル』を探すオレ今日比の傾であった……。

最終話 希望を胸に すべてを終わらせる時…! C・Y・C第1巻は、発売未定です。 夢野カケラ
丘我竜樹「チクショオオオオ!くらえ田野星サンタロー!新必殺音速リアルパッセージ!」
田野星サンタロー「さあ来い竜樹イイ!オレは実は一回殴られただけで死ぬぞオオ!」
(ガン)
田野星サンタロー「グアアアア!こ このザ・地味と呼ばれる四天王のサンタローが…こんな放送部員に…バ…バカなアアアアアア」
(ドドドドド)
田野星サンタロー「グアアアア」
氷室レイジ「田野星サンタローがやられたようだな…」
綾小路エリカ「フフフ…奴は四天王の中でも最弱…」
雲居リョウコ「放送部ごときに負けるとは生徒会の面汚しよ…」
丘我竜樹「くらええええ!」
(ズサ)
3人「グアアアアアアア」
丘我竜樹「やった…ついに四天王を倒したぞ…これでハヤトのいる生徒会室の扉が開かれる!!」
雲居ハヤト「よく来たな放送マスター竜樹…待っていたぞ…」
(ギイイイイイイ)
丘我竜樹「こ…ここが生徒会室だったのか…! 感じる…ハヤトのチカラを…」
雲居ハヤト「竜樹よ…戦う前に一つ言っておくことがある お前は私を倒すのに『新たなるチカラ』が必要だと思っているようだが…別になくても倒せる」
丘我竜樹「な 何だって!?」
雲居ハヤト「そしてヒーロー部の面々はご両親が心配するので最寄りの駅へ解放しておいた あとは私を倒すだけだなクックック…」
(ゴゴゴゴ)
丘我竜樹「フ…上等だ…オレも一つ言っておくことがある このオレに生き別れた姉がいるような気がしていたが別にそんなことはなかったぜ!」
雲居ハヤト「そうか」
丘我竜樹「ウオオオいくぞオオオ!」
雲居ハヤト「さあ来い竜樹!」
丘我竜樹の勇気が学園を救うと信じて…! ご愛読ありがとうございました!

ΑΜΦΙΒΟΛΟΙ ◆3hwrcDgw8A

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サクラガワ ◆I4R7vnLM4w

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  • 話に題名をつけると見やすくていいかもしれません -- 名無しさん (2008-11-08 02:11:34)
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